アネクドテン
アネクドテン Anekdoten | |
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スウェーデン・アリングソース公演 (2016年3月) | |
基本情報 | |
別名 | King Edward (1990年-1991年) |
出身地 | スウェーデン |
ジャンル |
プログレッシブ・ロック プログレッシブ・メタル シンフォニック・ロック サイケデリック・ロック |
活動期間 | 1991年 - 現在 |
レーベル |
Virtalevy Arcángelo/ディスクユニオン |
公式サイト | http://www.anekdoten.se |
メンバー |
ニクラス・バーカー (G/Vo) ヤン・E・リジェストローム (B/Vo) アンナ・S・ダールバーグ (Key) ピーター・ノルディン (Ds) |
アネクドテン(Anekdoten、アネクドーテン)は、スウェーデン出身のプログレッシブ・ロック・バンド。
1970年代の「キング・クリムゾン」を彷彿とさせ、原点回帰の現代版といえるプログレを実践する北欧のグループ。メロトロンの使用とベースによる、ヘヴィでラウドなスタイルを展開している。
概要・略歴
[編集][1]1990年、ニクラス・バーカー、ヤン・エリク・リジェストローム、ピーター・ノルディンがロックバンド「King Edward」を結成。プログレッシブ・ロック・バンド「キング・クリムゾン」のカバーを主体としていた[2]。
1991年、母国の音楽イベントに出演した際、そこで見かけたアンナ・ソフィ・ダールバーグのプレイに感銘を受けたメンバーは、彼女をスカウトする。その後バンド名を「アネクドテン」(Anekdoten)と改名し、心機一転して再スタートを切る。
1993年、自主レーベルからの1stアルバム『暗鬱 (Vemod)』でデビュー。メロトロンを駆使していた頃の「キング・クリムゾン」を意識したサウンドが話題となり、欧州での配給が実現する。
1995年、2ndアルバム『ニュークリアス』を発表。これが「キング・クリムゾン」の代表作『太陽と戦慄』や『レッド』のヘヴィナンバーを彷彿とさせ、特に日本などで更なる高い評価を得る。そして日本でも専門レーベル「Arcángelo」(ディスクユニオン傘下)と国内契約が決まった。
1996年から欧州ツアーを展開し、翌1997年に日本限定のライブEPをリリース及び初来日公演。この公演の模様は、ライブ・アルバム『ライヴ・イン・ジャパン』として翌年に発表した。
3rd『フロム・ウィズイン』(1999年)[3]、4th『グラヴィティー』(2004年)[4]、5th『タイム・オブ・デイ』(2007年)と[5]、コンスタントに作品リリースを重ね精力的にこなすが、2009年に発表したコンピレーション作品を最後に活動が停滞した[6]。
2013年頃からライブ活動を再開し、5年ぶりに来日。新たな作品の制作にも着手する。
2015年、8年ぶりの6thアルバム『斜陽の館 (Until All The Ghosts Are Gone)』を発表[7]。同年に来日公演[8]。
メンバー
[編集]- ニクラス・バーカー (Nicklas Barker) - ギター、ボーカル (1991年- )
- ヤン・エリク・リジェストローム (Jan Erik Liljeström) - ベース、ボーカル (1991年- )
- アンナ・ソフィ・ダールバーグ (Anna Sofi Dahlberg) - チェロ、メロトロン、キーボード (1991年- )
- ピーター・ノルディン (Peter Nordins) - ドラムス (1991年- )
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ニクラス・バーカー (2016年)
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ヤン・エリク・リジェストローム (2016年)
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アンナ・ソフィ・ダールバーグ (2016年)
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ピーター・ノルディン (2016年)
日本公演
[編集]- 1997年 : 10月11日、12日 On Air West
- 2005年 : 2月25日、26日 東京キネマ倶楽部
- 2008年 : 1月11日 新宿Motion / 1月12日、13日 初台DOORS / 1月14日 代官山UNIT
- 2013年 : 1月11日 川崎CLUB CITTA'
- 2015年 : 11月8日 竹芝ニューピアホール
ディスコグラフィ
[編集]スタジオ・アルバム
[編集]- 『暗鬱』 - Vemod (1993年)
- 『ニュークリアス』 - Nucleus (1995年)
- 『フロム・ウィズイン』 - From Within (1999年)
- 『グラヴィティー』 - Gravity (2004年)
- 『タイム・オブ・デイ』 - A Time Of Day (2007年)
- 『斜陽の館』 - Until All The Ghosts Are Gone (2015年)
ライブ・アルバム
[編集]- 『ライヴEP』 - Live EP (1997年)
- 『ライヴ・イン・ジャパン』 - Official Bootleg: Live in Japan (1998年)
- 『ウェイキング・ザ・デッド〜ライヴ・イン・ジャパン 2005』 - Waking the Dead, Live in Japan 2005[9] (2008年)
コンピレーション・アルバム
[編集]- 『チャプターズ』 - Chapters (2009年)
脚注
[編集]- ^ 北欧が生んだ現代プログレ屈指の名バンドANEKDOTEN(アネクドテン)特集! - カケハシ・レコード
- ^ ANEKDOTENプロフィール - CDjournal
- ^ 北欧の彗星はもはや巨星となった - CDjournal
- ^ その後のあの話~アネクドテン新作 編 - CDjournal
- ^ 現代北欧プログレの雄、アネクドテン新作発表 - CDjournal
- ^ スウェーデンの暗鬱プログレ アネクドテンのリマスター・ベスト!未発表曲やレア音源もあり - CDjournal
- ^ スウェーデンのプログレッシブ・ロックバンド、アネクドテンが8年ぶりの新アルバム『Until All The Ghosts Are Gone』を発売 - amass
- ^ 21世紀のプログレッシヴ・ロック界をリードする、アネクドテンとアングラガルドが2015年11月に奇跡の同時来日を果たす! - ストレンジ・デイズ
- ^ "北欧のキング・クリムゾン"、アネクドテンの最新ライヴ盤が登場! - CDjournal