アカアシトキ
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アカアシトキ | |||||||||||||||||||||||||||
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保全状況評価 | |||||||||||||||||||||||||||
LEAST CONCERN (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) | |||||||||||||||||||||||||||
分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||
Pseudibis papillosa | |||||||||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||||||||
アカアシトキ | |||||||||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||||||||
Red-naped Ibis |
アカアシトキ(赤足朱鷺、学名:Pseudibis papillosa)は、ペリカン目トキ科に分類される鳥類の一種である。
分布
[編集]パキスタン西部から、インド、中国南部、ベトナムまで分布する。
形態
[編集]体長約68cm。頭部は黒色の皮膚が裸出しているが、後頭部は赤く皮膚はいぼ状になっている。頸から体の下面にかけてと背中は濃い褐色で、背中と肩羽は緑色の光沢がある。小雨覆に白色部分があり、静止時も飛翔時もよく目立つ。嘴は暗緑色で、脚は濃い桃色である。
幼鳥は頭部に褐色の短い羽毛が生えており、成鳥に比べて体色が褐色がかっている。
生態
[編集]耕地や荒地など、やや乾燥した環境に生息する。日中は番いもしくは小群で生活している。
主に昆虫類、ミミズなどを捕食する。また、植物の種子などの植物質の餌もかなりとる。
番いで繁殖し、樹上に営巣する。まれに小さなコロニーを形成する。1腹2-4個の卵を産み、雌雄共同で抱卵する。
亜種
[編集]以下の2亜種に分類される。
- Pseudibis papillosa papillosa アカアシトキ
パキスタン西部からインド、ネパールにかけて分布する。基亜種。
- Pseudibis papillosa davisoni カタジロトキ
ミャンマー中部からベトナムにかけて分布する。基亜種と比べると後頭部も黒く、後頭部から喉にかけての皮膚が灰青色で首輪状に見える。本亜種を独立種とする説もある。
参考文献
[編集]- 『世界の動物|分類と飼育 コウノトリ目+フラミンゴ目』、財団法人東京動物園協会、1985年、90-91頁