アジア・アフリカ・ラテンアメリカ人民連帯機構
アジア・アフリカ・ラテンアメリカ人民連帯機構(西:Organizacion de Solidaridad con los pueblos de Asia Africa y America Latino、英:Organization of Solidarity with People of Asia,Africa and Latin America、通称:OSPAAAL)は、キューバの政治団体。
第三世界における反グローバリゼーション、反帝国主義、反ネオリベラリズム闘争の支援と人権の防衛を目的とし、1966年1月にハバナで三大陸人民連帯会議が開かれ、ギニア、コンゴ共和国、南アフリカ共和国、アンゴラ、ベトナム、シリア、北朝鮮、キューバ、プエルトリコ、チリ、ドミニカ共和国の左翼政党およびパレスチナ解放機構(PLO)の代表、モロッコの革命家メフディー・ベン・バルカが集まって結成された。
現在ではベネズエラのウゴ・チャベス政権への支援を積極的に行っている。
ポスター
[編集]かつてOSPAAALは第三世界の闘争をテーマにしたポスターを大量に発行しており、主にベトナム戦争や南アフリカ共和国のアパルトヘイト、日本の原爆などをモチーフにしていた。1980年代、経済難などの理由により一時印刷を停止していたが、2000年代に入って印刷を再開した。
連帯の日
[編集]OSPAAALは支援の対象とする国・地域ごとに「連帯の日」を指定している。たとえばキューバ革命が始まった7月26日は「キューバ人民との世界的連帯の日」、広島への原爆投下の日である8月6日は「日本人民との連帯の日」、朝鮮戦争が始まった6月25日は「朝鮮人民との連帯の日」とされている。
これらの「連帯の日」に、対象国をテーマにしたポスターが発行される。