アイ・ゴー・トゥ・ピーセス
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「アイ・ゴー・トゥ・ピーセス」 | ||||||||
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ピーター&ゴードン の シングル | ||||||||
初出アルバム『I Go to Pieces』 | ||||||||
B面 | ラヴ・ミー・ベイビー | |||||||
リリース | ||||||||
規格 | 7インチ・シングル | |||||||
録音 | EMIレコーディング・スタジオ | |||||||
ジャンル | ポップス、ロック | |||||||
時間 | ||||||||
レーベル |
コロムビア・レコード キャピトル・レコード | |||||||
作詞・作曲 | デル・シャノン | |||||||
プロデュース | ジョン・バージェス | |||||||
チャート最高順位 | ||||||||
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ピーター&ゴードン シングル 年表 | ||||||||
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「アイ・ゴー・トゥ・ピーセス」[1](原題: I Go to Pieces)は、デル・シャノンが作詞作曲した楽曲。ピーター&ゴードンのヒット曲として知られる。
概要
[編集]デル・シャノンはミシガン州のナイトクラブで見つけたR&Bシンガーのロイド・ブラウンのために本作品を書いた。一旦はシャノンのプロデュースによりブラウンのレコーディングが行われるも、レーベル会社が見つからず彼のレコードは日の目を見ずに終わった。1964年8月、シャノン自身のレコーディングが行われる。しかしスタジオをブッキングした3時間の間に満足なボーカル・テイクが得られなかったために、レコード化は再び頓挫する。なお後述するようにシャノンのバージョンは1965年に発表されている。
結局イギリスのデュオ・グループ、ピーター&ゴードンが歌うこととなり、同年11月20日に彼らの4枚目のシングルとして発売された。なお、それまでの3枚のシングルのA面はすべてレノン=マッカートニーの作品だったため、「アイ・ゴー・トゥ・ピーセス」は彼らにとって初のアメリカの作家による作品となった。本国ではヒットしなかったが、12月にアメリカで発売されたシングルは1965年2月20日から2月27日にかけてビルボード・Hot 100で2週連続9位を記録した[2][3]。ブリティッシュ・インヴェイジョンの余勢を駆ってスウェーデンでは11位、オーストラリアでは26位を記録した。
その他のバージョン
[編集]- デル・シャノン - 1965年のアルバム『One Thousand Six Hundred Sixty One Seconds』に収録[4]。
- コットン、ロイド&クリスチャン - 1975年のデビュー・アルバム『Cotton, Lloyd & Christian』に収録。シングルカットされビルボード・イージーリスニング・チャートの10位を記録した。
- ザ・ウィナーズ - 1975年のアルバム『Love and Other Pieces』に収録。
- レイチェル・スウィート - 1979年のデビュー・アルバム『Fool Around』(アメリカ盤)に収録。
- サザン・パシフィック - 1990年のアルバム『Country Line』に収録。
- ニルス・ロフグレン - 1981年のアルバム『Night Fades Away』に収録。ロフグレンは作者のシャノンと共に歌っている。
脚注
[編集]- ^ 「ピーセズ」がより正しい発音であるが、60年代当時の表記、また現在発売されているCDなどの表記に従い「ピーセス」とした。
- ^ Music: Top 100 Songs | Billboard Hot 100 Chart | THE WEEK OF FEBRUARY 20, 1965
- ^ Music: Top 100 Songs | Billboard Hot 100 Chart | THE WEEK OF FEBRUARY 27, 1965
- ^ Del Shannon - One Thousand Six Hundred Sixty One Seconds at Discogs