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アルセン・グラミリアン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アルセン・グラミリアン
基本情報
本名 アルセン・グラミリアン
通称 Feroz(凶暴な男)
階級 クルーザー級
身長 185cm
リーチ 187cm
国籍 フランスの旗 フランス
誕生日 (1987-10-04) 1987年10月4日(37歳)
出身地 アルメニアの旗 アルメニアエレバン
スタイル オーソドックス
プロボクシング戦績
総試合数 27
勝ち 26
KO勝ち 18
敗け 1
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アルセン・グラミリアンArsen Goulamirianアルメニア語: Արսեն Գուլամիրյան1987年10月4日 - )は、フランスプロボクサーアルメニアエレバン出身。元WBA世界クルーザー級スーパー王者

来歴

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2011年にプロデビューすると、15戦目でWBAコンチネンタルクルーザー級王座を獲得。

2018年3月24日、マルセイユパレ・デ・スポール・ドゥ・マルセイユフランス語版でWBA世界クルーザー級2位のリヤド・メルウィーとWBA世界クルーザー級暫定王座決定戦を行い、11回TKO勝ちを収め王座を獲得した[1][2][3]

2018年10月20日、マルセイユのパレ・デ・スポール・ドゥ・マルセイユでWBA世界クルーザー級10位のマーク・フラナガンと対戦し、9回にフラナガン陣営からタオルが投げ込まれた為、グラミリアンが9回TKO勝ちを収め初防衛に成功した[4]。試合後、WBAからゴールド王座に認定された[5]

2019年2月13日、WBA世界クルーザー級正規王者ベイブット・シュメノフとWBA世界クルーザー級ゴールド王者アルセン・グラミリアンの間で行われる王座統一戦に関する入札が行われ、シュメノフ擁するドン・キングが821,000ドル(約9千万円)で興行権を落札し、ファイトマネーの分配はシュメノフが55%に当たる451,550ドル(約4900万円)、グラミリアンが45%に当たる369,450ドル(約4000万円)となった。グラミリアン擁するルイス・アカリエス率いるユニベント・イベントの入札額は621,500ドルだった[6]

2019年5月31日、WBAは興行権を落札したドン・キングが5月中旬にカザフスタンで開催を予定していた興行を開催しなかったとして、正規王者ベイブット・シュメノフを休養王者に認定し、ゴールド王者アルセン・グラミリアンを正規王座に認定した[7][8]

2019年9月1日、WBA世界クルーザー級スーパー王座に認定された[9]

2019年11月15日、ベルシー・アレナでWBA世界クルーザー級11位のケイン・ワッツと対戦し、4回1分8秒KO勝ちを収め2度目の防衛に成功した[10]

2019年12月28日、マルセイユのパレ・デ・スポール・ドゥ・マルセイユでWBA世界クルーザー級8位のコンスタンティン・ベジェナルと対戦し、9回終了後にベジェナル陣営が棄権を申し出た為TKO勝ちとなり、3度目の防衛に成功した[11][12]

2021年12月10日、WBA世界クルーザー級2位のアレクセイ・エゴロフと防衛戦を行う予定だった。しかし計量も両者パスしていたが、計量後にグラミリアンが新型コロナウィルスの陽性反応を示し、試合がキャンセルになった[13]

2022年11月19日、約3年ぶりに試合を行いル・カネのラ・パレストレでWBA世界クルーザー級2位でゴールド王者の指名挑戦者アレクセイ・エゴロフと対戦し、12回3-0(116-112、117-111×2)の判定勝ちを収め4度目の防衛に成功した[14]

2023年9月10日、マルセイユでトミー・マッカーシーとの防衛戦を予定していたが、契約を交わしていたテレビ局のCanal+がボクシング放送からの撤退を決めたため中止になった[15]

2024年3月30日、カリフォルニア州イングルウッドのYouTubeシアターで元WBO世界スーパーミドル級王者でWBA世界クルーザー級2位のヒルベルト・ラミレスと対戦し、12回0-3(110-118×3)の判定負けを喫しプロ初黒星、王座から陥落した。この試合でグラミリアンは62万5千ドル(約9460万円)、ラミレスは40万ドル(約6050万円)のファイトマネーを稼いだ。

獲得タイトル

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  • WBAコンチネンタルクルーザー級王座
  • WBA世界クルーザー級暫定王座(防衛1=ゴールド王座に認定)
  • WBA世界クルーザー級ゴールド王座(防衛0=正規王座に認定)
  • WBA世界クルーザー級王座(防衛0=スーパー王座に認定)
  • WBA世界クルーザー級スーパー王座(防衛4)

脚注

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  1. ^ Golulamirian stops Merhy for WBA cruiser title Fightnews.com 2018年3月24日
  2. ^ Goulamirian knocked out Merhy and is the new WBA Cruiserweight champion WBA公式サイト 2018年3月25日
  3. ^ Zeuge KOs Epko to retain WBA super middleweight belt FOX SPORTS 2018年3月25日
  4. ^ WBA interim champ Goulamirian stops Flanagan Fightnews.com 2018年10月20日
  5. ^ OFFICIAL RATINGS AS OF OCTOBER WBA公式サイト 2018年10月31日
  6. ^ Shumenov-Goulamiriam: Don King Wins Purse Bid Boxing Scene.com 2019年2月13日
  7. ^ Shumenov Stripped Of Title, Goulamiriam Now "Regular" Champ Boxing Scene.com 2019年5月31日
  8. ^ World Boxing Association Ranking WBA公式サイト 2019年5月31日
  9. ^ World Boxing Association Ranking WBA公式サイト 2019年9月1日
  10. ^ WBA cruiser champ Goulamirian KOs Watts in four Fightnews.com 2019年11月15日
  11. ^ Goulamirian stops Bejenaru, retains WBA cruiser belt Fightnews.com 2019年12月28日
  12. ^ グラムイリアン“スーパー”王座防衛 WBAクルーザー級 Boxing News(ボクシングニュース)2019年12月29日
  13. ^ Arsen Goulamirian Tests Positive For COVID-19, Egorov Defense is Off”. Boxing Scene.com (2021年12月10日). 2021年12月26日閲覧。
  14. ^ WBAクルーザー級王者が3年ぶり登場 グラムイリアン判定勝ちでV3 スコアあり”. Boxing News(ボクシングニュース) (2022年11月20日). 2022年11月30日閲覧。
  15. ^ Euro News: Goulamirian-McCarthy, Mike Perez, Michael Magnesi, More”. Boxing Scene.com (2023年7月25日). 2023年12月22日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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暫定王座決定戦 対戦者
リヤド・メルウィー
WBA世界クルーザー級暫定王者
2018年3月24日 - 2018年10月31日
次暫定王者
ゴールド王座認定により消滅
空位
前タイトル保持者
ベイブット・シュメノフ
WBA世界クルーザー級王者

2019年5月31日 - 2019年9月1日

空位
次タイトル獲得者
ベイブット・シュメノフ
前スーパー王者
N/A
WBA世界クルーザー級スーパー王者
2019年9月1日 - 2024年3月30日
次スーパー王者
ヒルベルト・ラミレス