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アルギルダス・ブトケヴィチュス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アルギルダス・ブトケヴィチュス
Algirdas Butkevičius
アルギルダス・ブトケヴィチュス(2013年5月)
生年月日 (1958-11-19) 1958年11月19日(66歳)
出生地 ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦
リトアニア・ソビエト社会主義共和国、ラドヴィリシュキス地区パエジェリアイ
出身校 ヴィリニュス建築工科大学(VISI)
所属政党ソ連共産党(1985 - 88年)→)
リトアニア社会民主党(1992 - 2017年)→)
無所属(2017年 - )

在任期間 2012年11月22日 - 2016年11月22日
大統領 ダリア・グリバウスカイテ

リトアニアの旗 リトアニア共和国運輸通信大臣
在任期間 2006年 - 2008年
首相 ゲディミナス・キルキラス

リトアニアの旗 リトアニア共和国財務大臣
在任期間 2004年 - 2005年
首相 アルギルダス・ブラザウスカス
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アルギルダス・ブトケヴィチュスリトアニア語: Algirdas Butkevičius1958年11月19日 - )は、リトアニア政治家2012年から2016年までリトアニアの首相を務めた。

経歴

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1985年ソ連共産党党員となり、1991年10月からはリトアニア社会民主党 (LSDP) 党員。1995年から1997年にかけて、リトアニア社会民主党ヴィルカヴィリュキス支部長を務めた。ヴィルカヴィリュキス地区自治体の議員を務めた後、1996年リトアニア議会選挙2000年議会選挙で国会議員に当選。2004年から2005年にかけて財務大臣、2006年から2008年には運輸通信大臣を歴任[1]2009年3月7日よりリトアニア社会民主党党首となった。

2009年リトアニア大統領選挙ではリトアニア社会民主党から立候補し、得票率11.83%で、ダリア・グリバウスカイテに次いで第2位であった[2]

2012年議会選挙では祖国同盟の推し進めてきた原発計画への反対を掲げ社会民主党を第1党に導いた[3]。建設計画が進められているヴィサギナス原子力発電所については、計画の総事業費や詳細な工程が明らかになっていないことを理由に見直す考えを明らかにした[4]。また他のバルト諸国も含めた液化天然ガス (LNG) プラントの建設にも関心を示した。福島第一原子力発電所事故については「日本政府は充分な情報開示を行っていない」と日本の対応に不満を示した上で、「(日本の)野党の意見を聞いてみたい」としている[5]11月22日に議会の承認を経て首相に就任した[6]

2017年、リトアニア社会民主党 (LSDP) のギンタウタス・パルツカス党首らが LSDP の連立からの離脱を決定すると、ブトケヴィチュスは LSDP を離党した。同じく LSDP を離党したゲディミナス・キルキラスらは新たにリトアニア社会民主労働党 (LSDDP) を結党したが、ブトケヴィチュスはこれには加わらず無所属のままとなっている(ただし国会内では社会民主労働会派に所属する)。

脚注

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外部リンク

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公職
先代
アンドリュス・クビリュス
リトアニアの旗 リトアニア共和国首相
第15代:2012年 - 2016年
次代
サウリュス・スクヴェルネリス
先代
ペトラス・チェスナ
リトアニアの旗 リトアニア共和国運輸通信大臣
2006年 - 2008年
次代
エリギユス・マシウリス
先代
ダリア・グリーバウスカイテ
リトアニアの旗 リトアニア共和国財務大臣
2004年 - 2005年
次代
ジグマンタス・バルチーティス
党職
先代
ゲディミナス・キルキラス
リトアニア社会民主党党首
2009年 - 2017年
次代
ギンタウタス・パルツカス