アジュージャ
表示
アジュージャ | |
---|---|
種類 | パン |
発祥地 | スペイン |
地域 | 南米 |
主な材料 | パン生地、ショートニング、牛乳、砂糖 |
Cookbook ウィキメディア・コモンズ |
アジュージャ(Hallulla)は、南米、特にチリに広く普及しているパン[1][2]。形は平たく円形、表面に無数のピケ(空気穴)がある[3]。乳脂肪が多く[4]、味と食感はスコーンに近い。調味料のペブレを乗せて食す習慣があり、また、伝統的なサンドイッチのチャカレロにも用いられる。パンの消費量世界2位のチリで2番目に多く消費されている種類であり[5]、マラケタと合わせると全体の売上の8割を占める[6]。発祥はイスラム帝国に占領された10世紀のスペインアンダルシア地方で、スペイン人が伝統的なロールパンと中東のピタを融合して考案したものとされる[1]。