コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

アルチオマイシン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


アルチオマイシン
識別情報
CAS登録番号 12656-40-5
PubChem 5464477
ChemSpider 4576669
特性
化学式 C16H17N5O6S2
モル質量 439.47 g mol−1
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

アルチオマイシン(英:Althiomycin)又はマタマイシン(英:matamycin)はチアゾール系抗生物質で、グラム陽性菌およびグラム陰性菌に効果がある。matamycinの名前は「Mata Hari」[1]と接尾辞-mycinに由来する。

アルチオマイシンはStreptomyces matensisから分離され、1959年にMargalithらによって初めて報告された[2]。タンパク質合成阻害薬として作用し、その作用部位は細菌のリボソーム50Sサブユニットである[2]

脚注

[編集]
  1. ^ “That's show business”. BMJ (Clinical Research Ed.) 319 (7215): 972. (October 1999). doi:10.1136/bmj.319.7215.972. PMC 1116803. PMID 10514162. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC1116803/. 
  2. ^ a b “Althiomycin”. Mechanism of Action of Antimicrobial and Antitumor Agents. Antibiotics. Berlin Heidelberg: Springer-Verlag. (1975). pp. 323–6. doi:10.1007/978-3-642-46304-4_21. ISBN 978-3-642-46304-4