アップストリーム (コンピュータ)
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この記事のほとんどまたは全てが唯一の出典にのみ基づいています。 (2020年5月) |
アップストリーム (英: upstream)とはダウンストリームの対義語で、ルーターやスイッチ、通信事業者の方へ向かうものを指す[1]。コンピュータネットワークでは、上流サーバー、アップストリームサーバーは別のサーバーにサービスを提供するサーバーを指す。つまり、アップストリームサーバーは、サーバーの階層の上位にあるサーバーである。階層の最上位のサーバーは、オリジンサーバーと呼ばれる。逆の用語であるダウンストリームサーバーはめったに使用されない。
これらの用語は、要求と応答が反対方向になされる文脈でのみ使用される。パケットは双方向に転送できるため、階層型ルーティングまたは階層型ネットワークトポロジについて説明する場合は使用しない。
例えば、ドメインネームシステムの場合、会社の中のローカル・エリア・ネットワークの中のネームサーバは、自分で名前解決をせずにインターネットサービスプロバイダ (ISP)のネームサーバにリクエストを転送する。そのため、ISPネームサーバはローカルサーバのアップストリームにあるということができる。また、ISPのサーバはドメインの権限オリジンサーバからドメイン名の解決を受けるため、権威サーバはISPのサーバーのアップストリームである。ここで、リゾルバーの階層は、実際のドメイン名の階層とは無関係であることに注意したい。
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ “アップストリームとは - IT用語辞典”. IT用語辞典 e-Words. 2020年5月8日閲覧。