アラコ
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種類 | 株式会社 |
---|---|
本社所在地 |
473-0916 愛知県豊田市吉原町平子35番6 |
設立 | 1974年9月25日 |
業種 | 輸送用機器 |
法人番号 | 8180301018138 |
代表者 | 代表取締役社長 鈴村浩己 |
資本金 | 9270万円 |
純利益 |
2億7,509万5,000円 (2024年3月期)[1] |
総資産 |
153億5,236万3,000円 (2024年3月期)[1] |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 | トヨタ紡織 |
アラコ株式会社は、かつて存在したコーチビルダー・部品メーカーである。トヨタ自動車株式会社の子会社であった。
2004年(平成16年)10月1日に吸収分割により、車体部門をトヨタ車体株式会社に譲渡。同日、残る内装部門が豊田紡織株式会社、タカニチ株式会社と合併し、消滅した。存続会社は豊田紡織株式会社であり、同日トヨタ紡織株式会社に社名を変更した。
なお2015年(平成27年)7月1日に、トヨタ紡織の子会社である株式会社KYOEIARACOがアラコ株式会社に商号変更した。
本稿では主に2004年(平成16年)に消滅した旧・アラコ株式会社について述べる。
沿革
[編集]旧・アラコ株式会社
[編集]種類 | 株式会社 |
---|---|
本社所在地 |
473-0916 愛知県豊田市吉原町上藤池25番地 |
設立 | 1947年(昭和22年)7月24日 |
業種 | 輸送用機器 |
法人番号 | 8180301018138 |
事業内容 |
自動車車体及び部品の製造・販売 |
代表者 | 代表取締役社長 本並正直 [2] |
資本金 | 31億88百万円[2] |
発行済株式総数 | 27,884千株 |
売上高 | 5268億14百万円[2](連結/2004年3月) |
営業利益 | 162億27百万円[2](連結/2004年3月) |
経常利益 | 160億96百万円[2](連結/2004年3月) |
従業員数 | 5,054人[2](2004年3月) |
決算期 | 3月31日[2] |
主要株主 |
トヨタ自動車(株) 75.03%[2] 豊田通商(株) 1.74%[2] |
特記事項:2004年(平成16年)10月1日、グループ再編により解散 |
- 1946年(昭和21年)
- 1947年(昭和22年)- SA型の出来ばえが認められ、トヨタ自動車の助言を受け、法人組織「荒川鈑金工業株式会社」となる[3]。
- 1949年(昭和24年)- トヨタ自動車を中心に自動車の内装品の生産を開始[3]。
- 1955年(昭和30年)- クラウンRS型の内装を手がける[3]。
- 1959年(昭和34年)9月 - 伊勢湾台風で工場が浸水被害に遭う。
- 1960年(昭和35年)- 寿工場操業開始。
- 1961年(昭和36年)
- 1962年(昭和37年)- 吉原工場が操業を開始。ランドクルーザー 40系増産。
- 1968年(昭和43年)- 本社工場を名古屋市南区から豊田市吉原へ移転。
- 1975年(昭和50年)- ランドクルーザー BJ40型をベースに水陸両用車を開発。荒川儀兵衛自らが行った鞍ヶ池でのテストでは、水上走行には成功したものの、上陸時にロープがフックから外れて水没し、計画を断念する[3]。
- 1988年(昭和63年)7月 - アラコ株式会社に社名変更。
- 1995年(平成7年)
- トヨタ・チーム・アラコ(TTAR)として、ランドクルーザー 80系でパリ・ダカールラリーに初出場。
- LX450でボディメーカーとしては初となるレクサスブランドの組み立てを担当。
- 1997年(平成9年)- 超小型EV「エブリデー」生産開始[3]。
- 1998年(平成10年)- ランドクルーザーの生産累計300万台を達成。
- 1999年(平成11年)- 全工場でISO 14001を取得。
- 2000年(平成12年)- 超小型EV「エブリデーコムス」の生産を開始。
- 2002年(平成14年)8月6日 - 猿投工場開発センターが完成。
- 2004年(平成16年)10月1日 - 車両事業部門をトヨタ車体株式会社へ譲渡。残る内装事業部門は、タカニチ、豊田紡織と合併し、トヨタ紡織株式会社となる[注釈 1][5]。
現・アラコ株式会社
[編集]- 1974年(昭和49年)9月25日 - 協栄産業株式会社として設立[6]。
- 2004年(平成16年)- 株式会社KYOEI ARACOへ商号変更[6]。
- 2015年(平成27年)- アラコ株式会社へ商号変更[6]。
拠点(旧・アラコ)
[編集]研究・開発・実験
[編集]生産
[編集]- 吉原工場(愛知県豊田市):車体組み立て、プレス型保管
- 寿工場(愛知県豊田市):シートAssy生産
- 猿投工場(愛知県豊田市):車体組み立て、特装
- 豊橋工場(愛知県豊橋市):ドアトリムAssy生産
- アラコ九州・本社工場(佐賀県神埼市神埼町):トヨタ自動車九州向けシート、ドアトリムAssy生産
関連企業
[編集]- 寿陸運(愛知県豊田市):シート、ドアトリムの輸送と樹脂部品加工
- アラコ九州相知(おうち):シート表皮生産
- ライフクリエイション:さなげアドベンチャーフィールドの運営
主な製品(旧・アラコ)
[編集]生産受託していた車
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 合併比率はアラコ:タカニチ:豊田紡織で2.85:21.5:1。
出典
[編集]- ^ a b アラコ株式会社 第51期決算公告
- ^ a b c d e f g h i j k 豊田紡織株式会社. “合併契約締結に関するお知らせ”. 2016年3月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年5月2日閲覧。
- ^ a b c d e f g h トヨタ紡織株式会社. “アラコの歴史|トヨタ紡織 Our Roots”. トヨタ紡織株式会社. 2016年8月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年5月1日閲覧。
- ^ “アラコ会社案内”. 旧アラコ株式会社. 2002年4月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年10月8日閲覧。
- ^ トヨタ紡織株式会社. “沿革”. トヨタ紡織株式会社. 2019年5月1日閲覧。
- ^ a b c アラコ株式会社. “会社概要”. アラコ株式会社. 2019年5月1日閲覧。
- ^ トヨタ車体株式会社. “超小型EV「コムス」”. トヨタ車体. 2019年5月1日閲覧。