アリス (2022年の映画)
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| アリス（日本語タイトル未定） | |
|---|---|
| Alice | |
| 監督 | クリスティン・ヴァー・リンデン |
| 脚本 | クリスティン・ヴァー・リンデン |
| 製作 | ピーター・ローソン |
| 製作総指揮 |
ルイーザ・フェルナンダ・エスピノーサ キキ・パーマー ヴィッキー・M・シエ グレッグ・シルヴァーマン ホセ・アグスティン・ヴァルデス |
| 出演者 |
キキ・パーマー コモン ジョニー・リー・ミラー ガイウス・チャールズ |
| 音楽 | コモン |
| 撮影 | アレックス・ディセンホフ |
| 編集 | バイロン・スミス |
| 製作会社 | スティール・スプリングス・ピクチャーズ |
| 配給 |
 ロードサイド・アトラクションズ |
| 公開 |
2022年3月18日 |
| 製作国 |
アメリカ合衆国 |
| 言語 | 英語 |
| 興行収入 |
 $176,120[1] |
『アリス』（原題:Alice）は2022年に公開されたアメリカ合衆国のスリラー映画である。監督はクリスティン・ヴァー・リンデン、主演はキキ・パーマーが務めた。本作はリンデンの映画監督デビュー作でもある。
概略
[編集]アリスは奴隷として綿花農場で働かされていたが、農場主（ポール）からの虐待に耐え切れず脱走を図った。森の中を一心不乱に駆け抜けた末、アリスはたまたま出くわしたトラックの運転手（フランク）に保護されるが、そこで驚くべき事実を知る。今は西暦1973年であり、奴隷制度はとうの昔に廃止されたのだと。晴れて自由の身となったアリスだが、そのまま新しい人生を歩む気にはなれなかった。ポールへの怒りが沸々と沸き上がって来たのである。そしてついに、アリスはフランクの協力を得てポールへの復讐を決意する。
キャスト
[編集]- アリス：キキ・パーマー
- フランク：コモン
- ポール・ベネット：ジョニー・リー・ミラー
- ジョセフ：ガイウス・チャールズ
- レイチェル：アリシア・ウィット
- ミセス・ベネット：マデロン・カーティス
- モーゼス：ケネス・ファーマー
製作
[編集]2019年9月16日、クリスティン・ヴァー・リンデンが本作の監督に起用されたとの報道があった[2]。2020年6月、キキ・パーマー、コモン、ジョニー・リー・ミラー、シンカ・ウォールズの出演が決まったが、結局、ウォールズは本作に出演しなかった[3][4][5]。10月、本作の主要撮影がジョージア州のサバンナで始まった[6]。11月30日、ガイウス・チャールズとアリシア・ウィットがキャスト入りした[7]。
公開・マーケティング
[編集]2021年12月16日、ヴァーティカル・エンターテインメントとロードサイド・アトラクションズが本作の全米配給権を獲得したと報じられた[8]。2022年1月23日、本作はサンダンス映画祭でプレミア上映された[9]。2月12日、本作のオフィシャル・トレイラーが公開された[10]。
評価
[編集]本作に対する批評家の評価は芳しいものではない。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには61件のレビューがあり、批評家支持率は26%、平均点は10点満点で4.7点となっている。サイト側による批評家の見解の要約は「レイシズムの問題を深く掘り下げようという意図は素晴らしく、キキ・パーマーの演技も始終輝きを放っている。しかし、悲しいことに、『アリス』は複数の点で的外れな作品に仕上がってしまった。」となっている[11]。また、Metacriticには19件のレビューがあり、加重平均値は47/100となっている[12]。
出典
[編集]- ^ “Alice (2022)”. Box Office Mojo. 2022年3月21日閲覧。
- ^ “Krystin Ver Linden to Direct Slavery Drama ‘Alice’ for Stampede, Steel Springs (EXCLUSIVE)”. Variety (2019年9月16日). 2022年3月15日閲覧。
- ^ “Keke Palmer to Star in True-Story Thriller ‘Alice’”. Hollywood Reporter (2020年6月11日). 2022年3月15日閲覧。
- ^ “Common, ‘Elementary’s Jonny Lee Miller Join Keke Palmer In ‘Alice’ Indie Thriller”. Deadline.com (2020年6月24日). 2022年3月15日閲覧。
- ^ “‘American Soul’ Star Sinqua Walls Cast In Krystin Ver Linden’s ‘Alice’ Thriller”. Deadline.com (2020年6月25日). 2022年3月15日閲覧。
- ^ “'ALICE' Starring Common, Keke Palmer Open Casting Call & Auditions (UPDATE)”. Project Casting (2021年9月21日). 2022年3月15日閲覧。
- ^ “Alicia Witt Joins Historical Thriller ‘Alice’ (Exclusive)”. Hollywood Reporter (2020年11月30日). 2022年3月15日閲覧。
- ^ “Vertical Entertainment And Roadside Attractions Land Domestic Rights To Keke Palmer-Common Pic ‘Alice’ Prior To Sundance Premiere”. Deadline.com (2021年12月16日). 2022年3月15日閲覧。
- ^ “Sundance 2022: Hybrid Festival Sees Princess Diana, Michael Kenneth Williams, Dakota Johnson, Bill Cosby, NYC Rock’n’Roll & Regina Hall Fill Lineup”. Deadline.com (2021年12月9日). 2022年3月15日閲覧。
- ^ “Alice Official Trailer In Theaters March 18”. Youtube (2022年2月12日). 2022年3月15日閲覧。
- ^ “Alice”. Rotten Tomatoes. 2022年3月21日閲覧。
- ^ “Alice (2022)”. Metacritic. 2022年3月21日閲覧。