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アビガイル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ダビデのもとを訪れるアビガイル。アントーニオ・モリナーリen)。

アビガイル (Abigail) は、旧約聖書の女性。2人が登場する。アビゲイルとも。名前の意味は「父は喜ぶ」。

ナバルの妻

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第1『サムエル記』25章、『歴代誌』に登場する。才知に富み美人であった。夫のナバルは大富豪であり、ユダの山地マオンに住んでいた。

当時ダビデはサウルから逃亡しユダ山地の辺りを彷徨っていた。そしてナバルに贈り物を求め、拒絶されて怒ったダビデは400人を従えてナバルを討とうとした。それを知ったアビガイルは、ダビデに詫びて夫に秘密で贈り物を届けた。

ナバルは10日後に死亡し、アビガイルはダビデの妻となり、ダビデにとっての次男であるキルアブ(ダニエルとも呼ばれる)を産んだ。

エテルの妻

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イシュマエル人エテルの妻で、ダビデの姉妹で、エッサイの娘で、アマサの母。