やまさき拓味
やまさき ひろみ やまさき 拓味 | |
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生誕 |
1949年12月22日(74歳) 日本・和歌山県新宮市 |
職業 | 漫画家 |
活動期間 | 1972年 - |
ジャンル | 少年漫画 |
代表作 | 『優駿の門』[1] |
やまさき 拓味(やまさき ひろみ、1949年12月22日[1] - )は、日本の漫画家[1]。和歌山県新宮市出身[1]。男性。血液型B型。代表作は、競馬を題材とした漫画『優駿の門』シリーズ[1]。
来歴
[編集]和歌山県新宮市出生[1]。和歌山県立新宮商業高等学校(現・和歌山県立新翔高等学校)卒業後、劇画家を目指して、 1968年3月10日に上京「さいとう・プロダクション」入社。3年半後、さいとうプロの友人だった山本又一朗と小山ゆう、田中視一らと、オリオンプロを設立し、キャラクター商品(トムとジェリー、ミラーマン、シルバー仮面、怪傑ライオン丸など)のデザインや挿絵やカットの仕事をTV局から請け負っていた。漫画の仕事もすべく、先にさいとうプロを独立した小池一夫のスタジオシップ(現・小池書院)へ1971年に合併した。
1972年、『漫画ストーリー』(双葉社)に掲載の『鬼輪番』(原作:小池一夫)にてデビュー[1]。その後、『週刊少年サンデー』で『英雄失格』(原作:梶原一騎)を連載。続いて『青春動物園ズウ』、『ラブZ』(いずれも原作:小池一夫)を連載。
1989年にスタジオシップを退社。同年バディプロダクション設立。『月刊ベアーズクラブ』(集英社)で『バディ』連載開始。
1990年に『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)で『若葉の恋』連載開始。『バトルハート』『恐竜くん』と続く。
1995年に少年誌では珍しい本格的競馬漫画『優駿の門』がスタート。同時期、『ビジネスジャンプ』で『優駿たちの蹄跡』も連載開始。こちらは実在した競走馬たちを一頭一頭、作者が丁寧に取材し、作り上げた漫画である。 『優駿の門』はシリーズ化され、GI、ピエタ、チャンプ、グランプリと続いている。『優駿たちの蹄跡』は集英社から始まり、様々な雑誌で連載された。
2019年から『マンガクロス』(秋田書店)にて、『優駿の門2020馬術』を毎週金曜日更新で連載。
2021年、『漫画アクション』(双葉社)にて24号より『令和 優駿たちの蹄跡』の連載を開始[2]。同社での連載は『鬼輪番』以来46年ぶりとなる[2]。
作品リスト
[編集]- 優駿の門(『週刊少年チャンピオン』、全33巻)
- 優駿の門GI(『週刊少年チャンピオン』、全13巻)
- 優駿の門番外編 白蹄のライバル(『週刊少年チャンピオン』、全1巻)
- 優駿の門番外編 瞳の中のライバル(『週刊少年チャンピオン』、全1巻)
- ディープインパクト 優駿の門特別編(『週刊少年チャンピオン』、全1巻)
- 優駿の門 -ピエタ-(『プレイコミック』、全11巻)
- 優駿の門 -チャンプ-(『プレイコミック』、全8巻)
- 優駿の門 GP-グランプリ-(『チャンピオンクロス』、全5巻)
- 優駿の門 2020馬術(『マンガクロス』、全8巻)
- 優駿の門-アスミ-(『プレイコミック』、全7巻、監修担当)[3]
- 優駿の門 ムンク(『マンガクロス』、既刊6巻) - フルカラー作品[4]
- 優駿劇場(『週刊漫画ゴラク』、全3巻)
- 優駿たちの蹄跡(『ビジネスジャンプ』、全15巻、文庫版全4巻)
- 新・優駿たちの蹄跡(BOOK☆WALKER)
- 令和 優駿たちの蹄跡(『漫画アクション』2021年24号 - 2023年16号、全22話、既刊3巻)
- 手騎-テキ-(『ビジネスジャンプ』、全4巻)
- 九人の車輪(『ビジネスジャンプ』)
- バディ(『ヤングジャンプ』、全4巻)
- 英雄失格(『週刊少年サンデー』、原作:梶原一騎、全6巻)
- 青春動物園ズウ(『週刊少年サンデー』、原作:小池一夫、全16巻)
- ラブZ(『週刊少年サンデー』、原作:小池一夫、全9巻)
- ノストラダムス愛伝説(原作:小池一夫、全5巻、ワイド版全3巻)
- まんが茶会入門(原作:小池一夫・池本朗、監修:千宗之)
- まんが茶会入門〈正午の茶事・炉編〉(原作:小池一夫・小畑俊彦、監修:千宗之)
- まんが茶会への招待(原作:小池一夫・小畑俊彦、監修:千宗之)
- 恐竜くん(『週刊少年チャンピオン』)
- バトル・ハート(『週刊少年チャンピオン』)
- さんごくし(『週刊少年チャンピオン』、全5巻)
- 生死命-いのち-(『ビッグコミック』、原作:稲本雅之、全2巻)
- MARENGO-ナポレオンが愛した馬-(『スーパージャンプ』、全2巻)
- Gの蹄音(『週刊漫画ゴラク』、全3巻)
- 馬の旅人(『プレイコミック』、全1巻)
- 俺のシーク(原作:小池一夫、全2巻)
- 用心棒稼業(『コミック乱ツインズ』、全4巻)
- 竜蹄の門(『コミック乱ツインズ』、全4巻)
- 月見草の咲く頃に(『週刊漫画ゴラク』、全1巻)
- いっぺんさん(『週刊漫画サンデー』、原作:朱川湊人、全1巻)
- ゴルファーの星の時間(『週刊ゴルフダイジェスト』、構成:冬片)
- 雑兵物語 明日はどっちへ(『コミック乱ツインズ』[5]、既刊1巻)
- 馬賭け(『ヤングチャンピオン』2024年No.15 - )
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g “やまさき 拓味(漫画家)”. マンガペディア. 2022年7月28日閲覧。
- ^ a b “「優駿の門」やまさき拓味が紡ぐ人と競走馬のドラマ、「令和 優駿たちの蹄跡」連載開始”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年12月7日) 2021年12月21日閲覧。
- ^ “優駿の門 ASUMI | 秋田書店”. www.akitashoten.co.jp. 2021年11月16日閲覧。
- ^ “「優駿の門」最新作がフルカラーで、勝ち星から遠ざかる騎手と競走馬の行方は”. コミックナタリー (ナターシャ). (2022年4月20日) 2022年4月24日閲覧。
- ^ “新人雑兵たちが天下取り目指す戦国合戦物語「雑兵物語 明日はどっちへ」1巻”. コミックナタリー (ナターシャ). (2022年9月13日) 2022年9月17日閲覧。