アイコン・オブ・ザ・シーズ
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アイコン・オブ・ザ・シーズ Icon of the Seas | |
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基本情報 | |
船種 | クルーズ客船 |
クラス | アイコンクラス |
運用者 | ロイヤル・カリビアン・インターナショナル |
経歴 | |
処女航海 | 2024年1月27日[1] |
要目 | |
総トン数 | 250,800総トン[1] |
全長 | 365m[1] |
全幅 | 64.9m[2] |
デッキ数 | 20階[2] |
搭載人員 | 最大9,950人[1] |
旅客定員 | |
乗組員 | 2,350人[2] |
アイコン・オブ・ザ・シーズ(英語: Icon of the Seas)は、ロイヤル・カリビアン・インターナショナルが運航する世界最大のクルーズ客船である[1]。全長365m、総トン数は250,800総トンであり、乗客乗員を合わせると最大で1万人近くを収容可能。2024年1月に就航し、それまで世界最大であったワンダー・オブ・ザ・シーズを1万総トン以上上回り世界最大となった[3]。
特徴
[編集]動力にはLNG(液化天然ガス)を用い、陸上電力接続や廃熱回収システムなどを組み合わせることで、環境面に配慮しているとされる[1]。一方で、LNGを使用すると温室効果ガス排出量が増えるという主張もある[4]。
施設
[編集]この船は20階建ての「海の上の超巨大テーマパーク」であり、8つの「街」から構成される[2]。
8つの街
[編集]- スリルアイランド
- 洋上最大となるウォーターパークエリア。業界初となるフリーフォールスライダーや、洋上では最も高いスライダー、洋上アスレチックなどを楽しめる。
- ザ・ハイドアウェイ
- 会場から約41mの高さに吊り下げ式インフィニティプールを備えたリラックスゾーン。
- チルアイランド
- 屋外プールエリア。クルーズ史上一番大きい「ロイヤルベイプール」などを備える。
- サーフサイド
- 船尾に位置するファミリー用エリア。
- アクアドーム
- 最上階に位置する屋内エンターテインメント施設。オアシスクラスで大人気の円形野外シアター「アクアシアター」を更に進化させた。
- スイートネイバーフッド
- スイート客室の宿泊客限定のエリア。
- ロイヤルプロムナード
- 船の目抜き通り。11m×29mもの巨大な窓からオーシャンビューを望むことができる。
- セントラルパーク
- 緑の木々や季節の花々が咲き誇るオープンエアの公園。
同型船
[編集]同じくアイコンクラスのスター・オブ・ザ・シーズの就航が2025年8月に予定されている[5]。
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f g 『世界最大の客船「アイコン・オブ・ザ・シーズ」いよいよ運航開始』(プレスリリース)株式会社ミキ・ツーリスト、2024年1月31日 。2024年9月14日閲覧。
- ^ a b c d e “Icon of the Seas(アイコン・オブ・ザ・シーズ)の情報”. ロイヤル・カリビアン・インターナショナル. 2024年9月14日閲覧。
- ^ “「世界最大の客船」記録更新! ロイヤルカリビアン新造船デビュー ついに収容人数“約1万人”!? 驚愕の船内!!”. 乗りものニュース (2024年2月1日). 2024年9月14日閲覧。
- ^ “世界最大のクルーズ客船が運航開始、9900名が乗船可能、LNG燃料でクリーンな運航を実現、一方で環境リスク論争も”. トラベルボイス (2024年2月1日). 2024年9月14日閲覧。
- ^ “Star of the Seas(スター・オブ・ザ・シーズ)の情報”. ロイヤル・カリビアン・インターナショナル. 2024年9月14日閲覧。