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アイ・ゴー・トゥ・ピーセス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「アイ・ゴー・トゥ・ピーセス」
ピーター&ゴードンシングル
初出アルバム『I Go to Pieces』
B面 ラヴ・ミー・ベイビー
リリース
規格 7インチ・シングル
録音 EMIレコーディング・スタジオ
ジャンル ポップスロック
時間
レーベル イギリスの旗 コロムビア・レコード
アメリカ合衆国の旗 キャピトル・レコード
作詞・作曲 デル・シャノン
プロデュース ジョン・バージェス
チャート最高順位
ピーター&ゴードン シングル 年表
逢いたくないさ
(1964年)
アイ・ゴー・トゥ・ピーセス
(1964年)
二人の恋は
(1965年)
ミュージックビデオ
「I Go to Pieces」 - YouTube
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アイ・ゴー・トゥ・ピーセス[1](原題: I Go to Pieces)は、デル・シャノンが作詞作曲した楽曲。ピーター&ゴードンのヒット曲として知られる。

概要

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デル・シャノンミシガン州ナイトクラブで見つけたR&Bシンガーのロイド・ブラウンのために本作品を書いた。一旦はシャノンのプロデュースによりブラウンのレコーディングが行われるも、レーベル会社が見つからず彼のレコードは日の目を見ずに終わった。1964年8月、シャノン自身のレコーディングが行われる。しかしスタジオをブッキングした3時間の間に満足なボーカル・テイクが得られなかったために、レコード化は再び頓挫する。なお後述するようにシャノンのバージョンは1965年に発表されている。

結局イギリスのデュオ・グループ、ピーター&ゴードンが歌うこととなり、同年11月20日に彼らの4枚目のシングルとして発売された。なお、それまでの3枚のシングルのA面はすべてレノン=マッカートニーの作品だったため、「アイ・ゴー・トゥ・ピーセス」は彼らにとって初のアメリカの作家による作品となった。本国ではヒットしなかったが、12月にアメリカで発売されたシングルは1965年2月20日から2月27日にかけてビルボード・Hot 100で2週連続9位を記録した[2][3]ブリティッシュ・インヴェイジョンの余勢を駆ってスウェーデンでは11位、オーストラリアでは26位を記録した。

その他のバージョン

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  • デル・シャノン - 1965年のアルバム『One Thousand Six Hundred Sixty One Seconds』に収録[4]
  • コットン、ロイド&クリスチャン - 1975年のデビュー・アルバム『Cotton, Lloyd & Christian』に収録。シングルカットされビルボード・イージーリスニング・チャートの10位を記録した。
  • ザ・ウィナーズ - 1975年のアルバム『Love and Other Pieces』に収録。
  • レイチェル・スウィート - 1979年のデビュー・アルバム『Fool Around』(アメリカ盤)に収録。
  • サザン・パシフィック - 1990年のアルバム『Country Line』に収録。
  • ニルス・ロフグレン - 1981年のアルバム『Night Fades Away』に収録。ロフグレンは作者のシャノンと共に歌っている。

脚注

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  1. ^ ピーセズ」がより正しい発音であるが、60年代当時の表記、また現在発売されているCDなどの表記に従い「ピーセス」とした。
  2. ^ Music: Top 100 Songs | Billboard Hot 100 Chart | THE WEEK OF FEBRUARY 20, 1965
  3. ^ Music: Top 100 Songs | Billboard Hot 100 Chart | THE WEEK OF FEBRUARY 27, 1965
  4. ^ Del Shannon - One Thousand Six Hundred Sixty One Seconds at Discogs