源孝志
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(わたしだけのアイリスから転送)
みなもと たかし 源 孝志 | |||||
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生年月日 | 1961年6月5日(63歳) | ||||
出身地 | 日本・岡山県 | ||||
血液型 | O型 | ||||
職業 | 演出家・脚本家・映画監督 | ||||
ジャンル | テレビドラマ・映画・ドキュメンタリー | ||||
活動期間 | 1984年 - | ||||
事務所 | オッティモ | ||||
主な作品 | |||||
テレビドラマ 『17年目のパパへ』 『マイリトルシェフ』 映画 『Tokyo Tower』 『大停電の夜に』 | |||||
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源 孝志(みなもと たかし、1961年6月5日[1] - )は、日本の演出家、脚本家、映画監督。岡山県出身[1]。岡山県立岡山大安寺高等学校、立命館大学産業社会学部卒業。ホリプロを経て、オッティモ所属[2]。
略歴
[編集]1984年に立命館大学産業社会学部を卒業後にホリプロ入社。入社後はCM制作に携わる。
1986年に日本テレビへ出向、1988年より主にバラエティ番組のプロデューサーを務め、1992年よりディレクターに転身して[1]ジャンルを問わず幅広く活躍した。『同窓会へようこそ』(2000年、TBS)、『マイリトルシェフ』(2002年、TBS)等でATP賞を受賞。
またドキュメンタリー番組『世紀を刻んだ歌-ヘイ!ジュード-』(2001年)で放送文化基金賞グランプリを受賞。2003年に独立し、株式会社オッティモを設立[1]。2005年には映画『Tokyo Tower』で映画監督としてもデビュー。
NHK『わたしが子供だったころ』など、その後も多くの作品を手掛ける。2015年には脚本・演出を担当した『京都人の密かな愉しみ』(NHK)でATP賞グランプリを受賞。
2020年に脚本・演出を手掛けた異色テレビ時代劇『スローな武士にしてくれ〜京都 撮影所ラプソディー〜』『令和元年版 怪談牡丹燈籠 Beauty&Fear』により令和元年度(第70回)芸術選奨文部科学大臣賞を放送部門にて受賞[3][4]。
2024年、『グレースの履歴』で第42回向田邦子賞受賞[5]。
主な作品
[編集]テレビドラマ
[編集]- Suite Rooms(1999年、日本テレビ、演出)
- 同窓会へようこそ(1999年・2000年、TBS、演出・脚本)
- 奇跡の大逆転!・「史上最悪の客」(2000年、TBS、演出・脚本)
- 17年目のパパへ(2001年、TBS、演出・脚本)
- 夫婦漫才(2001年、BS-i、プロデュース)
- 温かなお皿・「カリュアード」(2001年、関西テレビ、演出・共同脚本[注 1])
- マイリトルシェフ(2002年、TBS、演出・脚本)
- LOVERS「キャメルのコートを私に」(2003年、TBS、演出・脚本)
- 失われた約束(2003年、関西テレビ、演出・脚本)
- 女の男と物語(2003年、朝日放送、演出)
- ドラマW チルドレン(2006年、WOWOW、監督・共同脚本)
- ドラマティックバス(2009年、NHKBSハイビジョン、演出・脚本)
- 遺恨あり 明治十三年 最後の仇討(2011年、テレビ朝日、演出・脚本)
- オモニ 姜尚中と母親の戦後(2012年、NHK BSプレミアム、演出・脚本)
- 償い(2012年、NHK BSプレミアム、演出・脚本)[2]
- プレミアムドラマ 神様のボート(2013年、NHK BSプレミアム、演出・脚本)
- ドラマスペシャル いねむり先生(2013年、テレビ朝日、演出・脚本)
- 恋(2013年、TBS、演出・脚本)
- バルテュスと彼女たちの関係(2014年5月17日、NHK BSプレミアム、演出・脚本)
- 京都人の密かな愉しみ(NHK BSプレミアム、演出・脚本)
- ザ・プレミアム「京都人の密かな愉しみ」(2015年1月3日)
- ザ・プレミアム「京都人の密かな愉しみ 夏」(2015年8月15日)
- ザ・プレミアム「京都人の密かな愉しみ 冬」(2016年3月19日)
- ザ・プレミアム「京都人の密かな愉しみ 月夜の告白」(2016年11月5日)
- 「京都人の密かな愉しみ 桜散る」(2017年5月13日)
- 京都人の密かな愉しみ Blue 修業中(NHK BSプレミアム、演出・脚本)
- 「京都人の密かな愉しみ Blue 修業中 送る夏」(2017年9月30日)
- 「京都人の密かな愉しみ Blue 修業中 祝う春」(2018年4月14日)
- 「京都人の密かな愉しみ Blue 修業中 祇園さんの来はる夏」(2019年8月17日)
- 「京都人の密かな愉しみ Blue 修業中 燃える秋」(2021年1月30日)
- 「京都人の密かな愉しみ Blue 修業中 門出の桜」(2022年5月28日)
- プレミアムドラマ リキッド 〜鬼の酒 奇跡の蔵〜(2015年、NHK BSプレミアム、演出・脚本)
- ビューティフル・スロー・ライフ(2015年12月24日、NHK、演出・脚本)
- 連続ドラマW 賢者の愛(2016年、WOWOW、監督)
- スーパープレミアム 漱石悶々 夏目漱石最後の恋 京都祇園の二十九日間(2016年12月10日、NHK BSプレミアム、演出)
- プレミアムドラマ 平成細雪(2018年、NHK BSプレミアム、演出)
- スーパープレミアム スローな武士にしてくれ〜京都 撮影所ラプソディー〜(2019年3月23日、NHK BSプレミアム、作・演出)
- プレミアムドラマ 令和元年版 怪談牡丹燈籠(2019年、NHK BSプレミアム、脚本・演出)
- 正月時代劇 ライジング若冲 天才 かく覚醒せり(2021年、NHK総合・NHK BS4K、作・演出)
- 忠臣蔵狂詩曲No.5 中村仲蔵 出世階段(2021年、NHK BSプレミアム / NHK BS4K、演出・脚本)[6]
- プレミアムドラマ グレースの履歴(2023年、NHK BSプレミアム / NHK BS4K、原作・演出・脚本)[7]
配信ドラマ
[編集]ドキュメンタリー
[編集]- 日英合作リア王 苦悩と栄光の軌跡(NHK)
- 宮澤賢治・サウイフモノに関する調査(NHK)
- ワーズワースの冒険 第84話「ピッツァを極める! 〜本場イタリアの巨匠たち〜」(フジテレビ、構成・プロデューサー・ディレクター)
- BSスペシャル 世紀を刻んだ歌 -ヘイ!ジュード-(2001年、NHK BS2)
- ニューヨーク大停電の夜に(2003年、NHK-BShi)
- 青春が終わった日 バブル鎮魂歌(レクイエム)ダンスフロアに消えた青春(2007年、NHK-BShi)
- ハイビジョン特集「京都・丸竹夷(まるたけえびす)にない小路」(2008年11月18日、NHK-BShi、ディレクター)
- エドガー・アラン・ポー 200年目の疑惑 〜探偵・明智小五郎の調査報告〜(2009年、NHK-BShi、演出・脚本)
- プレミアム8「愛と胃袋」(2010年 NHK BS-hi 演出)
- 旅のチカラ 「宇津井健 80歳 馬上人生を過ぐ」(2011年11月22日、NHK BSプレミアム、ディレクター・語り)
- 旅のチカラ 「マイム 言葉なき感情 石原さとみ パリ」(2012年4月12日、NHK BSプレミアム)
映画
[編集]- 東京タワー Tokyo Tower(2005年、監督)
- 大停電の夜に(2005年、監督・共同脚本[注 1])
- アキハバラ@DEEP(2006年、監督・脚本)
- CHiLDREN チルドレン(2006年、監督・脚本)
- でーれーガールズ(2015年、脚本)
舞台
[編集]著作
[編集]- 星をつかむ料理人(吉野建と共著、2001年、新潮社)ISBN 978-4-10-443701-6
- 大停電の夜に(2005年、講談社)ISBN 978-4062132176
- グレース(2010年、文芸社)ISBN 978-4286082974
- グレースの履歴(2018年7月6日、河出文庫、ISBN 978-4-309-41620-5)※2023年にNHK BSプレミアム・BS4Kでドラマ化
- わたしだけのアイリス(2018年6月27日、河出書房新社、ISBN 978-4-309-02697-8)
受賞歴
[編集]- 2000年
- ATP賞テレビグランプリ(『同窓会へようこそ』『マイリトルシェフ』)
- 第27回放送文化基金賞 グランプリ(『世紀を刻んだ歌-ヘイ!ジュード-』)
- 2006年
- 第33回放送文化基金賞 テレビドラマ番組(『チルドレン』)
- 2011年
- 第37回放送文化基金賞 テレビドラマ番組 本賞(『遺恨あり 明治十三年 最後の仇討』)
- 2015年
- 第32回ATP賞テレビグランプリ グランプリ(『京都人の密かな愉しみ』)
- 2020年
- 第56回ギャラクシー賞 テレビ部門 フロンティア賞[9]
- 第70回芸術選奨文部科学大臣賞 放送部門(『スローな武士にしてくれ』『令和元年版 怪談牡丹燈籠 Beauty&Fear』)
- 第35回ATP賞テレビグランプリ 総務大臣賞(『スローな武士にしてくれ』)
- 第74回文化庁芸術祭賞 テレビドラマ部門 優秀賞(『スローな武士にしてくれ』)
- 2024年
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d “源孝志”. 会員情報. 日本映画監督協会. 2018年2月24日閲覧。
- ^ a b “ドラマ「償い」”. NHK (2013年5月31日). 2021年3月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年3月28日閲覧。
- ^ 令和元年度(第70回)芸術選奨受賞者一覧
- ^ “令和元年度(第70回)芸術選奨文部科学大臣賞 贈賞理由” (PDF). 文化庁 (2020年3月4日). 2020年3月6日閲覧。
- ^ “第42回向田邦子賞 | 東京ニュース通信社 [TOKYO NEWS]”. tokyonews.co.jp. 2024年6月20日閲覧。
- ^ “忠臣蔵狂詩曲No.5 中村仲蔵 出世階段”. NHK (2021年12月4日). 2021年12月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年12月10日閲覧。
- ^ “プレミアムドラマ「グレースの履歴」制作開始のお知らせ”. NHKドラマ. 日本放送協会 (2022年8月31日). 2022年8月31日閲覧。
- ^ “安蘭けい主演の音楽劇『ピアフ』来年公演決定”. シアターガイド (2010年7月21日). 2010年7月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年3月28日閲覧。
- ^ “第56回ギャラクシー賞受賞作品”. ギャラクシー賞. 放送批評懇談会. 2019年5月31日閲覧。