アダム・ロバーツ
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アダム・ロバーツ(英: Adam Roberts、1965年 - )は、イギリスのSF作家にして評論家。また、パロディ小説も書いており、そのときは A.R.R.R. Roberts、A3R Roberts、Don Brine といったペンネームを使っている。アバディーン大学で英文学を学び、ケンブリッジ大学でロバート・ブラウニングなどの古典を研究して博士号を取得。英文学および英作文の教授としてロンドン大学ロイヤル・ホロウェイ校に勤務。
アーサー・C・クラーク賞に3度ノミネート(2001年の Salt 、2007年の Gradisil、2009年のYellow Blue Tibia)され、2012年のJack Glassでは英国SF協会賞とキャンベル記念賞を受賞している。
主な著作
[編集]長篇
[編集]- Salt (2000) ISBN 0-575-06896-5
- On (2001) ISBN 0-575-07176-1
- Stone (2002) ISBN 0-575-07396-9
- Polystom (2003) ISBN 0-575-07541-4
- The Snow (2004)
- Gradisil (2006)
- Land of the Headless (2007)
- Splinter: A Voyages Extraordinaire (2007)
- Swiftly: A Novel (2008)
- Yellow Blue Tibia (2009)
- New Model Army (2010)
- By Light Alone (2011)
- Jack Glass (2012)(ジャックグラス伝 ハヤカワ書房)
- Twenty Trillion Leagues under the Sea (2014)
- Béte (2014)
- The Thing Itself (2016)
- The Real-Town Murders (2017)
- By the Pricking of Her Thumb (近刊予定)
パロディ
[編集]- The Soddit (2003年、『ホビットの冒険』のパロディ)
- The McAtrix Derided (2004年、『マトリックス』)
- The Sellamillion (2004年、『シルマリルの物語』)
- Star Warped (2005年、『スター・ウォーズ』)
- The Va Dinci Cod (2005年、『ダ・ヴィンチ・コード』)
- Doctor Whom: E.T. Shoots and Leaves (2006年、『ドクター・フー』)
- The Dragon with the Girl Tattoo (2010年、 『ドラゴン・タトゥーの女』)
評論
[編集]- Science Fiction: the New Critical Idiom (2000年、第二版は2005年)
- The History of Science Fiction (Palgrave Histories of Literature) (2006年)