アドゥワ大
KH野球部 #14 | |
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基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 熊本県熊本市 |
生年月日 | 1996年6月11日(28歳) |
身長 体重 |
200 cm 90 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | BCL / 2020年 特別合格 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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アドゥワ 大(アドゥワ まさる、Masaru Aduwa、1996年6月11日 - )は、熊本県熊本市出身[1][2][注 1]の元プロ野球選手(投手)。右投右打。
経歴
[編集]プロ入り前
[編集]ナイジェリア出身の父と、実業団チームのダイエー・オレンジアタッカーズの元バレーボール選手である酒本純子の間に生まれる[5]。出水南小3年のときに野球を始め、出水中では「熊本中央リトルシニア」でプレー。
高校は親元を離れ、九州国際大学付属高校に進学。3年夏に甲子園大会に出場するも初戦敗退し、登板機会を得られなかった[5]。同級生に清水優心[6]、古澤勝吾がいる。
東京農業大学北海道オホーツクに進み[6]、1年春からベンチ入り。春季リーグ開幕戦で勝利をあげ[3]、全日本大学選手権2回戦の上武大戦にも登板した[1]。しかし、2年春に左膝、3年秋に右肩を故障するなど大学4年間で満足に投げられない期間が続き[1]、北海道六大学野球リーグ戦の通算成績は3勝2敗[3]。前年に広島東洋カープに入団した弟・誠の活躍にも刺激を受け、プロ志望届を提出するもドラフト指名から漏れた[7]。同学年に岡本直也[3]、1学年上に周東佑京がいる。
大学卒業後は新潟県の社会人野球・バイタルネットに入部[2]。1年目から公式戦に登板し、先発・救援ともにこなしたが、重要な場面を任されるまでには至らず、在籍した2シーズンで好成績を収められなかった[4]。
BCリーグ・新潟時代
[編集]2020年11月14日、独立リーグのベースボール・チャレンジ・リーグのドラフト会議にて新潟アルビレックス・ベースボール・クラブの特別合格選手の1人として発表される[8]。2021年シーズンより新潟でプレーし、NPB入りに挑戦することを表明した[4]。24歳での入団は、新加入選手の中では最年長である。
2021年4月21日の対福島レッドホープス戦(しらさわグリーンパーク)でBCL公式戦初登板。6点リードの最終回二死走者なしの場面での救援登板で、最終的には三振を奪って無失点でゲームを締めたが、与四球1、被安打1でランナーを溜めるという不安の残る内容だった[9]。最終的に、14試合に救援投手として登板したが、防御率8点台の成績に終わった[10]。
10月12日に退団(任意引退)が発表された[11]。
退団後
[編集]新潟退団後は、独立リーグからの引退者の就職先として採用活動を行っている[12]東京都江戸川区の運送会社・株式会社KHの野球部で軟式野球をプレーしている[13]。
選手としての特徴
[編集]最高球速は145km/h[2][4]。2mの長身とリーチを生かした投げ下ろす角度の投球が持ち味[2][3][4]。変化球はカーブ、スライダー、チェンジアップを駆使し[1]、これらも高い位置から振り下ろして打者を翻弄する[4]。
詳細情報
[編集]独立リーグでの投手成績
[編集]年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
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2021 | 新潟 | 14 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | .000 | 78 | 15.0 | 23 | 1 | 12 | - | 0 | 16 | 1 | 1 | 16 | 14 | 8.40 | 2.33 |
通算:1年 | 14 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | .000 | 78 | 15.0 | 23 | 1 | 12 | - | 0 | 16 | 1 | 1 | 16 | 14 | 8.40 | 2.33 |
背番号
[編集]- 14 (2021年)
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d “東農大北海道アドゥワ大 広島の弟に続きプロの道へ”. 日刊スポーツ. (2018年10月25日) 2021年2月14日閲覧。
- ^ a b c d “広島アドゥワの兄が好投、バイタルネットが決勝Tへ”. 日刊スポーツ. (2019年5月3日) 2021年2月14日閲覧。
- ^ a b c d e “東農大北海道・アドゥワ大、広島の弟・誠と「同じ舞台に立つ」“2メートル右腕”プロで飛躍だ”. スポーツ報知. (2018年10月25日) 2021年2月14日閲覧。
- ^ a b c d e f 涌井幹雄 (2020年12月4日). “広島アドゥワ兄・大がBC新潟入団 NPB入り挑戦”. 日刊スポーツ 2020年12月13日閲覧。
- ^ a b “九国大付アドゥワ褐色右腕の夏終わる”. デイリースポーツ online. (2014年8月15日) 2018年10月10日閲覧。
- ^ a b “東農大北海道・アドゥワ 即戦力196cmルーキー”. 日刊スポーツ. (2015年4月22日) 2021年2月14日閲覧。
- ^ “侍の4番、亜大の大砲・頓宮がプロ志望届を提出 広島アドゥワの兄・大も”. Full-Count. (2018年10月10日) 2018年10月10日閲覧。
- ^ “バイタルネット・アドゥワ大らBC新潟特別合格”. 日刊スポーツ. (2020年11月14日) 2021年2月14日閲覧。
- ^ “新潟 vs 福島 試合経過-ルートインBCリーグ2021公式戦”. 一球速報.com. OmyuTech (2021年4月21日). 2021年5月17日閲覧。
- ^ “【独立リーグ】個人投手成績-ルートインBCリーグ2021公式戦”. 一球速報.com. OmyuTech. 2021年10月11日閲覧。
- ^ “退団選手のお知らせ”. 新潟アルビレックス・ベースボール・クラブ (2021年10月12日). 2021年10月25日閲覧。
- ^ “野球活動”. 株式会社KH. 2022年1月28日閲覧。
- ^ “株式会社KH|アドゥワ大|teams”. 2022年1月28日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 株式会社KH|アドゥワ大|teams
- アドゥワ 大 | メンバープロフィール | チーム | 新潟アルビレックス・ベースボール・クラブ - ウェイバックマシン(2021年4月14日アーカイブ分)