アルゴノート級潜水艦
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アルゴノート級潜水艦(630t型) | |
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艦級概観 | |
艦種 | 二等潜水艦 |
艦名 | |
前級 | アリアーヌ級潜水艦 |
次級 | オリオン級潜水艦 |
性能諸元 | |
排水量 | 基準:630トン 水中:798トン |
全長 | 63.4m |
全幅 | 5.2m |
吃水 | 3.6m |
機関 | ディーゼル機関2基2軸 水上:1,300馬力 水中:1,000馬力 |
速力 | 水上:14.0kt 水中:9.0kt |
航続距離 | 水上:10ktで4,000海里 水中:5ktで82海里 |
燃料 | 重油: トン |
乗員 | 41名 |
兵装 | 35口径7.5cm単装砲1門 8mm機銃1挺 55cm魚雷発射管6門 40cm魚雷発射管2門 |
備考 | 安全潜航深度:80m |
アルゴノート級潜水艦(フランス語:Les Sous-marin Classe Argonaute)は、フランス海軍の潜水艦の艦級。630トン型、シュネデール・ロブーフ型とも呼ばれる。5隻が1932年から35年にかけて竣工した。
概要
[編集]先に建造された600t型は操縦性に優れ、大きさの割には魚雷兵装が55サンチ発射管7門と強力であったが、潜航時の復原性や居住性に問題があったといわれ、これを改良した艦の建造を1926年度計画で認められた。これが所謂630トン型である。26年度計画ではシュネデール社とノルマン社に発注され、その内のシュネデール発注分が本級である。 26年度に続き27年度計画で1隻、29年度計画で2隻が建造され、計5隻の陣容となった。
同型艦
[編集]- アルゴノート (1932年竣工、1945年戦没)
- アレテューズ (1933年竣工、1946年除籍、解体)
- アタラント (1934年竣工、1946年除籍、解体)
- ラ・ヴェスタル (1934年竣工、1946年除籍、解体)
- ラ・シュルターヌ (1935年竣工、1946年除籍、解体)
参考文献
[編集]- 『世界の艦船 増刊第17集 第二次大戦のフランス軍艦』(海人社、1985年)雑誌コード:05604-1