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アメデー・ガストゥエ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アメデー・アンリ・ギュスターヴ・ノエル・ガストゥエ
生誕 (1873-03-19) 1873年3月19日
出身地 フランスの旗 フランスパリ
死没 (1943-06-01) 1943年6月1日(70歳没)
ジャンル クラシック音楽
職業 音楽学者作曲家

アメデー・アンリ・ギュスターヴ・ノエル・ガストゥエAmédée Henri Gustave Noël Gastoué, *1873年3月13日 パリ - †1943年6月1日 クラマール)はフランス音楽学者作曲家ローマ教皇ピウス10世によって教皇庁聖グレゴリウス大勲章騎士団長に選ばれている。

略歴

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アルベール・ラヴィニャックアレクサンドル・ギルマンに師事。ベルヴィルの聖ジャン=バティスト教会の楽長や、スコラ・カントルムグレゴリオ聖歌の教師を歴任したように、教会音楽、特にビザンチン聖歌に造詣が深く、またアルメニアの芸術音楽にも特別な関心を寄せた。パリ・カトリック大学やスタニスラス学院、リセ・モンテーニュにおいてもコラール中世の音楽を指導している。1934年から1936年までフランス音楽学会の会長を務め、1939年にも会長に再選された。

教会音楽の歴史(特にグレゴリオ聖歌)に関する著作を数点上梓したほか、宗教曲管弦楽曲室内楽、オルガン曲、ピアノ曲を作曲した。

オルガニストで合唱指揮者のエマニュエル・トランク(Emmanuel Trenque)は、ガストゥエの兄弟の曾孫にあたる。

主要作品一覧

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  • 『パリの典礼聖歌の歴史』(Histoire du chant liturgique à Paris. Poussielgue, Paris)
  • 『カロリンガ朝の初期から末期まで』(Des origines à la fin des temps carolingiens. Bd. 1, 1904)
  • 『ローマ聖歌の発祥~グレゴリオ聖歌のアンティフォナ』(Les origines du chant romain. L'antiphonaire grégorien. Picard, Paris 1907)
  • セザール・フランクの生涯』(César Franck 1822-1890. Notice biographique. 1908)
  • 『グレゴリオ聖歌の和声付けについて』(Traité d'harmonisation du chant grégorien. 1910)
  • 『グレゴリオ聖歌の芸術』(L'art grégorien. Edition Alcan, Paris 1911)
  • 『古代から古典派時代までのフランスのオルガン』(L'orgue en France de l'antiquité au début de la période classique. Schola Cantorum, Paris 1921)
  • 『アルメニアとその歴史的芸術』(L'Arménie et son art traditionnel. 1929)
  • 『教会と音楽』(L'église et la musique. Grasset, Paris 1936)
  • 『Aptの14世紀から16世紀の手稿譜』(Le Manuscrit de musique du trésor d'Apt XIV - XVe siècle. 1936)
  • ジョルジュ・ビゼー』(Georges Bizet. Dumoulin, Paris 1938)
  • 『14世紀から18世紀までの伯爵領におけるアヴィニョンの音楽』(La musique à Avignon et dans le Comtat du XIV au XVIIIe siècle.)

外部リンク

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脚注

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