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アイザック・チレンバ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アイザック・チレンバ
基本情報
本名 ミゲル・アイザック・チレンバ・ツーゼ
通称 Golden Boy(ゴールデン・ボーイ)
階級 スーパーミドル級
身長 188cm
リーチ 185cm
国籍 マラウイの旗 マラウイ
誕生日 (1987-05-17) 1987年5月17日(37歳)
出身地 南部州ブランタイヤ
スタイル オーソドックス
プロボクシング戦績
総試合数 7
勝ち 26
KO勝ち 10
敗け 8
引き分け 3
無効試合 0
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アイザック・チレンバIsaac Chilemba、男性、1987年5月17日 - )は、マラウイプロボクサー。元IBO世界スーパーミドル級王者。ブランタイヤ出身。

日本語表記の記事では「イサック・チレンバ」や「イサック・チレンベ」とも表記される。ボディワークを武器にする選手。トレーナーはジョディー・ソロマン。

来歴

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2005年10月19日、ハウテン州ブラックパンクルーザー級のウェイトでタムサンカ・ティンドレニと対戦し、2回TKO勝ちを収めデビュー戦を白星で飾った。

2007年7月5日、ハウテン州ケンプトン・パークのエンペラーズ・パレスでウィルビーフォース・シヘポとライトヘビー級6回戦を行い、プロ初黒星となる6回判定負けを喫した。

2007年11月21日、ケンプトン・パークのエンペラーズ・パレスでウィルビーフォース・シヘポとライトヘビー級6回戦を行い、6回判定勝ちを収め前戦のリベンジに成功した。

2008年9月13日、ケンプトン・パークのエンペラーズ・パレスでチャールズ・アダムABUスーパーミドル級王座決定戦を行い、12回3-0の判定勝ちを収め王座獲得に成功した。

2009年6月13日、ムプマランガ州セツンダでデビッド・バサジジャミビュールとWBOアフリカライトヘビー級王座決定戦を行い、12回3-0の判定勝ちを収め王座獲得に成功した。

2009年10月31日、ケンプトン・パークのエンペラーズ・パレスでABUライトヘビー級王者でWBCインターナショナルライトヘビー級王者のドゥドゥ・ヌグンブと対戦し、12回3-0の判定勝ちを収めABU王座の2階級制覇、WBCインターナショナル王座獲得に成功した。

2010年6月19日、ケンプトン・パークのエンペラーズ・パレスでマイケル・ボリングとIBO世界スーパーミドル級王座決定戦を行い、12回3-0の判定勝ちを収め王座獲得に成功した。

2010年11月6日、ケンプトン・パークのエンペラーズ・パレスでトーマス・ウーストハイゼンと対戦し、12回1-1(115-113、114-114、113-115)の判定で引き分けたが初防衛に成功した。

2011年3月26日、ケンプトン・パークのエンペラーズ・パレスでビカピタ・メロロとWBCインターナショナルライトヘビー級王座決定戦を行い、12回3-0の判定勝ちを収めWBCインターナショナル王座への返り咲きに成功した。

2013年3月30日、リヴァプールエコー・アリーナ・リヴァプールでWBC世界ライトヘビー級シルバー王者のトニー・ベリューと対戦し、12回1-1(116-112、115-116、114-114)の判定で引き分けた為、王座獲得に失敗した[1]

2013年5月25日、O2アリーナに舞台を移してWBC世界ライトヘビー級シルバー王者のトニー・ベリューと再戦し、12回0-3の判定負けを喫し前戦の借りを返せず、またも王座獲得に失敗した。

2015年3月14日、モントリオールベル・センターでバシリー・レピキンとNABF北米ライトヘビー級王座決定戦を行い、10回3-0の判定勝ちを収め王座獲得に成功した。

2015年11月28日、ケベック・シティービデオトロン・センターでWBC世界ライトヘビー級シルバー王者のエレイデル・アルバレスと対戦し、12回0-2の判定負けを喫し王座獲得に失敗した。

2016年7月11日、エカテリンブルクのDIVSでWBAIBF・WBO世界ライトヘビー級スーパー王者セルゲイ・コバレフと対戦し、7回にダウンを奪われる等コバレフペースで試合が進み、12回0-3(110-117、111-116、109-118)の判定負けを喫しWBAスーパー王座、IBF王座並びにWBO王座の獲得に失敗した[2][3][4]HBOデビュー戦となった。ワールド・チャンピオンシップ・ボクシングがロシアから録画中継と異例の月曜日放送を行った。

2016年7月14日、WBAはチレンバを2016年6月度のWBA世界ライトヘビー級ランキングから外した[5]

2016年11月19日、T-モバイル・アリーナで行われたアンドレ・ウォードVSセルゲイ・コバレフの前座でNABF北米ライトヘビー級王者のオレクサンドル・グウォジクと対戦し、チレンバがキャリア初のKO負けとなる8回終了時に棄権した為NABF王座への返り咲きに失敗した[6][7]

2018年3月16日、ビクトリア州フレミントン英語版のメルボルン・パビリオンでブレイク・キャパレロとWBCインターナショナルライトヘビー級王座決定戦を行い、12回3-0(115-113×2、117-111)の判定勝ちを収め王座への返り咲きに成功した[8]

2018年8月4日、ニュージャージー州アトランティックシティエテズス・アリーナでWBA世界ライトヘビー級王者のディミトリー・ビボルと対戦し、12回0-3(2者が108-120、112-116)の判定負けを喫し王座獲得に失敗した[9][10]

獲得タイトル

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脚注

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  1. ^ Tony Bellew held to a draw by Isaac Chilemba in WBC light-heavyweight fight Telegraph 2013年3月31日
  2. ^ Kovalev defeats Chilemba, retains 175lb titles Archived 2016年7月12日, at the Wayback Machine. Fightnews.com 2016年7月11日
  3. ^ Kovalev Decisions Chilemba WBA公式サイト 2016年7月12日
  4. ^ コバレフがチレンバに判定勝ち、ウォード戦に前進 Boxing News(ボクシングニュース) 2016年7月12日
  5. ^ World Boxing Association Ranking WBA公式サイト 2016年7月14日
  6. ^ Ward dropped, wins 114-113 decision on all cards Archived 2016年11月20日, at the Wayback Machine. Fightnews.com 2016年11月20日
  7. ^ ウォードが戴冠、コバレフに僅差 L・ヘビー級戦 Boxing News(ボクシングニュース) 2016年11月20日
  8. ^ Chilemba and Zerafa victorious Fightnews.com 2018年3月16日
  9. ^ Dmitry Bivol Retains WBA 175lb Title WBA公式サイト 2018年8月5日
  10. ^ ビボルが難敵チレンバ下す WBA・L・ヘビー級 Boxing News(ボクシングニュース) 2018年8月5日

関連項目

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外部リンク

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