アイノミドリシジミ
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アイノミドリシジミ | ||||||||||||||||||||||||
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分類 | ||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||
Chrysozephyrus brillantinus (Staudinger, 1887) | ||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||
アイノミドリシジミ |
アイノミドリシジミ(Chrysozephyrus brillantinus)は、チョウ目シジミチョウ科に属するチョウの一つ。
形態
[編集]雄の翅表に金緑色の光沢をもつミドリシジミ類の一種。近縁種のメスアカミドリシジミは翅裏が灰色で、白帯の内側に影のような濃灰色の帯があるが、本種は白帯が細く地は褐色となる。赤斑は目立たない。
生態
[編集]本種はブナ科のミズナラを主にコナラやクヌギ、カシワを食樹とするのに対し、メスアカミドリシジミはバラ科のサクラに付く。
ゼフィルスの中ではやや遅めの出現で、成虫は7月から8月にかけて発生する。占有飛翔は朝方に行われ、オスはなわばりに入ってきた他者を追い払う。卵で越冬する。
分布
[編集]国内では主要4島のほか一部島嶼、国外では中国大陸・朝鮮半島・極東ロシアに分布する。きわめて森林性を示し、落葉広葉樹林との結びつきが強い。
関連項目
[編集]参考文献
[編集]- 牧林功解説 『日本の蝶』成美堂出版、1994年、ISBN 4-415-08045-6。
- 日本環境動物昆虫学会編『チョウの調べ方』文教出版、1998年、ISBN 4-938489-11-2。