アポロ27号
この記事の主題はウィキペディアにおける独立記事作成の目安を満たしていないおそれがあります。 (2012年6月) |
アポロ27号(Apollo 27)とは、アメリカの模型メーカー、ペガサスホビーがプラモデルとして発売した、架空のアポロ宇宙船である。日本では有限会社PLATZから販売されている。
概要
[編集]史実のアポロ計画は17号をもって終了しているが[1]、「もしアポロ計画が27号まで継続されていたら、果たしてどうなっていたか?」という仮定の元に発売されたのがこのプラモデルである。故に実在するモデルは存在しない、完全な架空機となっている。スケールは一般的な航空機のプラモデルと同じく1/72であり、ギミック等は有さないディスプレイモデルである。
機体解説
[編集]「アポロ」の名を冠してはいるが、その形状は実際のアポロ司令・機械船やアポロ月着陸船とは大きく異なり、サンダーバード3号等に類似したレトロフューチャー的なデザインの単段式宇宙輸送機となっている。
モデルの縮尺から割り出した寸法は、全長:約17.3m、全幅:約10.5mと、この種の宇宙機としては小型の部類に入る。ロケットエンジンは大型の物を胴体に1基、小型の物を胴体から十字型に張り出したエンジンポッドに各1基、計5基を有する。また、コックピットは戦闘機の様にキャノピーに覆われた状態で、機体表面に剥き出しになっている。乗員は2名で、機体左横の搭乗口から出入りする。離着陸時には通常のロケットと同様に、エンジンを下にした体制を取るが、宇宙空間を航行する際には宇宙戦闘機の様に、コックピットを上にした体制を取る。
その他
[編集]『宇宙猿人ゴリ対スペクトルマン』第34話「ムーンサンダーの怒り!!」にも、同名の宇宙船が登場する。月面探索中に月の石と間違えて怪獣ムーンサンダーの卵を採集してしまい、地球への帰路の途中で追跡してきた親ムーンサンダーと遭遇。ムーンサンダーから退避するために予定より早く大気圏に突入するも、突入角度が急過ぎたため、突入中に燃え尽きてしまった。形状はペガサスホビーの物とは異なり、実際のアポロ宇宙船の物と同様である。
脚注
[編集]- ^ 計画段階では20号まで存在した。