アブ・ムハンマド・マクディーシ
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アブ・ムハンマド・アル=マクディーシ(アラビア語: أبو محمد المقدسي、英語: Abu Muhammad al-Maqdisi、1959年7月3日 - )は、イスラム法学者。本名はイッサム・ムハンマド・タヘル・アル=ブルガウィ(アラビア語: عصام محمد طاهر البرقاوي、英語: Issam Muhammad Taher Al-Burgawi)[1]。
ナーブルス生まれ。クウェートに移住し、湾岸戦争後ヨルダンに帰還した[1]。
超保守派で、イラクの聖戦アル=カーイダ組織の指導者アブー・ムスアブ・アッ=ザルカーウィーの師とされる[2]。
2014年10月、テロ扇動容疑でヨルダン当局に逮捕され、2015年2月5日釈放された。翌6日、地元テレビのインタビューに応じ、ISILがヨルダン軍パイロットムアズ・カサースベを殺害する映像を発表したことについて「狂気の行為だ」と非難した[2]。
脚注
[編集]- ^ a b “アル・ハヤート紙の調査報道:ヨルダンのアル・ザルカー市は同国のサラフィー・ジハード(イスラム過激原理主義)運動の温床である”. 中東報道研究機関 (2005年1月17日). 2015年2月20日閲覧。
- ^ a b “ヨルダン当局、超保守派の法学者釈放の狙いは”. 読売新聞 (2015年2月6日). 2015年2月20日閲覧。