アイアン・マン (エリック・ドルフィーのアルバム)
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『アイアン・マン』 | ||||
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エリック・ドルフィー の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 |
1963年7月1日/7月3日[1] ニューヨーク、Music Maker's Studios | |||
ジャンル | ジャズ | |||
レーベル | Douglas International | |||
プロデュース | アラン・ダグラス | |||
エリック・ドルフィー アルバム 年表 | ||||
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専門評論家によるレビュー | |
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レビュー・スコア | |
出典 | 評価 |
AllMusic[2] |
『アイアン・マン』(Iron Man) は、アメリカ合衆国のジャズのマルチ・インストゥルメント奏者エリック・ドルフィーの1963年に録音されたアルバムで、トランペット奏者ウディ・ショウのレコード・デビュー作。
概要
[編集]アルバム・カバーに記されたライナーノーツによると、レコーディング・セッションは、深夜に非常にリラックスしたスタジオの雰囲気の中で5夜にわたっておこなわれたという。多くの創造がなされ、作り出された楽曲は「ほとんど商業的 (almost commercial)」なものから「とてつもなく変 (very far out)」なものまで多岐にわたった。この週のレコーディングからは、2枚のアルバムが制作された。最初に発表された『カンヴァセイションズ (Conversations)』は、FM Records から発売された。
『アイアン・マン』は、当時「あまりにも未来的に過ぎる (too futuristic)」とされた演奏が含まれており、すぐには発表されなかった。発表は、ドルフィー没後の1968年であった[3]。日本盤は1973年にエピック・レコードからリリースされた[4]。
トラックリスト
[編集]Side 1:
- "Iron Man" – 9:07
- "Mandrake" – 4:50
- "Come Sunday" (Ellington) – 6:24
Side 2:
- "Burning Spear" – 11:49
- "Ode To Charlie Parker" (Byard) – 8:05
特記のない曲は、エリック・ドルフィー作曲。
パーソネル
[編集]- エリック・ドルフィー – バスクラリネット、フルート、アルトサクソフォーン
- リチャード・デイヴィス – ベース
- クリフォード・ジョーダン – ソプラノサクソフォーン
- ソニー・シモンズ – アルトサクソフォーン
- プリンス・ラシャ – フルート
- ウディ・ショウ – トランペット
- ボビー・ハッチャーソン – ヴィブラフォン
- エディ・カーン – ベース (Iron Man)
- J・C・モーゼズ – ドラムス
脚注
[編集]- ^ “Eric Dolphy Catalog”. .jazzdisco.org. 2020年1月13日閲覧。
- ^ Huey, Steve. “Iron Man”. Allmusic. 2020年1月13日閲覧。
- ^ Eric Dolphy – Iron Man - Discogs (発売一覧)
- ^ Eric Dolphy – Iron Man - Discogs
参考盤
[編集]- Douglas International Recording Corporation SD785
- Fresh Sound FSRCD 1628