アフガニスタン地滑り災害
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日付 | 2014年5月2日 |
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時間 | 11時(現地時間) |
場所 | アフガニスタン・バダフシャーン州・アーブバリク(Aab Barik ; Ab-e-Barik ; Aab Bareek)村 |
座標 | 北緯37度3分12.72秒 東経70度11分27.5秒 / 北緯37.0535333度 東経70.190972度座標: 北緯37度3分12.72秒 東経70度11分27.5秒 / 北緯37.0535333度 東経70.190972度[3] |
死者 | 約500人[4][2] |
損害 | 住宅300棟[2] |
アフガニスタン地滑り災害(アフガニスタンじすべりさいがい)は、2014年5月2日、アフガニスタン北東部バダフシャーン州で発生した大規模な地すべりによる災害である。
概要
[編集]土砂崩れは州都ファイザバードの西約30kmのアルゴ地区にあるアーブバリク村で発生した[1]。約1週間にわたり大雨が続いていた、現地時間2日午前11時頃、大規模な地滑りが発生し、全村約1000世帯のうち約300世帯が土砂にのみ込まれた[5]。その後、近隣の村から約600人が救助に駆け付けたが、再び発生した地滑りで生き埋めになったとみられている[6]。
その後の対応
[編集]翌日、捜索救助活動は打ち切られ、州知事は一帯を集団墓地とする考えを示した[2]。5月7日、大統領ハーミド・カルザイが現地を訪れ、住民の不満を受けてすべての遺体を見つけ出すと方針転換した[7]。
推定4000人以上の住民が家を追われることとなった。5日時点で、水・食料・テントなどの配給が不足しており、4-5世帯の家族が1つのテントで避難生活を送っている事例もある。また、谷底の川がせき止められてダム湖ができ、決壊の危険がある[8]。
脚注
[編集]kkimimijikokok
- ^ a b “アフガニスタン大規模地滑り 300人超犠牲か”. 朝日新聞 (2014年5月3日). 2014年5月4日閲覧。
- ^ a b c d “アフガン地滑りの捜索打ち切り、死者数は推計500人に修正”. AFPBBニュース (2014年5月4日). 2014年5月5日閲覧。
- ^ 国際連合人道問題調整事務所による被災現場地図(英語)
- ^ “地滑りのアフガニスタンに支援物資”. NHK (2014年5月4日). 2014年5月4日閲覧。
- ^ “アフガン北東部の地滑りで数百人死亡、2000人超が行方不明”. ロイター (2014年5月3日). 2014年5月5日閲覧。
- ^ “地滑りで2500人不明か=アフガン”. 時事通信 (2014年5月3日). 2014年5月4日閲覧。
- ^ “アフガン地滑り、捜索まだ7人 政府「集団墓地」は撤回”. 朝日新聞 (2014年5月8日). 2014年5月8日閲覧。
- ^ “土砂ダム、決壊の恐れも 被災住民、物資不足に不満”. 産経新聞 (2014年5月5日). 2014年5月6日閲覧。
外部リンク
[編集]- 国際連合人道問題調整事務所による被災現場地図(英語)
- Afghanistan landslide: Rescuers give up hope of survivors(英語) - 現場航空写真や捜索活動などの写真と記事
- Afghanistan declares site of horrific landslide a mass grave as threat of flooding forces villagers to evacuate(英語) - 捜索活動や避難生活などの写真と記事