アピサイ・イエレミア
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アピサイ・イエレミア Apisai Ielemia | |
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生年月日 | 1955年4月19日 |
出生地 | 英植民地エリス諸島・ヴァイツプ島 |
没年月日 | 2018年11月19日(63歳没) |
死没地 | ツバル・フナフティ |
配偶者 | シキナラ・イエレミア[1] |
第11代 ツバル首相 | |
在任期間 | 2006年8月14日 - 2010年9月29日 |
元首 | エリザベス2世 |
アピサイ・イエレミア(英語: Apisai Ielemia、1955年8月19日 - 2018年11月19日)は、ツバルの政治家。2006年から2010年まで、同国の第11代首相を務めた。
ヴァイツプ島選出の国会議員だが、政治的な地盤は持っていない。これは、政党というものが存在しないツバルでは珍しくないことである。
経歴
[編集]2006年8月3日の総選挙でマアティア・トアファ政権が敗北し、8月14日に野党議員であったイエレミアが国会で次期首相に選任された。外務相も兼務。
政権は一貫して中華民国との関係を重視し、2007年12月には同国を訪れ二国間の問題を協議した[2] 。2009年にデンマークのコペンハーゲンで開かれた第15回気候変動枠組条約締約国会議(COP10)では海面上昇の窮状を訴え、高い注目を集めた。
2010年の総選挙でも自らの選挙区で再選された[2]。
内閣の顔ぶれ
[編集]2006年9月時点でのアピサイ・イエレミア内閣の閣僚名簿は以下の通り[3]。
- 副首相兼天然資源相 - タヴァウ・テイー議員(ニウタオ島選出)
- 国会報道官 - サー・カムタ・ラタシ議員(フナフティ島選出)
- 議事担当相 - ウィリー・テラヴィ議員(ナヌメア島選出)
- 金融・経済計画相 - ロトアラ・メティア議員(ヌクフェタウ島選出)
- 公共事業・水・エネルギー相 - カウセア・ナタノ議員(フナフティ島選出)
- コミュニケーション・交通・観光相 - タウケリナ・フィニカソ議員(ヴァイツプ島選出)
- 教育・青少年・スポーツ相 - ファレサ・ピトイ議員(ナヌマンガ島選出)
- 厚生相 - イアコバ・イタレリ議員(ヌイ島選出)
- 議員総会(国会)議長 - サー・トム・シオネ議員(ニウタオ島選出)
首相退任後
[編集]2010年12月にマアティア・トアファ内閣の不信任決議案が可決され、ウィリー・テラヴィが次期首相に選出された[4]。テラヴィの盟友であったイエレミアは外務・環境・貿易・労働・観光相として入閣した[5]。
2018年11月19日に63歳で死去[6]。
脚注
[編集]- ^ “37th Pacific Leaders Forum”. Tuvalu News. (2006年12月27日) 2009年3月12日閲覧。
- ^ a b “Tuvalu PM re-elected, seeks to form govt”. Sydney Morning Herald. (2010年9月17日) 2010年9月17日閲覧。
- ^ News
- ^ “Willie Telavi the new prime minister in Tuvalu”. Radio New Zealand International (24 December 2010). 19 September 2011閲覧。
- ^ "Tuvalu - Heads of Government Listing", Australian Department of Foreign Affairs
- ^ “Former Tuvalu prime minister laid to rest”. Radio New Zealand. (2018年11月22日) 2018年11月22日閲覧。
外部リンク
[編集]- 2006年のイエレミア内閣発足関連のニュース記事 - TUVALU-NEWS.TV
公職 | ||
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先代 マアティア・トアファ |
ツバル首相 第11代:2006年 - 2010年 |
次代 マアティア・トアファ |