アクティ汐留
アクティ汐留 | |
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全景(上) 浜離宮恩賜庭園から望む(下) | |
情報 | |
用途 | 共同住宅(賃貸住宅)、生活支援施設(商業・医療・子育て支援)[1] |
設計者 |
基本設計 都市基盤整備公団東京支社・東畑建築事務所 実施設計 都市基盤整備公団東京支社、 竹中工務店・三井建設・安藤建設JV、東畑建築事務所[1] |
施工 | 竹中工務店、三井建設、安藤建設JV(超高層棟・駐車場棟建築)[1] |
建築主 | 都市基盤整備公団東京支社[1] |
構造形式 |
RC造(超高層棟) S造(駐車場棟)[1] |
敷地面積 | 11,607.01 m² [1] |
建築面積 | 4,334.02 m² [1] |
延床面積 | 100,754.95 m² [1] |
状態 | 完成 |
階数 |
地下2階、地上56階、塔屋2階(超高層棟) 地上8階(駐車場棟)[1] |
高さ | 190.25m[1] |
戸数 |
683戸(公団賃貸住宅) 85戸(民間賃貸住宅)[1] |
駐車台数 | 268台 |
着工 | 2000年4月1日[1] |
竣工 | 2004年2月28日[1] |
所在地 | 東京都港区海岸1丁目1-1 |
座標 | 北緯35度39分29.15秒 東経139度45分31.95秒 / 北緯35.6580972度 東経139.7588750度 |
アクティ汐留(アクティしおどめ、Acty Shiodome)は、東京都港区海岸一丁目に都市基盤整備公団(現:UR都市機構)が建設した都市型賃貸住宅である。
概要
[編集]旧国鉄汐留貨物駅跡地および周辺地域からなる敷地面積31haに及ぶ大規模再開発エリア「汐留シオサイト」に、公共団体からの強い要請を受け事業参画した都市基盤整備公団が、定住人口の確保を狙う都市型賃貸住宅と都市居住を支える生活支援施設を併合した超高層マンションを建設し[2]、2004年3月から供給が開始された。竣工時は賃貸としては日本一の超高層マンションだった[3]。
1階には24時間営業のスーパーマーケット「マルエツプチ」、2階には医療・託児施設(松島クリニック汐留、アスク汐留保育園)が入り、3~44階を公団の賃貸住宅「アクティ汐留」、45〜56階は公団が、民間賃貸住宅事業者との共同による都心居住を進めるため2000年度に制度化した「民間事業者賃貸住宅制度」を用いて初めて公募を行い、その結果、住友不動産が賃貸住宅「ラ・トゥール汐留」として供給している。なお、アクティ汐留は公団の後身であるURが、2017年に賃貸住宅事業を実施する運営事業者の募集を行い、競争入札を経て、アクティ汐留及びトリニティー芝浦賃貸住宅管理運営事業共同体(代表者:長谷工ライブネット)」が落札者に決定し、10月1日から管理運営を行っている[4]。
建物は中央部に吹き抜けを有するボイド型平面建築であり、中間階に配置された空中庭園と共に、自然光の取り込みと空気流動性に配慮した形状とし[5]、住戸は階層ごとに多彩なプランを供給することを求められたため、スケルトン・インフィル住宅の考え方を導入した[6]。また、アクティ汐留とラ・トゥール汐留は入り口を別にしている[3]。
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k l m BE建築設備 2004, p. 15.
- ^ BE建築設備 2004, p. 15 - 16.
- ^ a b 「都市公団 住友不、汐留56階マンション入居募集」『日本経済新聞』東京版 2003年11月14日
- ^ 『都心高額賃貸住宅(アクティ汐留及びトリニティー芝浦)運営事業者との運営協定の締結について』(プレスリリース)独立行政法人都市再生機構、2017年7月6日 。2020年7月9日閲覧。
- ^ BE建築設備 2004, p. 16.
- ^ BE建築設備 2004, p. 17.
参考文献
[編集]- 『BE建築設備』一般社団法人建築設備綜合協会、2004年6月。
外部リンク
[編集]ウィキメディア・コモンズには、アクティ汐留に関するカテゴリがあります。