アブドゥルラティーフ・ラシード
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アブドゥルラティーフ・ラシード لەتیف ڕەشید | |
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2023年 | |
第11代 イラク共和国大統領 | |
就任 2022年10月3日 | |
首相 | ムスタファ・アル=カーズィミー ムハンマド・シヤーア・スーダーニー[1] |
前任者 | バルハム・サリフ |
イラク共和国水資源大臣 | |
任期 2003年10月28日 – 2010年 | |
大統領 | ジャラル・タラバニ |
個人情報 | |
生誕 | 1944年8月10日(80歳) イラク、スレイマニヤ |
国籍 | イラク |
政党 | クルディスタン愛国同盟 (1986年 - ) |
配偶者 | シャーナーズ・イブラヒーム・アフマド |
住居 | イラク、バグダードラドワニーヤ邸 |
出身校 | マンチェスター大学 リヴァプール大学 |
アブドゥルラティーフ・ラシード[2][1](アラビア語: عبد اللطيف رشيد、クルド語: لەتیف ڕەشید、 英語: Abdul Latif Rashid、1944年8月10日 - )は、イラクの政治家、技術者。同国の大統領(第11代)を務めている。以前は同国水資源大臣を歴任。一部の日本メディアではアブドルラティフ・ラシード[3]と報じている。
バアス党政権崩壊後のイラク移行政府下では水資源管理の改善を指揮した。クルディスタン愛国同盟の報道官でもあった。
来歴
[編集]裕福なクルド系イラク人の家庭として、スレイマニヤで誕生。リバプール大学では土木工学の修士号を取得後、マンチェスター大学工学部を卒業[4]。1969年から1971年まではスレイマニヤ大学で教鞭を執り、イエメンやサウジアラビアでは国際連合食糧農業機関プロジェクトマネージャーとして農家開発プロジェクトに関与したこともある。他に国際かんがい排水委員会の職員に就任し、同国の水資源局と連携をして、資源開発を推進させた[5]。
クルディスタン民主党の一員としてイラク侵攻に貢献した。イラク国民会議の主要メンバーとして党の改革にも携わった。2010年から2022年までは大統領上級顧問の座に就任。2018年の大統領選挙ではクルディスタン愛国同盟の会合で候補に指名されたものの、選出されなかった[6]。2022年の大統領選挙では269人の議員から160票を獲得し、当選[7][8]。
妻であるシャーナーズ・イブラヒーム・アフマドとの間に2男1女を儲けている[9]。
脚注
[編集]- ^ a b “イラクにおける新大統領の選出及び次期首相候補の指名について”. 外務省. 2022年10月24日閲覧。
- ^ “新大統領の選出及び首相指名の余波”. 公益財団法人 中東調査会. 2022年10月24日閲覧。
- ^ “イラクで大統領選出、首相候補も指名 正常化に一歩”. Sankei.com. 2022年10月23日閲覧。
- ^ “ラシード氏の伝記”. 2022年10月23日閲覧。
- ^ “ヌーリー・マーリキー内閣閣僚のプロフィール”. 2022年10月23日閲覧。
- ^ “クルディスタン愛国同盟からの2人の大統領候補”. 2022年10月23日閲覧。
- ^ “ラシード氏、新大統領選出”. China.org. 2022年10月23日閲覧。
- ^ “イラク議会、アブドゥッラティーフ・ラシードをイラク大統領に選出”. 2022年10月23日閲覧。
- ^ “プロフィール”. 2022年10月23日閲覧。
公職 | ||
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先代 バルハム・サリフ |
イラク共和国大統領 2022年 - |
次代 |