アラサーがVTuberになった話。
アラサーがVTuberになった話。 | |||
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ジャンル | コメディ | ||
小説 | |||
著者 | とくめい | ||
イラスト | カラスBTK | ||
出版社 | KADOKAWA | ||
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レーベル | ファミ通文庫 | ||
刊行期間 | 2022年9月30日 - | ||
巻数 | 既刊6巻(2024年9月現在) | ||
その他 | B6判 | ||
漫画 | |||
原作・原案など | とくめい | ||
作画 | 犬威赤彦 | ||
出版社 | KADOKAWA | ||
掲載サイト | カドコミ | ||
レーベル | カドコミ | ||
発表号 | 2024年5月25日 - | ||
巻数 | 既刊1巻(2024年10月現在) | ||
テンプレート - ノート | |||
プロジェクト | ライトノベル | ||
ポータル | 文学 |
『アラサーがVTuberになった話。』(アラサーがブイチューバーになったはなし)は、とくめいによる日本のライトノベル。イラストはカラスBTKが担当している。小説投稿サイトである『ハーメルン』にて2020年4月に第1話が初投稿されると、同年11月には『小説家になろう』、2021年2月には『カクヨム』でも公開され、2022年9月よりファミ通文庫(KADOKAWA)からB6判サイズで書籍化刊行されている。書籍化に際して、作品名が『アラサーがVtuberになった話。』から現在の『アラサーがVTuberになった話。』に改名された。書籍化に際し、2022年10月3日から9日まで池袋駅北口コンコースにある広告スペースにB0サイズ5枚分の大型ポスターが掲示された。
メディアミックスとして、2023年11月にはコミカライズ化が発表され[1]、2024年5月25日よりウェブコミック配信サイト『カドコミ』(KADOKAWA)にて、犬威赤彦によるコミカライズが2024年5月25日より配信開始[2]。
『ラノベニュースオンラインアワード2022年9月刊』総合新作部門では1位を獲得[3]。『次にくるライトノベル大賞2022』単行本部門では2位・総合部門では4位をそれぞれ獲得[4]。『このライトノベルがすごい!』単行本・ノベルズ部門では2024年版で9位を獲得[5]。『次にくるライトノベル大賞2023』単行本部門で第5位を獲得[6]。
2024年9月30日に第5巻と過去の特典SSを纏めた短編集『サブチャンネル』の同時発売に際し、テレビアニメ『VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた』第11話と第12話の番組内で当作品のテレビCMがはじめてオンエアーされた。(内容は第1巻発売時に店頭告知用のプロモーションビデオとして制作されたものが流用された。)
2024年10月2日より、『快30歲才轉職成為VTuber的故事⚪︎』のタイトルで繁體中文版が台湾の青文出版社より発売された[7]。
あらすじ
[編集]ブラック企業で過労死直前まで扱き使われ、医者からも「このままだと死ぬ」と断言され脱サラした28歳のシスコン男が、女子高生の妹に勧められてVTuberとしてデビューを果たすも、同期の不祥事と自身の虚無配信が原因で、デビュー2日目にして多数のアンチファンに目を付けられ、常に炎上騒動に巻き込まれながらも、仲間に恵まれながら配信者として活動していく物語である。
登場人物
[編集]声の項は第2巻購入特典オーディオドラマの声優。
神坂家
[編集]- 私[8] /
神坂怜 () - 声 - 小林親弘[8]
- 本作の主人公。28歳。SNSの掲示板でのニックネームは「脱サラ」。ブラック企業で過労死しかけた結果、実家に戻ることになったアラサー男性。「あんだーらいぶ」の所属VTuberオーディションに合格し、『あんだーらいぶ』第3期メンバー「神坂怜」としてデビューを果たすも、デビュー翌日に同期の長谷川圭吾の過去の不祥事が表沙汰になり解雇され、いきなり相方不在となった上、多数のアンチから長谷川の代わりにバッシングの矛先を向けられるなど、デビュー早々過酷な配信者生活を強いられる羽目になる。ママ[注 1]はmikuri。
- 心の闇が非常に深く、プライベートでは死んだ様な目をしており、第三者と絡む際は常に作り笑いを浮かべている。また大学時代には高校時代から付き合っていた遠距離恋愛の幼馴染を寝取られた末に振られ、その時の事が今でも夢に見るほどのトラウマとなっている。
- 小・中学生の時は太っており、イジメを受けていて不登校であったが、近所に住むおじいさん(葵陽葵の祖父)に喧嘩の仕方を教わって以降、武闘派となり舎弟を従えるまでになる。
- 高校時代には妹絡みのトラブルで停学処分も喰らってはいるものの、本人曰く「青春をかなぐり捨てて勉学に励んだ」ため、高校卒業後は国立大学に進学している。なお、今の状況は本人曰く「青春をかなぐり捨てて勉学に励み国立大学を卒業した者の成れの果て」として多少後悔している。また、その時の経験からイジメ問題等の重い相談を受ける事が多々あり、イジメによる不登校については、「教員も動かないような学校なら行かなくても良いが、勉強だけは頑張れ。」が持論となっている。
- 虚無配信と言われるほど配信がつまらないと評されるが、案件動画や他のメンバーとのコラボ配信の際の評価は格段に高い。また、「おもしろい配信以外は何でもこなす男」と評される事もある。また、非常に魅力的な声をしており、ボイス企画などの評価は高い。リスナーからは「あんだーらいぶのメイン盾」「ヒーラー兼タンク兼バッファー」などとも評されている。
- 『あんだーらいぶ』全体での最年長であり、社長よりも年上である。
- メンバーからママと呼ばれるほど女子力がはずば抜けて高く、家事全般を卒なくこなす。また、事務所関係者の胃袋はしっかりと掴んでおり、スタッフからの人気度はメンバーの中でナンバー1である。
- 重度のシスコンであり、ファンからは「妹の面倒を見ている方のシスコン」として、同じくシスコンの柊冬夜と区別されている。
- 妹の神坂雫曰く、「兄の人生ハードモードすぎる」との事。
- 妹ちゃん[8] /
神坂雫 () - 声 - 鈴代紗弓[8]
- 神坂怜こと「私」の歳の離れた実妹で、現役女子高生。元々、『あんだーらいぶ』の箱推し[注 2]であり退職して実家に帰ってきた兄に、『あんだーらいぶ』のオーディション受験を薦めた張本人である。
- 兄の配信と友人の十六夜真の配信で意図せずに声が乗ったことで身バレした後、mikuriにガワ[注 3]と配信用の2Dを自前で用意してもらい、自らVTuberとなった。
- SNSの掲示板にある『あんだーらいぶを語るスレ』に、ID:SisterChanという固定ハンドルを使用して書き込む程の熱狂的ファンである。
- 十六夜真曰く、お兄さんが実家に戻ってきて以降、放課後は買い食い等をせずに直帰する様になったり、「『お兄さんってどんな人?』って聞かれたら、即座に兄の顔写真を見せてきて、『普通でしょ?』と返してくる。」ほど学校内でも兄に負けず劣らずのブラコンぶりを発揮しているものの、本人は自身のブラコンを完全に否定している。
- 学校内では男子から人気も高く、よく告白されている。サッカー部所属のエースでイケメンの先輩に告白されるも断った事で、女子生徒の間では「彼女の中でイケメンの先輩の存在を上回る兄の存在」の話題がしばしばネタにされている。
虎太郎 ()- 神坂・母が雨の日の早朝に近所のゴミ捨て場から拾ってきたキジトラ柄のオスの子猫。
- 名付け親はmikuriで、彼女が昔飼っていた猫と模様が似ていることから、元飼い猫と同じ名前になった。神坂・父は当初飼う事に反対していたが、一番懐かれている。逆に雫は避けられ気味である。
- 怜の配信にしばしば乱入してはマイクを猫パンチしたり、キーボードの上で寝転んでオヤツをねだったりしている。初めて配信に乱入した際に、mikuriと酢昆布によりイラスト化され、特に酢昆布による「虎太郎きゅん」と名付けられた擬人化キャラは瞬く間に拡散され、海外のケモミミマニアからも絶賛された。それ以降ファンからも「虎太郎きゅん」の愛称で呼ばれている。
- 朝比奈あさひの飼い猫である「白玉」とは面識は無いが仲は良く、神坂怜と朝比奈あさひがコラボ配信してる時には、両氏のマイクを通じてディスコードで会話を楽しんでいる。
- 神坂・父
- 怜と雫の父親で寡黙な男性。元々は勤め先で出世街道を歩む転勤族であったが、家庭内での問題が発覚した際にエリート街道を諦め自宅に戻ってきた。虎太郎を飼うことには元々反対だったが、虎太郎本人には一番懐かれている。大の甘党。「若い頃はブイブイいわせてた」らしく、現在の愛車はロータリーエンジン搭載のスボーツカーであるとの事。
- 神坂・母
- 怜と雫の母親。以前は広告代理店に勤めるキャリアウーマンであったが、息子が不登校になった際に仕事を辞め、息子の不登校を認める代わりに家事全般を仕込んだ。息子曰く、「母親としては100点満点中120点くらいに良く出来た人」[11]。
あんだーらいぶ
[編集]業界で5本の指に入る大手VTuber事務所。手話も解析することができる程の独自のトラッキング技術に定評がある。
あんだーらいぶ関係者
[編集]朝比奈あさひ ()- 『あんだーらいぶ』第2期メンバーで、柊冬夜に次ぐ男性メンバー。ニックネームは「あさちゃん」。
- 所謂「男の娘」キャラで、ファンからは「性別あさちゃん」と言われるほどの独特のキャラクターであり、女子力が高い。コスメ等にも造詣が深く、男女の絡みを嫌うファンからも、「あさちゃんだから仕方がない。」と言われている。普段はゲーム配信(特にFPS)をメインに活動しており、プレイ中はドスの効いた声で放送禁止用語を叫ぶなど、コントローラーを持つと人格が変わるタイプである。
- 実物は決して小柄ではないが、ガワは日野灯やルナ・ブランと同じくらい小柄であり、メンバーからもショタキャラとして扱われている。
- 「白玉」という名前のメスのスコティッシュフォールドを飼っている。
新戸葛音 ()- 『あんだーらいぶ』の初期メンバーの一人で、SNSの掲示板でのニックネームは「ニート」。性別は女性。
- 名前の由来は一切配信しない「ニートでクズ」から[12]。
- 現在は他のライバーの配信にゲスト出演したり、ゲームに乱入したりはしているものの、自分では配信は行なっていない。諸事情によりキャラクターデザイナー名は非公表扱いにされている。
- 金儲けの才覚に突出しており、幼馴染の社長が『あんだーらいぶ』を起業する際には筆頭株主として出資し、現在も『あんだーらいぶ』の重役を務めている。
- 現在の新戸葛音は二代目であり、初代は亡くなった現在の新戸葛音の姉である[12]。ただし、初代も病気の為に全く配信はできず、現在の新戸葛音が二代目だと知ってる人間は極僅かである。
犬飼 ()マネージャー- 『あんだーらいぶ』の男性マネージャー。
- 男性陣全員と羽澄咲・東雲愛莉のマネジメントを担当しており、常に疲れた表情をしている。
獅堂エリカ ()- 『あんだーらいぶ』の初期メンバーの一人で、SNSの掲示板では「女帝」と呼ばれている。
- 性別は女性。年齢は17歳としているが、お酒を堂々と飲むなど年齢詐称している事を隠していない。
- 乗馬や茶道などお嬢様らしい特技をたくさん持っているが、機械オンチであり発配信の際はミュート状態を直す事ができずに手話を使って配信を行なうなど、ポンコツお嬢様のキャラクターが確立している。
東雲愛莉 ()- 『あんだーらいぶ』第5期メンバー。ニックネームは「しののん」。元々は同期の御影和也同様、配信者として活動していた所をスカウトされてVTuberとして転生[注 4]した。
- 配信者時代のハンドルネームは「猫ふく。」。性別は女性。
- 御影とは古くからの知り合いであり、それもあって幼馴染設定でデビューした。
- ギャンブルにはまっており、嫌な事は酒をガブ飲みして忘れるなど、神坂にもドン引きされるレベルの行動を取ることが多々ある。
- 社長
- 本名不詳。
- 大学卒業後に『あんだーらいぶ』を起業した24歳の若手実業家。
- 本来は不合格であった柊冬夜と神坂怜を鶴の一声で合格させるなど人を見る目がある一方で、自ら起業した会社が急成長した事で親戚や知人から借金の申し込みが増え、借金の返金がされぬまま音信不通となった知人も多い。
- 毎年元旦には、自ら配信を行い社長として新年の挨拶を欠かさず行なっている為、ライバーである新戸葛音より配信時間が長い。
- 『あんだーらいぶ』を起業したのは、芸能事務所に所属しながらも、不治の病により芸能活動の夢を絶たれて亡くなった幼馴染である初代・新戸葛音(現在の新戸葛音の姉)の夢を叶える為であった[13]。
- ダリア・バートン
- 『あんだーらいぶ』初期メンバーの一人。性別は女性。VTuberの黎明期に加入したため、人気を得ることができず卒業して引退する道を選択した。
- 作中には名前のみ登場。
羽澄咲 ()- 『あんだーらいぶ』第2期メンバー。ニックネームは「ハッス」。性別は女性。
- お色気担当で、女性VTuberにセクハラをしたり、男性VTuberに色仕掛けをしたりするが、その芸風からしばしば収益化を止められたり垢BANを喰らっている。
- 様々なVTuberのボイス台本[注 5]を手掛けており、神坂怜や柊冬夜の台本を手掛けた事があるが柊冬夜については、あまりの棒読みっぷりに匙を投げていた。
長谷川ケイゴ () [注 6]- 神坂怜と同期で『あんだーらいぶ』に入った男性VTuber。21歳。見た目はかなりイケメンであり陽キャ。
- デビュー前はゲーム配信をしていたが、未成年の少女を妊娠させ逃亡した過去が露呈し、デビュー1日で解雇された。そのため、ファンからは「パコガワ」という蔑称を付けられ、この騒動は「パコガワ事件」と呼ばれ、同期デビューの神坂にヘイトが集中する原因になった。
- 解雇後は「元VTuber」の肩書きで顔出し配信を行ない人気を博している。また、解雇後に新たに設立されるVTuber事務所の初期メンバーオーディションに参加している事が判明し、SNS上で物議をかましている。
- のちに、新しく設立されたVTuber事務所『バーチャルドリームワークス』の新メンバーオーディションに参加している事が判明し、再度『あんだーらいぶ』ファンからの反感を買うことになった。
柊冬夜 ()- 『あんだーらいぶ』初期メンバーの一人で、SNSの掲示板でのニックネームは「畳」。男性として人気ナンバーワンVTuberであり、圧倒的な人気を誇る。ママはトライデント山下。
- 現役大学生で良家の子息であり、コンシェルジュ付きのタワーマンションに一人暮らしをしている。家事全般は壊滅的で妹の柊夏嘉に来てもらっては家事をやってもらっている。神坂怜と同じく重度のシスコンであり、ファンからは「妹に面倒を見てもらってる方のシスコン」として認知されている。
- 愛称の「畳」の由来は、ゲーム配信中、ゲーム画面を映さずに畳だけを映すという放送事故を起こした事に由来する。
日野灯 ()- 『あんだーらいぶ』第4期メンバー。SNSの掲示板でのニックネームは「太陽」。性別は女性で、ママは我孫子ビビ[14]。
- 外見はボーイッシュであるが、豊満なバストを持ち、内面は家庭的で料理も得意な乙女チックな現役女子高生VTuberである。また、プライベートではクラスメイトの女子のファッションコーディネートをするなど、女子力はかなり高い。
- 同期のルナ・ブランとは幼馴染であり、現在もクラスメイトの間柄である。
- 子供の時からルナと比べられてきた為、ルナに対して常にコンプレックスを抱いていたが、日野の異変に気付き声をかけてきた神坂に泣きながら相談し、受けたアドバイスを実践した事でコンプレックを克服する。一方の神坂は、その事が原因で大炎上したにも関わらず全く気にも留めず、逆に2人を心配している姿に大人としての生き方をまざまざと見せつけられ、尊敬の念を抱くようになる。
窓辺 ()マネージャー- 『あんだーらいぶ』の新入社員で神坂怜の二代目担当マネージャー。女性。
- 外見は小柄で現役女子高校生ライバー組と比較しても遜色ないほど若いが、他の企業からの転職組である。
- 非常にやる気があり、前職でも様々な新企画などを立案してはいたものの、余計な仕事を抱えたくない同僚との温度差故に職場で浮いてしまい『あんだーらいぶ』に転職した。
- 2時間サスペンスドラマが大好きで、『浅○光彦シリーズ』の大ファン。前の職場のサスペンスドラマ好きからは自身の名前を『某税務調査官シリーズ』ネタでイジられていた。
御影和也 ()- 『あんだーらいぶ』第5期メンバー。ニックネームは「ミカ」。性別は男性。
- 元々配信者として成功している部類に入っていたが、スカウトを受けVTuberに転生した。
- 配信者時代のハンドルネームは「イシカワ」。
- 家事が壊滅的で、エナジードリンクの空き缶が散乱している汚部屋で生活している。また虚弱体質気味であり、体調を崩す事が多い。同期の東雲より体重が軽く、握力も劣る模様。
宵闇忍 ()[注 7]- 『あんだーらいぶ』第2期メンバー。ニックネームは「忍ちゃん」。性別は女性。
- 特技は台パンであり、その為の台は材質からこだわり抜いたDIY品を使用している。また、その芸風から音ゲーの案件も獲得している。
- 日野灯とルナ・ブランの勉強をみてあげる等、同性の後輩の面倒をよくみている。
- 海外のリスナーに「
Is she a Monkey ?」と言われたり、チンパンジーと呼ばれショックを受け深酒寝落ち配信をするに至る。その後ネタとしてサルのスタンプを作成した。
- ルナ・ブラン
- 『あんだーらいぶ』第4期メンバー。現役女子校生。SNSの掲示板でのニックネームは「月」。ママは夢川シズル[14]。
- 外見は小柄で女の子っぽいが、内面はやや熱血気味で、料理等も苦手である。かなりのオタク気質で、BLが大好きな腐女子であり、男性メンバー同士の掛け算[注 8]の話題にはすぐに食らい付く一面を持っている。
- 同期の日野灯とは幼馴染であり、高校のクラスメイト。初配信での配信トラブルでテンパっていた所を神坂に助けられて以降、神坂に心を許し甘えている。
- 同じ箱内でありながら、男女でコラボもできない現状に嫌気がさしており、その原因である自らのファンを切り捨ててでも、現状を改善して男女問わず気兼ねなく配信できる環境作りを目指すなど、見た目とは裏腹に熱い心の持ち主である[15]。
- 現在の目下の悩みは、仲良しの同級生の女子生徒が神坂怜推しになってしまい、いつ身バレするかと終始ヒヤヒヤしている事[16]。
SoliDlive
[編集]『あんだーらいぶ』のライバル事務所で、所属タレントは全員女性である。略称は「ソリライ」。あんだーらいぶファンからは「お隣さん」と呼ばれている。
SoliDlive関係者
[編集]藍田ウミ ()/藍田ソラ ()- 『SoliDlive』所属の双子VTuber。第4巻現在、名前のみ登場。
明野ヒカリ ()- 『SoliDlive』最古参VTuber。ママは柊冬夜と同じトライデント山下。
- 現在ほど男女のコラボについても五月蝿く言われていなかったVTuber黎明期から活動しているため、『あんだーらいぶ』の獅堂エリカや柊冬夜ともコラボ経験があり、柊冬夜の3Dアバターお披露目イベントには、トライデント山下と連名ではあるが、フラワースタンドを贈るなど、良好な関係を築いている。
- 獅堂エリカ曰く、「清楚すぎてネタに出来ない」キャラである。
十六夜真 ()- 霧咲季凛と同期デビューした現役女子高生VTuber。ママは金切燕。
- 『あんだーらいぶ』のファンであり、柊冬夜推しである。
- 神坂雫とはクラスメイトで親友の関係であり、元々は2人でオーディションを受けるつもりであったが、神坂雫の兄が『あんだーらいぶ』からデビューしてしまったため、身バレ防止の観点から誘いを断られ、1人でオーディションを受けに行き合格した。
- 母子家庭で育ち、娘の将来を心配する母親と対立してしまったため、『SoliDlive』に応募した際の保護者同意書には祖母にサインして貰って活動を開始した。それが曲解され、後に親子の確執騒動として影尾により拡散される原因となった。
霧咲季凛 ()- 神坂怜がブラック企業に勤務していた頃の元同僚で、元顔出し配信者。会社員時代にストーカー被害に遭い、先輩である神坂怜とストーカー対策として同棲していた過去を持つ。
- 作中において神坂怜にとっては妹と虎太郎以外でタメ口で会話できる唯一のキャラであり、「お前」と呼ばれる程近しい存在である。
- 退職後は実家に戻り家事手伝いをしていたが、兄が彼女を連れて実家に戻ってきたため居場所を失い、配信者となる。その後、『SoliDlive』からスカウトされてVTuberに転生した。
- ママは絵稟議。
- お酒が大好きなダメな子キャラで、デビュー早々にお酒関係でやらかした為、禁酒令が発令されるも、お酒関係の案件が舞い込んだ為、禁酒令はすぐに取り消された。
- 同期デビューの十六夜真の事は大切に思っており、十六夜真が元々ファンであった柊冬夜のアカウントをフォローした事で炎上したため、その炎上の矛先を自分に向けるべく神坂怜をフォローした結果、SNSで神坂怜との同棲疑惑が囁かれた。
- 基本的に料理は苦手である。だが、はじめてお酒をガブ飲みし二日酔いした次の日の朝に神坂怜に味噌汁を作って貰って以来、酒を飲んだ次の日は味噌汁を自炊する事が日課になっている[17]。
- 神坂怜曰く「恋愛対象には見れない」ものの、肉体関係があったらしい事はお互いの懐古シーンにて仄めかされている。
匿名掲示板の住人
[編集]作中に出てくるSNS掲示板『あんだーらいぶを語るスレ』にコテハンで書き込んでいる人々。
- ID:SisterChan
- 神坂雫のコテハン。
- ID:MoBthread
- 元々、ユニコーン[注 9]と呼ばれる処女厨ファンで元々は神坂怜のアンチファンであったが、いつの間にか神坂怜ファンになっており、掲示板の住人達から「神坂怜に角を折られたユニコーン」という意味合いで「駄馬」と呼ばれており、本人も駄馬という呼び名を受け入れている。
- VTuber以外にもストリーマー全般に通じており、ストリーマー時代の霧咲季凛の配信も視聴していた。その為、霧咲季凛が男と同棲していた背景も記憶しており、神坂怜と霧咲季凛の同棲疑惑が影尾の手によりリークされた際には、疑惑の火消し役の一役を担った。
- 持ち前の「ダメ絶対音感[注 10]」で、『神坂怜の妹 = 十六夜真の親友』を最初に特定し拡散した人物であり、その結果として神坂雫が誕生した。それ以外にも葵陽葵を高校生の頃にモブ役で出演した一般向けの深夜アニメの声だけで特定するなど、ダメ絶対音感の精度はかなり高い。
- ネット上での言動は男性のソレだが、実際には生粋のお嬢様であり、執事とメイドを自前で雇っている。同人誌即売会でmikuriのブースに足を運んだ際は、掲示板に「美人コスプレイヤーが来た」と書かれた事がある。また、その同人誌即売会で実際に対面した酢昆布は、「身に付けている腕時計だけで田舎なら家一軒買える金額」と断言した[18]。
- ID:/yurisuko
- 百合とBLが大好きで、「男の人は男の人同士で、女の子は女の子同士で恋愛すべきだと思うの。」が持論。
- ID:gckineki/
- 通称「ガチ恋ネキ」。元々は神坂怜のアンチであったが、神坂怜の配信を聞いているうちに神坂怜のガチ恋ファンになった。
- お嬢様育ちではあったが、不慮の事故により半身不随となったため、車椅子生活を余儀なくされた事で、政略結婚の道具にしようと考えていた父親や兄との間に確執が生じ、家族と袂を分かち一人暮らしをしている。
- ID:MoBthreadとはリアルで一緒に遊びに行くほどの間柄である。
- ID:fpslover
- FPSゲーム大好きで、FPSゲーム関連の配信は全て網羅している。
- 自身も世界トップランカークラスの腕前の凄腕ゲーマー。
- 『あんだーらいぶ』の男性陣がチームでFPSゲームの大会に出場する事が決まった際には、FPSど素人の神坂怜に頼まれ一緒にプレイ配信しながら、神坂怜を鍛え上げた実績がある。
- 大会終了後には、掲示板で「神坂怜はワシが育てた。」と書き込んだ所、界隈から称賛を浴びていた。
- ID:threadXXA
- アンチスレッドの住人で、偶に『あんだーらいぶを語るスレ』に書き込んでいる。特に神坂怜には当たりが強い。
- 影尾探琉信者。
その他登場人物
[編集]葵陽葵 ()- 売れっ子エロゲ声優。ニックネームは「ひまりん」。女性。
- 幼少期から声優を志し、高校時代に深夜のテレビアニメでモブ役ではあるが声優デビューを果たすも、プロデューサーから枕営業を持ちかけられた挙句、逆にプロデューサーを殴ってしまい表舞台から干されてしまう。そのため、男性恐怖症である。
- 神坂怜の恩人でもあるタヱ子の孫であり、曾孫が見たいタヱ子から、神坂怜とのお見合いを何回も持ちかけられている。
- 本名は
葵 であり、タヱ子からは「あおちゃん」と呼ばれている。
天羽終里 ()- 元プロゲーマーの配信者。
- 『あんだーらいぶ』チームが参加したゲーム大会の優勝チームのリーダー。
- 『あんだーらいぶ』チームが1位チームを倒した事で棚ぼたで優勝したが、その際の映像を見た事で『あんだーらいぶ』に衝撃を受けファンとなる。その際、自身もVTuberになると宣言した。
有栖院アリス ()- 見た目と声は美少女だが中身は30歳を超えたおじさんという、バ美肉おじさんVTuber。事務所には所属しておらず、フリーで活動している。また、見た目とボイスチェンジャーを使用した声に騙され、正体を理解したリスナーがショックを受ける「アリスショック」と呼ばれる被害者が多数確認されている。国内に約2万人の登録者がいる。神坂怜が過去に共演したVTuberの中では最高齢である。
- アレイナ・アーレンス
- 個人勢[注 11]の女性VTuber。ニックネームは「アレ」。ママは酢昆布。
- かつては事務所に所属していた企業VTuberだったが、所属先の倒産に伴い諸々の権利の譲渡を受け、個人での活動にシフトチェンジした。
- 自身に企画力が無く、替わりにコメントへのレスポンス能力に長けているのは自覚しており、自身の強みを活かす配信スタイルとして現在のスタイルになった[19]結果、国内で3万人中華圏では10万人の登録者数を誇る個人勢としては最も知名度の高いVTuberとなった。また、自身を搾取しようとする輩は徹底的に潰すと公言しており、動画の切り抜き師を自前で雇い、再生数に応じてギャラを支払うなど、マネージング・マーケティング共に非常に優れた能力を有している。
- 神坂怜のガチ恋勢の一人であり、神坂怜の事は旦那と呼んでいる。
- かつて、柊冬夜とコラボした際、下ネタ全開のトークで柊冬夜にトラウマを植え付けた為、『あんだーらいぶ』側から厳重注意を受け、事務所を通さない直接のやりとりは断固NGとなっている。
影尾探琉 ()- VTuber界隈の不祥事などを配信する、個人勢のゴシップ系VTuber [注 12]。男性。
- VTuber事務所のオーディションに落選した事で逆恨みし、個人勢としてVTuberのゴシップ記事を配信し始めた[20]。記事のソースは一部のリーク情報とSNSのアンチスレッドと言われており、アンチ達の親玉的な存在である。過去には、影尾に目をつけられた結果、潰れた事務所も存在している。
- 作中では第4巻現在、名前と発言内容が紹介されている程度で、登場はしていない。
仮想記者 ()- 主にVTuberのアンチ動画をネットに上げている動画投稿者で、上述の影尾と共にVTuber界隈の代表的なアンチとして有名な存在である。
- 作中では第4巻現在、名前と活動内容が若干紹介されている程度で、登場はしていない。
- ゲンくん
- 神坂怜の友人の1人で、現役のパティシエ。
- 身長は2メートル近くあり、スキンヘッドで筋肉質という厳つい容姿をしている。
- 家族は妻と子供がおり、シベリアンハスキーを飼っている。
- 神坂怜が学生時代ヤンチャをしていた頃の舎弟的な存在で、今なお神坂怜の事を「兄貴」と呼んで慕っている。
- サキイカスルメ
- イカをモチーフに、ピンクと白を基調としたガワで活動している、実在する個人勢の女性VTuber。
- ライトノベルが大好きで、自身が読んで面白いと思ったライトノベルを紹介する配信をメインに活動している。
- 本作第4巻発売時に開催された記念キャンペーンにて、神坂怜が実在する個人勢のVTuberとのコラボレーションする公募企画に応募し当選。2024年5月25日にファミ通文庫公式サイト上で公開された短編にて、『出版社からの案件配信』という設定で、神坂怜とコラボ配信を行った[21]。
- なお、2024年6月8日未明に発生した、ロシアのハッカー集団によるKADOKAWA社へのサイバー攻撃により、2024年11月1日現在も閲覧不可の状態が続いている[22]。
酢昆布 ()- アレイナ・アーレンスのキャラクターデザインを担当した同人作家。女性。
- 「わからせ[注 13]」と呼ばれる18禁ジャンルが流行る前から女性が「首絞め」や「腹パン [注 14]」される同人誌を好んで書いている。また、自身の変態的な性癖を自覚した上で、その心を満たす為に絵を描き始めたのがイラストレーターとなったきっかけである[23]。
- mikuriの親友で、mikuriから男性VTuberのキャラデザについて相談を受けた際に自分の好みを伝えた為、神坂怜のデザインには彼女の好みが散りばめられている[24]。
- タヱ子
- 神坂家の斜向かいの家に住む御年70歳のおばあさんで、葵陽葵の母方の祖母。未亡人。
- 孫の芸能活動について、過去の出来事を理由に家族全員が反対する中、唯一賛成している。
- 神坂怜が小学生の頃、イジメによる不登校になる前、学校に行くフリをしてタヱ子夫婦の家に逃げ込んでいた為、今でも恩人として敬われ、恩返しに家の力仕事などをやってもらうなど、神坂家との親交がある。
- 曾孫を見たいがために、怜と陽葵を何とかくっつけようと画策している。
柊夏嘉 ()- 柊冬夜の実妹。キャラクターデザインは兄と同じくトライデント山下が担当している。
- メスガキ風のファッションを好んでいる。
- 神坂怜のガチ恋勢の一人であり、ボイスが発売されると、長文の感想ツイートを送りつけるのが恒例となっている。
- 家事が全くできない兄のかわりに、通い妻のごとく家に通い家事をしている。
mikuri ()- 神坂兄妹のキャラクターデザインを担当したイラストレーター。女性。神坂兄妹やファンからは「mikuriママ」と呼ばれている。
- 過去に「
遥久遠 ()」というVTuberのデザインを担当したが、影尾探琉の手により事務所の不祥事が発覚し活動を停止した事で、遥久遠とは死別[注 15]してしまった[25]ため、神坂兄妹に対してはかなり過保護な一面を持つ。 - 遥久遠との死別後は、VTuber関連の仕事は一切拒否していたものの、神坂怜のデザインに関しては、死別前に納品が完了していたため、拒否する事ができなかった。
- 私生活では親友のイラストレーターである「酢昆布」の生活の面倒を見させられている。
- 元カノ
- 本名不詳。第4巻現在、存在についてのみ言及されている。
- 神坂怜の幼馴染で元交際相手。
- 高校生の時に失恋した神坂怜と流れで付き合い始めるも、お互いに大学に進学し遠距離恋愛になると、所謂「ヤリサー」に所属してしまい、神坂怜に今現在も夢でうなされる程のトラウマを植え付ける程の壮絶な別れ方をした。その結果、神坂怜の顔からは笑顔が消え、心の底から笑う事ができなくなった原因を作った張本人である。
- かつては神坂雫からは姉の様に慕われていたものの、現在は兄の心を傷つけ普通に笑う事ができない体にされた事で心の底から恨まれており、「二度と顔も見たくない。」と思われている。
- 現在は音信不通であり、彼女の親ですら連絡が取れなくなっている。
評価
[編集]受賞
[編集]- ラノベニュースオンラインアワード2022年9月刊 (新刊総合第1位)
- 次にくるライトノベル大賞2022 (単行本部門第2位・総合部門第4位)
- このライトノベルがすごい!2024 (単行本・ノベルズ部門第9位)
- 次にくるライトノベル大賞2023 (単行本部門第5位)
既刊一覧
[編集]小説
[編集]- とくめい(著)・カラスBTK(イラスト) 『アラサーがVTuberになった話。』 KADOKAWA〈ファミ通文庫〉、B6判
長編小説一覧
[編集]- 既刊5巻(2024年9月30日現在)
- 2022年9月30日初版発行(同日発売[26])、ISBN 978-4-04-737197-2
- 2023年2月28日初版発行(同日発売[27])、ISBN 978-4-04-737378-5
- 2023年7月28日初版発行(同日発売[28])、ISBN 978-4-04-737577-2
- 2024年2月28日初版発行(同日発売[29])、ISBN 978-4-04-737763-9
- 2024年9月30日初版発行(同日発売[30])、ISBN 978-4-04-738046-2
短編小説一覧
[編集]- 既刊1巻(2024年9月30日現在)
- 『サブチャンネル』 2024年9月30日初版発行(同日発売[31])、ISBN 978-4-04-738047-9
- 短編作品一覧
サブタイトル | 掲載媒体 | 発表年月日 | 備考 | |
---|---|---|---|---|
1 | 『エイプリルフールネタ』[32] | 各小説サイトにて公開[33][34][35] | 2022年4月1日 | - |
2 | 『イベント準備:ルナ・ブランの場合』 | 第1巻店舗購入特典SS(メロンブックス) | 2022年9月30日 | 『サブチャンネル』 掲載[36] |
3 | 『イベント準備:日野灯の場合』 | 第1巻店舗購入特典SS(ゲーマーズ) | ||
4 | 『兄と妹のボイス研究』 | 第2巻購入特典オーディオドラマ | 2023年2月28日 | - |
5 | 『柊 夏嘉、沼の入り口』 | 第2巻店舗購入特典SS(メロンブックス) | 『サブチャンネル』 掲載[36] | |
6 | 『ある日の兄妹』 | 1巻&2巻同時購入特典(メロンブックス) | ||
7 | 『似た者同士?』 | 第2巻店舗購入特典SS(アニメイト) | ||
8 | 『霧咲 季凛のひとりごと』 | 第2巻店舗購入特典SS(ゲーマーズ) | ||
9 | 『十六夜真のクラスメイト観察日記』 | 第2巻電子書籍購入特典SS(BOOK☆WALKER) | ||
10 | 『mikuriの親心』 | 第2巻有償書き下ろし36P小冊子(ゲーマーズ) | ||
11 | 2巻発売記念 閑話『同人誌即売会(夏)』 |
各小説サイトにて公開[37][38][39] | ||
12 | 『兄が女体化して姉になった件』 | 2巻重版記念店舗購入特典SS(ゲーマーズ) | 2023年4月5日 | |
13 | 『アレイナ・アーレンスの優雅なる日常』 | ゲーマーズ夏の本祭り2023 イベント景品 | 2023年7月1日 | |
14 | 『新衣装 ルナ・ブランの場合』 | 第3巻店舗購入特典SS(メロンブックス) | 2023年7月28日 | |
15 | 『新衣装 日野灯の場合』 | 第3巻店舗購入特典SS(ゲーマーズ) | ||
16 | 『御影和也のあんだーらいぶ裏事情』 | 第2巻店舗購入特典SS(アニメイト) | ||
17 | 『東雲 愛莉のつぶやき』 | 第3巻電子書籍購入特典SS(BOOK☆WALKER) | ||
18 | 『それでも太陽はあなたの隣を歩みたい』 | 第3巻有償書き下ろし小冊子(メロンブックス) | ||
19 | 『それでも月は寄り添いたい』 | 第3巻有償書き下ろし小冊子(ゲーマーズ) | ||
20 | 3巻発売記念 閑話『とあるリスナーの休日』 |
各小説サイトにて公開[40][41][42] | ||
21 | 『柊 冬夜 ある日、事務所にて』 | 第12回メロンブックスノベル祭り 〜2023 Summer〜イベント景品 |
2023年8月1日 | |
22 | このライトノベルがすごい!2024入賞記念 特典没ネタ『クラスメイトの推しが先輩だった件』 |
各小説サイトにて公開[43][44][45] | 2023年11月30日 | |
23 | 『獅堂エリカの野望』 | 第4巻店舗購入特典SS(メロンブックス) | 2024年2月28日 | - |
24 | 『十六夜真の愛すべき平穏』 | 第4巻店舗購入特典SS(ゲーマーズ) | - | |
25 | 『mikuri わたしにできること』 | 第4巻店舗購入特典SS(アニメイト) | - | |
26 | 『葵陽葵は振り向かせたい』 | 第4巻電子書籍購入特典SS(BOOK☆WALKER) | - | |
27 | 『親友のイラストレーターが親バカすぎる件』 | 第4巻有償書き下ろし小冊子(メロンブックス) | - | |
28 | 『ニートのおしごと+あんだーらいぶ誕生秘話』 | 第4巻有償書き下ろし小冊子(ゲーマーズ) | - | |
29 | 『神坂雫の本当に欲しいもの』 | 第3巻&第4巻同時購入特典(メロンブックス) | - | |
30 | 4巻発売記念 閑話『物申すアレ』 |
各小説サイトにて公開[46][47][48] | - | |
31 | 4巻発売記念キャンペーンコラボ賞 『脱サラV × ラノベV コラボ配信』 |
ファミ通文庫公式サイト内特設サイト[21][22] | 2024年5月25日 | - |
32 | 『あるマネージャーの日記』 | 第14回メロンブックスノベル祭り 〜2024 Summer〜 イベント景品 |
2024年8月1日 | - |
33 | 『獅堂エリカの禊配信』 | 第5巻電子書籍購入特典SS(BOOK☆WALKER) | 2024年9月30日 | - |
34 | 『アレイナ・アーレンスは犬神狂衣を許せない!』 | 第5巻有償書き下ろし小冊子(メロンブックス) | - | |
35 | 『とあるスレ民の一日』 | 第5巻有償書き下ろし小冊子(ゲーマーズ) | - | |
36 | 『東雲 愛莉 後付けの幼馴染』 | サブチャンネル有償特典(メロンブックス) | - | |
37 | 『犬神狂衣はじめての推し活』 | サブチャンネル有償特典(ゲーマーズ) | - | |
38 | 『朝比奈あさひ 今月の振り返りと親友の話』 | 5巻&サブチャンネル同時購入特典 (メロンブックス) |
- | |
39 | 『新マネージャーの引継ぎ作業』 | 5巻&サブチャンネル同時購入特典 (ゲーマーズ) |
- | |
40 | 『天羽終里のVTuberにあこがれて』 | 5巻&サブチャンネル同時購入特典 (アニメイト) |
- | |
41 | 5巻&短編集発売記念 閑話『最近の兄について』 |
各小説サイトにて公開[49][50][51] | - | |
42 | 『ブラコンじゃないから!』 | ゲーマーズ冬の本まつり2024 → 2025 イベント景品 |
2024年11月29日 | - |
漫画
[編集]- 犬威赤彦(漫画)・とくめい(原作)・カラスBTK(キャラクター原案)『アラサーがVTuberになった話。』KADOKAWA〈カドコミ〉、既刊1巻(2024年10月7日現在)
- 2024年10月7日初版発行(同日発売[52][53])、ISBN 978-4-04-811381-6
コラボレーション企画
[編集]- ゲーマーズ
- ポップアップストア(2024年2月28日 - 3月17日)[54]
- AKIHABARA本店・なんば店にて開催。
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ VTuber界隈での業界用語でキャラクターデザインを担当したイラストレーターを男女問わず「ママ」と呼ぶ。
- ^ 元は音楽用語であり、ライブハウス等の音楽用施設や劇場のことを「箱」と呼び、特定のバンドではなく、ライブハウス自体のファンになることを指す。転じて、特定の個人ではなく、アイドルグループや所属事務所等の同じプラットフォームで活動するメンバー全員を推すことを意味する。
- ^ VTuberのアバターとなるデザインのこと。
- ^ 配信者として活動していた者が一度引退し、別の配信者として新たに活動を開始すること。
- ^ VTuber文化の一つで、様々なシチュエーションを仮定した音声データを販売するサービス。ドラマCDと違い店頭販売ではない。
- ^ ネット小説版では長谷川圭吾という名前になっている。
- ^ ネット小説版では常闇忍という名前になっている。
- ^ 同性間でのカップリングを指す隠語。「キャラA × キャラB」と表記され、男性役(攻め)がキャラA、女性役(受け)をキャラBとして表記する。どちらがAになるかでファンの間で議論される事もしばしばある。
- ^ ユニコーンとは、馬のような体に強靭な一本の角を持ち、非常に獰猛でありながら処女の乙女には非常に懐くが、もし懐いた処女が偽物であったと判明した場合は激しく怒り狂い、その偽物の処女を惨殺するとされている空想上の一角獣である。その言い伝えに因み、タレント(主にVTuber)の女性をアイドル化し男性との絡みを嫌い、男の影が見えると激しく逆上し、男女共に徹底的に攻撃するファンの事を指すネットスラングとして使用されている。
- ^ 声を聴いただけで瞬時に声優の声を聞き当てたり、ニュースやバラエティ等のテレビ番組のBGMに使用されている曲が本来使われていた作品を当てるといった、日常生活ではほぼ役に立たない音感を持つ人を指すスラング。
- ^ 事務所所属のVTuberを企業Vもしくは企業勢と呼ぶのに対し、事務所に所属せずに個人で配信するVTuberを個人勢と呼ぶ。
- ^ 自身とは全く関係の無い第三者(主にVTuber)に対する根拠の無い憶測の域を出ない情報や意図的に悪意のある偽情報を世間に拡散する事で、炎上を煽る事を配信目的としているVTuber。
- ^ 自分の事をナメている生意気な(主に未成年の)女子を凌辱し、上下関係を理解させて精神的に屈服させることを指すアダルト業界用語。
- ^ 腹部パンチの略。内臓にダメージを負い、苦悶の表情を浮かべる異性に性的興奮を感じるプレイのこと。
- ^ イラストレーターとVTuberを親子に見立て、子供であるVTuberが引退する事により、親の描いたキャラクターが利用されなくなる事を指すネットスラング。
出典
[編集]- ^ とくめい [@hameln_tokumei]「そしてコミカライズ化決定!」2023年11月25日。X(旧Twitter)より2024年5月28日閲覧。
- ^ ファミ通文庫 [@FB_twi]「5/25より「カドコミにて『アラサーがVTuberになった話。』コミカライズの連載が始まります!」2024年5月23日。X(旧Twitter)より2024年5月24日閲覧。
- ^ 「ラノベニュースオンラインアワード2022年9月刊の投票アンケート結果を発表」『ラノベニュースオンライン』Days、2022年11月6日。2023年7月31日閲覧。
- ^ “次にくるライトノベル大賞2022 結果発表”. 次にくるライトノベル大賞. KADOKAWA. 2024年5月28日閲覧。
- ^ このラノ2024 (2023), p. 56.
- ^ “次にくるライトノベル大賞2023 結果発表”. 次にくるライトノベル大賞. KADOKAWA. 2024年5月28日閲覧。
- ^ 輕小說 快30歲才轉職成為VTuber的故事。(01) (青文出版)
- ^ a b c d 『購入者特典で、小林親弘&鈴代紗弓出演のオーディオドラマが聴ける! 話題のWEB発小説『アラサーがVTuberになった話。』、待望の第2巻は2月28日(火)発売。』(プレスリリース)KADOKAWA、2023年2月28日 。2023年8月11日閲覧。
- ^ エイプリルフールネタ(2022年4月1日、ハーメルン版)
- ^ 短編小説公開当初は「バスト86センチ」としていたが、第2巻p.249の挿絵を見た作者が88センチに修正した。
- ^ 第3巻 p.74
- ^ a b SS『ニートのおしごと+あんだーらいぶ誕生秘話』p.29
- ^ SS『ニートのおしごと+あんだーらいぶ誕生秘話』p.27
- ^ a b SS『それでも月は寄り添いたい』pp.14〜15
- ^ SS『それでと月は寄り添いたい』pp.13〜14/pp.21〜23
- ^ SS『それでと月は寄り添いたい』pp.28〜29
- ^ SS『霧咲季凛のひとりごと』pp.1〜2
- ^ “2巻発売記念 閑話『同人誌即売会(夏)』”. ハーメルン (2023年2月28日). 2024年6月1日閲覧。
- ^ SS『アレイナ・アーレンスの優雅なる日常』p.5
- ^ “5話 いつものあれと不穏な影”. ハーメルン (2020年9月12日). 2024年6月1日閲覧。
- ^ a b とくめい [@hameln_tokumei]「4巻発売記念キャンペーンコラボ賞にてサキイカスルメさんと本作主人公神坂怜がコラボさせていただくことになりました」2024年4月15日。X(旧Twitter)より2024年5月25日閲覧。
- ^ a b 野々村 洸 (2024年6月28日). “ハッカー集団がKADOKAWAのサイバー攻撃で犯行声明、「金額に不満」と主張”. 日経クロステック. 2024年7月2日閲覧。
- ^ SS『mikuriの親心』p.8
- ^ SS『mikuriの親心』pp.10〜12
- ^ SS『mikuriの親心』pp.5〜6
- ^ “アラサーがVTuberになった話。”. KADOKAWA. 2023年8月20日閲覧。
- ^ “アラサーがVTuberになった話。2”. KADOKAWA. 2023年8月20日閲覧。
- ^ “アラサーがVTuberになった話。3”. KADOKAWA. 2023年8月20日閲覧。
- ^ “アラサーがVTuberになった話。4”. KADOKAWA. 2024年1月11日閲覧。
- ^ “アラサーがVTuberになった話。5”. KADOKAWA. 2024年9月30日閲覧。
- ^ “アラサーがVTuberになった話。サブチャンネル”. KADOKAWA. 2024年9月30日閲覧。
- ^ 作者自身の手による加筆修正版として2024年10月4日及び10月11日公開のネット小説版212話及び213話『エイプリルフール』がストーリー本編として公開された。
- ^ エイプリルフールネタ(ハーメルン版)
- ^ エイプリルフールネタ(小説家になろう版)
- ^ エイプリルフールネタ(カクヨム版)
- ^ a b hameln_tokumeiの2024年8月2日のツイート、2024年8月2日閲覧。
- ^ 同人誌即売会(夏)(ハーメルン版)
- ^ 同人誌即売会(夏)(小説家になろう版)
- ^ 同人誌即売会(夏)(カクヨム版)
- ^ とあるリスナーの休日(ハーメルン版)
- ^ とあるリスナーの休日(小説家になろう版)
- ^ とあるリスナーの休日(カクヨム版)
- ^ クラスメイトの推しが先輩だった件(ハーメルン版)
- ^ クラスメイトの推しが先輩だった件(小説家になろう版)
- ^ クラスメイトの推しが先輩だった件(カクヨム版)
- ^ 物申すアレ(ハーメルン版)
- ^ 物申すアレ(小説家になろう版)
- ^ 物申すアレ(カクヨム版)
- ^ 最近の兄について(ハーメルン版)
- ^ 最近の兄について(小説家になろう版)
- ^ 最近の兄について(カクヨム版)
- ^ “社畜だった頃のほうがつらいから、炎上も平気なアラサー男性がVTuberをがんばる物語”. コミックナタリー. ナターシャ (2024年10月7日). 2024年10月7日閲覧。
- ^ “アラサーがVTuberになった話。 (1)”. KADOKAWA. 2024年10月7日閲覧。
- ^ 『『アラサーがVTuberになった話。』POP UPコーナーを2024年2月28日(水)よりゲーマーズにて開催致します!』(プレスリリース)アニメイトホールディングス、2024年2月16日 。2024年6月1日閲覧。
参考文献
[編集]- 『このライトノベルがすごい!』編集部『このライトノベルがすごい!2024』宝島社、2023年12月9日。ISBN 978-4-299-04899-8。