アラビア語ハッサニア方言
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アラビア語ハッサニア方言 | |
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Ḥassānīya اللهجة الحسانية | |
話される国 |
モーリタニア マリ モロッコ アルジェリア |
話者数 | 3300万人 (2004年-2006年)[1] |
言語系統 | |
方言 | |
表記体系 | アラビア文字 |
公的地位 | |
公用語 | マリ |
少数言語として 承認 | モロッコ |
統制機関 | 統制なし |
言語コード | |
ISO 639-1 |
ar |
ISO 639-2 |
ara |
ISO 639-3 |
mey |
アラビア語ハッサニア方言(英: Hassaniya Arabic)は、アラビア語の口語のひとつ。モーリタニア、西サハラやその周辺地域で話される。
名称
[編集]ハッサニア語、ハッサニヤ語、ハッサーニーヤ語(Ḥassānīya)、カラーム・ビーダーン語(كلام البيظان)ともいう。
特徴・分布
[編集]15世紀から17世紀にかけて、モーリタニア、西サハラに勢力を伸ばしたハッサーン族 (Banū Ḥassān) が話していたアラビア語の方言に由来する。モーリタニア、西サハラはもともとは、ベルベル語を話していた地域であったが、このアラビア語の口語に完璧に置き換わった。
ハッサニア方言はほかの北アフリカの方言とは比較的離れている。地理的背景からベルベル語系統のゼナガ語、ニジェール・コンゴ語族のウォロフ語の影響を受ける。ハッサニア方言にはいくつかの方言が存在し、主な違いは音声的なものである。ハッサニア方言はアルジェリア、モロッコ、モーリタニア、マリ、セネガルで話されている[2]。
脚注
[編集]- ^ Hassaniyya reference at Ethnologue (17th ed., 2013)
- ^ Raymond G. Gordon, Jr, ed. 2005. Ethnologue: Languages of the World. 15th edition. Dallas: Summer Institute of Linguistics.