アリラン6号
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アリラン6号(아리랑 6호)、またはKOMPSAT-6(Korea Multipurpose Satellite-6)は、韓国の多目的実用衛星。韓国航空宇宙研究院(KARI)がエアバス・ディフェンス・アンド・スペース社の技術支援を基に開発する地球観測衛星で、ロシアのインターナショナル・ローンチ・サービスにより打上げられる予定。
アリラン6号は、アリラン5号に続いて韓国が保有する2機目のレーダ衛星になる予定であり、エアバス社から提供される分解能50cmの合成開口レーダー(SAR)を基幹部品とし、LIGネクスワンがこの搭載体の組み立て、韓国航空宇宙産業(KAI)が衛星本体、ハンファが衛星のガスジェットエンジン(化学エンジン)、トゥウォン重工業が熱制御機器を製造する。当初は2019年8月の打ち上げ予定であったが、エアバス社の合成開口レーダーの納品が2度にわたって遅れたため、2021年打ち上げ予定となった[1]。しかし再度2022年後半に延期となった段階で2022年ロシアのウクライナ侵攻が起き、同年4月時点ではさらなる延期が見込まれると韓国メディアは報じた[2]。
参考文献
[編集]- ^ 韓経:韓国多目的実用衛星アリラン6号打ち上げ、また延期 中央日報 2018年3月20日
- ^ “韓国、ウクライナ情勢で衛星打ち上げ計画に支障”. 中央日報日本語版. (2022年4月12日) 2022年6月24日閲覧。