アップルタウン物語
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ジャンル | ミニスケープ |
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対応機種 | ディスクシステム |
開発元 |
スクウェア (原作・アクティビジョン) |
発売元 | DOG |
デザイナー | デヴィッド・クレーン |
音楽 | 植松伸夫 |
人数 | 1人 |
メディア | ディスクカード両面 |
発売日 |
1987年4月3日 |
その他 | 型式:SQF-APT |
『アップルタウン物語』(アップルタウンストーリー)は、1987年4月3日にスクウェア・DOGブランドから発売された、ファミリーコンピュータ ディスクシステム用シミュレーションゲーム。
アクティビジョンのゲーム『リトル・コンピュータ・ピープル』をベースとしており、そちらの名称が副題として併記されている。商品タイトルの漢字部分『物語』の読み方は、「ものがたり」ではなく「ストーリー」。
概要
[編集]一人の女の子の生活を観察するゲーム。
お家の中で様々な行動をとる女の子。ただ見ているだけではなく、アイコンのコマンドを使い、 いろいろな物を届けたり、ピアノを弾いてもらったり、占いをしてもらうこともできる[1]。なお、エンディングは存在しない。
評価
[編集]評価 | ||||||||||
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- ゲーム誌『ファミコン通信』のクロスレビューでは、4・6・8・6の合計24点(満40点)となっている[5][2]。
- ゲーム誌『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、12.64点(満25点)となっている[3]。
項目 キャラクタ 音楽 操作性 熱中度 お買得度 オリジナリティ 総合 得点 2.89 2.41 2.25 1.98 - 3.11 12.64
- ゲーム誌『ユーゲー』では、「『コンピュータの中の人と共存する』という、ゲームと呼べる範囲の限界に近い実験的な作品だった」、「(原作に対し)キャラクターが『女の子と猫』に変更され、『動くリカちゃんハウス』的な印象に大きく変化した。これによりプレゼントや手紙を届け、機嫌を損ねないようにする『抽象的ギャルゲー』とも言える、不思議な作品になってしまった」と評している[4]。
脚注
[編集]- ^ M.B.MOOK『懐かしファミコンパーフェクトガイド』45ページ
- ^ a b “アップルタウン物語 Little Computer People まとめ [ファミコン] / ファミ通.com” (日本語). KADOKAWA CORPORATION. 2016年11月20日閲覧。
- ^ a b 「5月24日号特別付録 ファミコンディスクカード ゲームボーイ スーパーファミコン オールカタログ」『ファミリーコンピュータMagazine』第7巻第10号、徳間書店、1991年5月24日、113頁。
- ^ a b 「ユーゲーが贈るファミコン名作ソフト 100選」『ユーゲー 2003 Vol.07』第7巻第10号、キルタイムコミュニケーション、2003年6月1日、49頁、雑誌17630-2。
- ^ 『ファミコン通信』第6号、アスキー (企業)、1987年3月。