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アキール・モリス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アキール・モリス
Akeel Morris
ロングアイランド・ダックス #18
ニューヨーク・メッツ時代
(2015年3月8日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 アメリカ領ヴァージン諸島の旗 アメリカ領ヴァージン諸島セント・トーマス島
生年月日 (1992-11-14) 1992年11月14日(31歳)
身長
体重
6' 1" =約185.4 cm
170 lb =約77.1 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2010年 MLBドラフト10巡目
初出場 2015年6月17日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
国際大会
代表チーム イギリスの旗 イギリス
WBC 2023年

アキール・J・モリスAkeel J. Morris, 1992年11月14日 - )は、アメリカ領ヴァージン諸島セント・トーマス島出身のプロ野球選手投手)。右投右打。アメリカ独立リーグ・アトランティックリーグロングアイランド・ダックス所属。

経歴

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プロ入りとメッツ時代

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2010年MLBドラフト10巡目(全体302位)でニューヨーク・メッツから指名され、6月30日に契約。契約後、傘下のルーキー級ガルフ・コーストリーグ・メッツでプロデビュー。8試合(先発6試合)に登板して1勝1敗、防御率2.19、28奪三振の成績を残した。

2011年アパラチアンリーグのルーキー級キングスポート・メッツ英語版でプレーし、11試合に先発登板して3勝2敗、防御率3.86、61奪三振の成績を残した。

2012年もルーキー級キングスポートでプレーし、11試合(先発6試合)に登板して0勝6敗2セーブ、防御率7.98、50奪三振の成績を残した。

2013年はA-級ブルックリン・サイクロンズでプレーし、14試合(先発3試合)に登板して4勝1敗1セーブ、防御率1.00、60奪三振の成績を残した。

2014年はA級サバンナ・サンドナッツでプレーし、41試合に登板して4勝1敗16セーブ、防御率0.63、89奪三振の成績を残した。オフの11月20日にメッツとメジャー契約を結び[1]40人枠入りを果たした。

2015年6月15日にメジャー初昇格を果たし[2]、17日のトロント・ブルージェイズ戦でメジャーデビューした。同年はこの1試合のみの登板であり、0.2イニングで3安打3四球5失点と炎上。防御率67.50という数字でデビューイヤーを終えた。

2016年は傘下AA級ビンガムトン・メッツに所属し、22試合の登板で2勝2敗6セーブ、防御率4.62、WHIP1.38、奪三振率12.8を記録したが、メジャーでの登板機会はなかった。

ブレーブス時代

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2016年6月8日にケリー・ジョンソンとのトレードで、アトランタ・ブレーブスへ移籍した[3]。ブレーブス移籍後もメジャーでの登板機会は与えられなかったが、マイナーのAA級ミシシッピ・ブレーブスでは、25試合のリリーフ登板で3勝1敗、防御率2.27、奪三振率12.6と見事なピッチングを見せた。マイナー2球団合計では47試合のリリーフ登板で、5勝3敗6セーブ、防御率3.25、WHIP1.36、奪三振率12.7という成績だった。一方、与四球率は5.5と高かった。

2018年3月31日にDFAとなった[4]

エンゼルス時代

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2018年4月2日に後日発表選手とのトレードで、ロサンゼルス・エンゼルスへ移籍した[4]。8月15日にDFAとなり[5]、17日にマイナー契約で傘下のAAA級ソルトレイク・ビーズへ配属された[4]。11月2日にFAとなった[6]

独立リーグ時代

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2019年4月1日にアトランティックリーグハイポイント・ロッカーズ英語版に入団した[7]。7月8日に同リーグのサザンメリーランド・ブルークラブスにトレードされた[4]が、12日にサザンメリーランドの選手として試合に出場する前に、同リーグのニューブリテン・ビーズ英語版にトレードされた[4]。11月6日にニューブリテン・ビーズの解散に伴う分配ドラフトで同リーグのロングアイランド・ダックスへ移籍した[4]

2020年新型コロナウイルスの感染拡大によりリーグが開催されなかったため、プレーする機会はなかった。

2021年もロングアイランド・ダックスと再契約し、2試合に先発登板して1勝を挙げた[8]

ジャイアンツ傘下時代

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2021年6月19日にサンフランシスコ・ジャイアンツとマイナー契約を結んだ[4]。オフの11月7日にFAとなった[4]

独立リーグ時代

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2022年3月31日にロングアイランド・ダックスと契約した[9]。この年は24試合に登板し、6勝10敗、防御率5.65という成績を残した[8]。また、9月に行われた第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)予選イギリス代表メンバーに選出された[10]。予選では第2戦のドイツ戦で先発。2回1/3を1失点と好投して勝ち星を挙げ、イギリス初の本選進出に貢献した[11]

詳細情報

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年度別投手成績

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W
H
I
P
2015 NYM 1 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 8 0.2 3 1 3 0 0 0 0 0 5 5 67.50 9.00
2017 ATL 8 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 32 7.1 6 0 4 0 0 9 0 0 1 1 1.23 1.36
2018 LAA 9 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 65 14.0 18 3 8 0 0 7 1 0 9 9 5.79 1.86
MLB:3年 18 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 105 22.0 27 4 15 0 0 16 1 0 15 15 6.14 1.91
  • 2019年度シーズン終了時

年度別守備成績

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投手(P)












2015 NYM 1 0 0 0 0 ----
2017 ATL 8 0 0 0 0 ----
2018 LAA 9 1 4 0 0 1.000
MLB 18 1 4 0 0 1.000
  • 2019年度シーズン終了時

背番号

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  • 64(2015年)
  • 60(2017年)
  • 58(2018年)

脚注

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  1. ^ "Mets add six to 40-man roster" (Press release). MLB.com (New York Mets). 20 November 2014. 2014年12月22日閲覧
  2. ^ New York Mets promote Virgin Islands native Akeel Morris”. ESPN (2015年6月15日). 2015年6月15日閲覧。
  3. ^ David O'Brien (2016年6月8日). “Braves trade Kelly Johnson to the Mets for pitching prospect”. Atlanta Journal-Constitution. http://www.ajc.com/news/sports/baseball/braves-trade-kelly-johnson-to-the-mets-for-pitchin/nrcSx 2016年6月9日閲覧。 
  4. ^ a b c d e f g h MLB公式プロフィール参照。2022年4月3日閲覧。
  5. ^ Maria Guardado (2018年8月16日). “Ohtani ramps up intensity in bullpen session” (英語). MLB.com. 2018年8月16日閲覧。
  6. ^ Eddy, Matt (November 6, 2018). “Minor League Free Agents 2018”. Baseball America. November 12, 2018閲覧。
  7. ^ 11 Players Drafted at Atlantic League Player Showcase”. atlanticleague.com (April 1, 2019). April 1, 2019閲覧。
  8. ^ a b Akeel Morris Minor, Fall, Winter & Independent Leagues Statistics”. Baseball-Reference.com. 2023年1月26日閲覧。
  9. ^ THREE-YEAR MLB VETERAN AKEEL MORRIS REJOINS DUCKS”. Long Island Ducks (2022年3月31日). 2022年4月3日閲覧。
  10. ^ Great Britain Baseball Men’s Team Announces Roster for 2022 World Baseball Classic Qualifier”. British Baseball Federation (2022年9月15日). 2023年1月26日閲覧。
  11. ^ Great Britain 8, Germany 1 Final Score (09/17/2022) on MLB Gameday”. MLB.com (2022年7月17日). 2023年1月26日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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