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アルフリードゲームス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
株式会社アルフリードゲームス
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
160-0023
東京都新宿区西新宿6-15-1[1]
本店所在地 101-0065
東京都千代田区西神田3-5-3[1]
設立 2017年3月23日[1]
業種 情報・通信業
法人番号 1010001182389
事業内容 ゲームソフトの開発、ネットワークゲームの開発
代表者 破産管財人 大野渉[1]
資本金 2500万円[1]
関係する人物 奥津泰彦(前代表取締役社長)[1]
特記事項:2019年5月8日破産手続開始決定。2019年11月26日法人格消滅。
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株式会社アルフリードゲームスは、かつてオンラインゲームの開発を手掛けていた日本の企業。

概要

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2017年3月に設立。2019年3月に自社配信第1作となるスマートフォンゲームの配信を開始する予定であった[1][2]

しかし、開発が一向に進展せず、それ故に十分な収入が得られなくなったことから、最終的に商品化に漕ぎつけることが不可能となった[1]。アルフリードゲームスは、2019年2月に急激に資金繰りが悪化し、他社とのアライアンスや株式譲渡など再建策を模索していたが[1][2]、同年2月26日付で全従業員を解雇した[3]

解雇された複数の社員が、解雇当日にTwitterにて「きょうで解雇された」「勤めていたゲーム会社がほぼ倒産」「社員のほとんどを即時解雇」「給与未払い」「本日、勤めていたゲーム会社の全社員給与未払いのまま即日解雇になりました」「会社がほぼ倒産して今日で即日解雇」などとツイートしたことから、ネット上では注目されることになったが、社員によるツイートや東京商工リサーチでは社名は伏せられていたものの、ネット上ではアルフリードゲームスではないかという指摘があったという[3][2][4]。関係筋によれば、口頭で解雇を通告したという[3]

2019年2月27日になってゲーム関連企業などから東京商工リサーチへ、アルフリードゲームスに関する問い合わせが多数寄せられていた[3]。奥津泰彦社長は東京商工リサーチの取材に対して「清算や法的手続きはとっておらず、ゲーム事業や株式の譲渡を企業と交渉中」「従業員の雇用も含め、事業の譲渡を他社と交渉している」などとコメントしていた[3]

事業譲渡の交渉も頓挫したことから、タイトルを1本もリリースできずに事業継続を断念。アルフリードゲームスは2019年5月8日に東京地方裁判所から破産手続開始決定を受けたと同時に、「きょうで解雇された」などとツイートした社員が勤務していた企業がアルフリードゲームスであることが東京商工リサーチや帝国データバンクによって明らかとなった[1][2][4]。負債総額は約3億3600万円。

アルフリードゲームスは2019年11月26日に法人格が消滅した[5]

脚注

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