アド・ノージアム
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アド・ノージアム(羅: Ad nauseam)とは、ラテン語で、「吐き気を催すまで」延々と続けられた議論や討論を言う[1][2]。例えば、"this has been discussed ad nauseam" と言えば、その議題が広範にわたって議論され、関係者がうんざりしていることを表わす。矛盾はしていないことから自分の立場は正しいと主張するために、会話を吐き気さえ催すような状態に引きずり込む誤謬は、「無限の議論」(argumentum ad infinitum)、「繰り返しの議論」(argument from repetition) とも呼ばれる[3]。
この用語はアメリカン・ヘリテージ・ディクショナリによって、「嫌な」「馬鹿げた」「吐き気がする程度に」と定義されている[3]。口語的には、「誰もそれについてそれ以上議論する気がしなくなるまで」の意で使われることがある。
脚注
[編集]- ^ Ehrlich, Eugene (1985). Amo, Amas, Amat and More . New York: Harper & Row, Publishers. p. 25. 2023年1月10日閲覧
- ^ "ad nauseam" definition Dictionary.com
- ^ a b "Ad nauseam". American Heritage Dictionary. 2023年1月10日閲覧