アラスカ・チグニック地震
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アラスカ・チグニック地震 (2021年) | |
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本震 | |
発生日 | 2021年7月29日 |
発生時刻 | 現地時間22:15:49(UTC-9) |
震央 |
アメリカ合衆国 アラスカ州 アラスカ半島南部 |
座標 | 北緯55度28分26.4秒 西経157度55分1.2秒 / 北緯55.474000度 西経157.917000度 |
震源の深さ | 32.2 km |
規模 | M8.2 |
最大震度 | 改正メルカリ震度VII:アラスカ、チグニック |
津波 | 2.62 m、アラスカ半島 |
地震の種類 | 海溝型地震 |
余震 | |
回数 | 3回 |
最大余震 | Mw6.9の地震 |
被害 | |
死傷者数 | なし |
被害地域 | アメリカ、アラスカ、アラスカ半島 |
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プロジェクト:地球科学 プロジェクト:災害 |
アラスカ・チグニック地震(アラスカ・チグニックじしん、英語: 2021 chignik earthquake)は、2021年7月28日、現地時間22時15分49秒(UTC-9)にアラスカ半島南東部で発生した巨大地震である。
概要
[編集]USGS(アメリカ地質調査所)によると、この地震のモーメント・マグニチュード(Mw)8.2であり、NOAA(アメリカ海洋大気庁)によって津波警報が発表され、後に解除された。この地震の後には、Mw5.9、6.1、6.9の三つの余震が発生した。この地震は1965年のラット地震以降、米国で最大の地震である。 北アメリカプレートと太平洋プレートの境界にあるベーリング海と太平洋に挟まれた海溝である。
アラスカ半島沖には、アリューシャン海溝があり、そのアリューシャン海溝によって引き起こされた海溝型地震である。この地震の震度は改正メルカリ震度階級でVII(非常に強い)であった。2020年7月起きたマグニチュード7.8の地震がこの地震の前身であるとUSGS(アメリカ地質調査所)が発表している。
津波
[編集]この地震によって、2.62 mの津波が発生した。地震発生から5分後にNOAA(アメリカ海洋大気庁)が津波警報を発令した。1時間45分後に津波警報は津波注意報へと引き下げられ、地震発生から3時間後に解除された。コディアック島のオールドハーバー市で42.7 cmの津波を観測した。カリフォルニア州のセントラルコーストのアビラビーチでは40 cmの津波サージが測定された。
津波は、日本でも観測された。気象庁は、地震発生当日の15時24分に「遠地地震に関する情報」として「日本への津波の有無を調査中」と発表し、同日18時02分には、「日本沿岸で若干の海面変動あり」として情報を更新した[1]。
出典
[編集]- ^ “令和3年7月 地震・火山月報(防災編)” (pdf). 気象庁. 2024年5月25日閲覧。