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アミラル・ペトレ・バルブニェヌ級コルベット

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
1048型コルベット
アミラル・ペトレ・バルブニェヌ
基本情報
艦種 コルベット
命名基準 ルーマニア海軍の提督
就役期間 1983年 -
前級 204型
次級 1048M型
要目
排水量 基準:1,480トン
満載:1,600トン
全長 92.42 m (水線長 89.40 m)
最大幅 11.40 m
吃水 3.60 m
機関方式ディーゼルエンジン×4基
スクリュープロペラ×4軸
出力 17,612 bhp
電力 175 kW発電機×4基
速力 24ノット
航続距離 1,500海里
乗員 士官7名+曹士70名
兵装AK-726ロシア語版 76mm連装砲×2基
AK-230 30mm艦載機銃×2基
14.5mm四連装機銃×2基
RBU-2500ロシア語版対潜ロケット砲×2基
・533mm魚雷発射管×4基
レーダー ・MR-302 対空・対水上捜索用
・ヤコール 主砲射撃指揮用
・MR-104 機銃射撃指揮用
ソナー 船底装備式・中周波型
電子戦
対抗手段
・ビザーン4電波探知装置
・PK-16 16連装デコイ発射機×2基
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アミラル・ペトレ・バルブニェヌ級コルベットルーマニア語: Amiral Petre Bărbuneanu clasa corveta)は、ルーマニア海軍が運用するコルベットの艦級。正式名は1048号計画型コルベットCorveta Proiect 1048)、NATOコードネームテタル-I型コルベットTetal-I class corvette[1]

設計はルーマニア国内で行われたが、経済上の問題によって計画は遅延した。ネームシップは1980年に起工された[1]

主センサーとしては、Sバンドの対空・対水上捜索レーダーであるMR-302「ルブカ」(NATO名「ストラット・カーブ」)をマスト頂部に搭載している。主砲としては、AK-726ロシア語版 59口径76mm連装砲を艦首・艦尾甲板に1基ずつ搭載した。火器管制レーダーとして、Xバンドの「ヤコール」(NATO名「ホーク・スクリーチ」)を上部構造物上に設置している。また近接防空用としては、上部構造物後端の両舷にAK-230 65口径30mm連装機銃を搭載し、その直前に火器管制レーダーとしてMR-104「ルィーシ」(NATO名「ドラム・テイルト」)を設置している[1]

同型艦

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同型艦一覧[2][3]
番号 艦名 建造 進水 就役 退役
260 アミラル・ペトレ・バルブニェヌ
Amiral Petre Bărbuneanu
マンガリア造船所 1981年
5月23日
1983年
2月4日
261 ヴィチェアミラル・ヴァシレ・スコドリャ
Viceamiral Vasile Scodrea
1982年
6月5日
1984年
1月3日
2004年
262 ヴィチェアミラル・ヴァシレ・ウルシャヌ
Viceamiral Vasile Urseanu
1983年
9月9日
1985年
1月3日
2004年
263 ヴィチェアミラル・イェウゲン・ロシュツァ
Viceamiral Eugen Roşca
1985年
7月11日
1987年
4月23日

脚注

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出典

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  1. ^ a b c Eric Wertheim (2013). The Naval Institute Guide to Combat Fleets of the World, 16th Edition. Naval Institute Press. pp. 560-561. ISBN 978-1591149545 
  2. ^ HISTORICAL OVERVIEW”. ルーマニア海軍. 2015年1月5日閲覧。
  3. ^ THE 50 CORVETTE SQUADRON SHIPS”. ルーマニア海軍. 2015年1月5日閲覧。

外部リンク

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