やっさ祭り
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三原やっさ祭り | |
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やっさ踊り | |
イベントの種類 | 祭り |
開催時期 | 8月 |
会場 | 広島県三原市 |
最寄駅 | JR三原駅 |
三原やっさ祭り(みはらやっさまつり)は、広島県三原市で毎年8月第2日曜日を含む金曜日・土曜日・日曜日の3日間にわたって、JR三原駅前を中心に行われる祭。
概要
[編集]- 1567年(永禄10年)、戦国武将の小早川隆景が三原城を築いたことを祝い、城下の人たちが踊ったのが始まりと伝えられている。祭りは毎年8月の第2日曜日を含む金曜日・土曜日・日曜日の3日間にわたって行われ、地元の踊り手たちが「やっさやっさ」と声をかけながら三味線、笛、太鼓の響きに合わせて踊りを披露し、JR三原駅前を練り歩く[1]。
- 第1回の開催は1976年(昭和51年)。運営母体は三原やっさ祭り振興協議会、運営主体はやっさ祭り実行委員会である。1976年以前は「花火大会」を商工会議所が、「やっさ踊り」を観光協会が、「夏祭り子どもやっさ」を商栄会がそれぞれ開催していた。
- 祭りのシンボルとして三原ミスやっさが存在する。祭りまでに県大型観光キャンペーンの参加や三原市の観光PRを行う[2]。
- 期間中は焼きそばやかき氷などの食べ物、金魚すくいなど様々なお店が並んだやっさ屋台村が設営される。
- 祭りの様子は三原テレビ放送で生中継される[3]。
- 2020年(令和2年)4月20日、新型コロナウイルス感染症の拡大が懸念されるとして、三原やっさ祭り振興協議会はこの年の開催中止を決定した[4]。
祭りの内容
[編集]- 期間中は正午以降に各会場でイベントが行われる[5][6]。
- 金曜日および土曜日は17時頃から、延べ110チーム、およそ7000人の踊り手たちがJR三原駅前周辺のコースを練り歩く[5]。
- 日曜日は20時頃よりおよそ1時間、「やっさ花火フェスタ」と題して沼田川河口で花火が打ち上げられていたが、現在は会場が糸崎埠頭に変更されており、2尺玉の打ち上げが目玉となっている。
- 総踊りの最後には「正調やっさ部門」や「創作やっさ部門」などの大賞が発表される[7]。
注釈
[編集]- ^ “やっさ踊りの由来”. 2012年6月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年8月10日閲覧。 - 三原やっさ祭り
- ^ “三原ミスやっさ”. 2012年7月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年8月10日閲覧。 - 三原やっさ祭り
- ^ “FAQ”. 2012年8月10日閲覧。[リンク切れ] - 三原テレビ放送
- ^ “新型コロナ やっさ祭り中止 三原 /広島”. 毎日新聞. (2020年4月21日) 2020年4月21日閲覧。
- ^ a b “第37回三原やっさ祭りガイド1” (PDF). 2012年8月10日閲覧。[リンク切れ] - 三原やっさ祭り
- ^ “第37回三原やっさ祭りガイド2” (PDF). 2012年8月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年8月10日閲覧。 - 三原やっさ祭り
- ^ “歴代やっさ大賞チーム”. 2011年8月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年8月10日閲覧。 - 三原やっさ祭り