アルトゥール・ナポレアン・ドス・サントス
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アルトゥール・ナポレアン・ドス・サントス Arthur Napoleão dos Santos | |
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ワルシャワにて 1860年頃 | |
基本情報 | |
生誕 |
1843年3月6日 ポルトガル王国 ポルト |
死没 |
1925年3月12日(82歳没) ブラジル リオデジャネイロ |
ジャンル | クラシック |
職業 | 作曲家、ピアニスト |
アルトゥール・ナポレアン・ドス・サントス(Arthur Napoleão dos Santos 1843年3月6日 - 1925年3月12日)は、ポルトガルの作曲家、ピアニスト、楽器商、音楽出版者。
生涯
[編集]ポルトガルのポルトに生まれた。7歳で最初のピアノ演奏会を開いた彼は、8歳になるとポルトガル国王フェルナンド2世の後ろ盾を得て、初の国外演奏旅行でロンドン(ポルトガル大使館で演奏)とパリなどの都市を訪れた。これ以降、彼はヨーロッパ全土とアメリカを巡り、時にはアンリ・ヴュータンやヘンリク・ヴィエニャフスキとも共演した。15歳でニューヨーク公演を行った際には、批評家のリチャード・ストーズ・ウィリスが「ヨーロッパを虜にした子どもが、どんなものか見てみたいという興味に駆られて」訪れている。感銘を受けたウィリスは彼に付いて次のように記した。「桁外れの演奏家である(中略)タッチは優しさに満ちて優雅、ほとんどミスがなく正確、力強さは立派というに余りあるもので、音楽観のまとめ方は全くもって愉快であった[1]。」
1866年にブラジルへと移り、リオデジャネイロに居を構えた。彼はここで楽器の販売店と楽譜販売業を立ち上げている。また、ピアノの指導を行ってシキーニャ・ゴンザーガらを育てた他、ほぼピアノ曲だけに絞って作曲も行った。彼は82歳でリオデジャネイロに没した。
主要作品
[編集]管弦楽曲
[編集]- 管弦楽とバンドのための『Camões』
- ピアノと管弦楽のための『L’Africaine』
- 『Acre state anthem』
- エスピリトサント州の州歌
ピアノ曲
[編集]- A Brasileira
- A Caprichosa
- Elvira
- A Fluminense
- Uma primeira impressão do Brasil
- Soirée de Rio
- Soirées intimes
- Teus olhos
脚注
[編集]- ^ Lawrence, Vera Brodsky. Strong on Music: The New York Music Scene in the Days of George Templeton Strong. The University of Chicago Press, 1999. vol. III, p. 214. ISBN 0-226-47015-6