アルゼンチンの映画
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アルゼンチンの映画(アルゼンチンのえいが)は、アルゼンチンで製作された映画や、アルゼンチンの資本によって製作された映画である。映画監督はレオポルド・トーレ・ニルソン、フェルナンド・E・ソラナスといった人物を輩出し、『天使の家』(1957年)、『オフィシャル・ストーリー』(1985年)や『瞳の奥の秘密』(2009年)が国際的な映画賞を受賞するなど、メキシコやブラジルにならぶラテンアメリカの映画大国として発展してきた[1][2]。映画祭は1950年代からマール・デル・プラタ国際映画祭が開催されており、さらに2000年前後から国際映画祭の設立が相次いで、ブエノスアイレス国際インディペンデント映画祭、コルドバ国際アニメーション映画祭、ブエノスアイレス・ロホ・サングレなど、おおくの都市で国際映画祭が開催されるようになった。しかし、アルゼンチンの映画の歴史は不幸な時期が断続しており、国内で政情不安が起こるたびに映画産業は停滞を強いられ、ときには映画人が投獄されることもあった[1][3]。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- ジョルジュ・サドゥール 著、丸尾定 訳『世界映画史 1』(第2)みすず書房、1980年。ISBN 4-622-01506-4。
- 広岡勉 著「ラテン・アメリカ映画」、加藤周一 編『世界大百科事典』 29巻(改定新)、平凡社、2007年。ISBN 978-4-582-03400-4。
- 村山匡一郎「中南米映画」『世界映画大事典』岩本憲児、高村蔵太郎、日本図書センター、2008年。ISBN 978-4-284-20084-4。
外部リンク
[編集]- ウィキメディア・コモンズには、アルゼンチンの映画に関するカテゴリがあります。