みなくるバス
表示
みなくるバスは、熊本県水俣市を産交バスが運行するコミュニティバスの愛称である。
概説
[編集]茂川-梅戸港線・大川線・中屋敷(葛彩館)線・湯の児線・茂道-湯の鶴(頭石・招川内)線の5路線からなる。
かつて産交バスが運行していた路線を引き継いだ路線が多いが、新規で運行を開始した区間や経由もある。
かつては市街地循環線(さくらバス)も運行されていたが、運行系統の見直しに伴い2022年1月4日を以て廃止され、さくらバスに使われていた車両は赤バス(茂川-梅戸港線)に充当されている。
沿革
[編集]- 2003年1月 水俣市コミュニティバス「みなくるバス」(茂川-梅戸港線)が運行開始。
- 2006年1月25日 大川線、中屋敷線が運行開始。
- 2007年1月 湯の児線が運行開始。
- 2008年3月 茂道-湯の鶴線が運行開始。
- 2016年3月28日 市街地循環線(さくらバス)が運行開始
- 2019年4月1日 各路線に系統番号を導入
- 2022年1月4日 市街地循環線(さくらバス)が廃止
運行ルート
[編集]主な停留所のみ記している。路線名の右隣の()は系統番号である。
- 1:■茂川線(41)
- 第1便:茂川→倶楽部前→木臼野入口→長崎公民館前→長崎入口→野川入口→野川→笹原→小田代公民館前→小田代下→侍→江南橋→西念寺前→5区公民館前→総合医療センター裏→総合医療センター
- 第2便:総合医療センター→水光社陣内店前→南福寺→江南橋→上内山→野川入口→長崎入口→長崎公民館前→木臼野入口→倶楽部前→茂川→(第1便と同一順序)→総合医療センター
- 第3便:総合医療センター→(第2便と逆順)→
- 第4便:総合医療センター→(第1便と逆順)→茂川
- 2:■梅戸港線(42)
- 第1便・第2便:総合医療センター→水光社前→二小前→丸島信用金庫前→丸島四つ角→魚市場前→祇園神社前→梅戸入口→梅戸港→明神入口→エコパークナーサリー前→汐見町→汐見町公民館前→百間町→水俣駅前→桜井町→旭町商店街→古賀町→水俣郵便局前→信用金庫前→総合医療センター→水俣市役所
- 第3便・第4便:水俣市役所→(第1便・第2便と逆順)→水俣市役所
- 3:■大川線(21)
- 経路:水俣駅前 - 桜井町 - 旭町商店街 - 水俣郵便局前 - 総合医療センター - 市役所前 - 水俣第一中学校前 - 田子の須 - 渡野入口 - 渡野 - 葛彩館 - みらい館前 - 元村 - 羽迫集会所前 - 仁王木 - 久木野郵便局前 - 愛林館前 - 診療所前 - 大川(大川公民館前)
- 4:■中屋敷線(22)
- 経路:水俣駅前 - 桜井町 - 旭町入口 - 水俣郵便局前 - 総合医療センター - 市役所前 - 水俣第一中学校前 - 田子の須 - 渡野入口 - 渡野 - 葛彩館 - みらい館前 - 元村 - 集 - 川原 - 丸石入口 - 新屋敷 - 本屋敷 - 中屋敷
- 4:■葛彩館線(23)
- 経路:水俣駅前 - 桜井町 - 旭町入口 - 水俣郵便局前 - 総合医療センター - 市役所前 - 水俣第一中学校前 - 田子の須 - 渡野入口 - 渡野 - 葛彩館
- 5:■湯の児線(51)
- 経路(湯の児方面):水俣駅前→桜井町→旭町商店街→古賀町→信用金庫前→図書館前→天神町→文化会館前→日当→桜ヶ丘→下外平→桜ヶ丘→下外平→外平→上外平→とんとん峠→白梅荘前→西湯の児→中湯の児→湯の児
- 経路(水俣駅前方面):湯の児→中湯の児→西湯の児→白梅荘前→とんとん峠→上外平→外平→下外平→桜ヶ丘→日当→文化会館前→総合医療センター→中央街→旭町商店街→桜井町→水俣駅前
- 6:■茂道-湯の鶴・頭石線(31)
- 経路:茂道漁港 - グリーンスポーツ前 - 西ノ浦 - 西浦団地前 - 袋中学校前 - 袋三叉路 - 出月 - 陣原団地前 - おれんじ館 - 月浦団地前 - 坂口入口 - 井手山橋 - 公民館前 - 三年ヶ浦 - 浦上町 - 港町二丁目 - 百間町 - 水俣駅前 - 桜井町 - 旭町商店街 - 旭町四つ角 - 5区公民館前 - 医療センター裏 - 市役所前 - 水光社陣内店前 - 南福寺 - 江南橋 - 内山団地前 - 内山 - 鶴 - 御手洗団地前 - 下大窪 - 大窪 - 上窪 - 白岩 - 新屋敷 - 大森 - 赤林 - 下村 - 舟迫橋 - 中村 - 湯ノ元 - 湯の鶴 - 湯の鶴温泉センター - 流合橋 - 頭石橋 - 頭石中村 - 頭石(かぐめいし)
- 6:■茂道-湯の鶴・招川内線(33・頭石経由は32)
- 経路:茂道漁港 - グリーンスポーツ前 - 西ノ浦 - 西浦団地前 - 袋中学校前 - 袋三叉路 - 出月 - 陣原団地前 - おれんじ館 - 月浦団地前 - 坂口入口 - 井手山橋 - 公民館前 - 三年ヶ浦 - 浦上町 - 港町二丁目 - 百間町 - 水俣駅前 - 桜井町 - 旭町商店街 - 旭町四つ角 - 5区公民館前 - 医療センター裏 - 市役所前 - 水光社陣内店前 - 南福寺 - 江南橋 - 内山団地前 - 内山 - 鶴 - 御手洗団地前 - 下大窪 - 大窪 - 上窪 - 白岩 - 新屋敷 - 大森 - 赤林 - 下村 - 舟迫橋 - 中村 - 湯ノ元 - 湯の鶴 - 湯の鶴温泉センター - 流合橋 - (頭石橋 - 頭石中村 - 頭石 - 頭石中村 - 頭石橋 - )招川内(まんば)
- 7:■市街地循環線・さくらバス(11)
- 経路:エコパーク道の駅みなまた - 百間町 - 水俣駅 - 桜井町 - 中央街 - 天神町 - 市役所前 - 水俣第一中学校前 - 田子の須 - 上田子の須 - 新水俣駅
ダイヤ
[編集]- ■茂川線と梅戸港線は、水俣市役所を基点とした循環路線で1日に4回の運行があるが、土曜日と日曜日及び祝祭日・年末年始は一便目が運休になる。
- ■大川線と中屋敷線は、水俣駅前を基点とした往復路線で区間制の運行である。
- 大川線:平日は1日5便で、土曜日と日曜日及び祝祭日・年末年始は1日3便になる。
- 中屋敷線:平日は1日3便で、土曜日と日曜日及び祝祭日・年末年始は1日2便になる。
- なお、葛彩館までの折り返し便も数本設定あり。
- ■湯の児線は、水俣駅前を基点とした往復路線である。
- 湯の児⇒水俣駅前:平日は1日5.5便で、土曜日と日曜日及び祝祭日・年末年始は1日3便になる。
- 水俣駅前⇒湯の児:平日は1日5便で、土曜日と日曜日及び祝祭日・年末年始は1日3便になる。
- ■茂道-湯の鶴線は茂道漁港 - 水俣駅前 - 流合橋 - 頭石・招川内間を結ぶ往復路線で区間制の運行である。
- 茂道漁港⇒水俣駅前⇒頭石:平日は1日3便で、土曜日と日曜日及び祝祭日・年末年始は1日4便になる。
- 茂道漁港⇒水俣駅前⇒流合橋:平日は1日6便で運行するが、土曜日と日曜日及び祝祭日・年末年始は4便になる。
- 頭石⇒水俣駅前⇒茂道漁港:平日は1日3便で、土曜日と日曜日及び祝祭日・年末年始は1日4便になる。
- 流合橋⇒水俣駅前⇒茂道漁港:平日は1日6便で運行するが、土曜日と日曜日及び祝祭日・年末年始は4便になる。
- ■市街地循環線(さくらバス)は平日、土休日とも1日5便の運行である。
運行会社・運賃
[編集]- (小学生は小学生専用回数券のみ利用可。)
- ■大川線と中屋敷線の運賃は、2区間までの乗車の場合、中学生以上の大人が150円、小学生が80円、回数券利用の場合は1枚必要、または2区間を超えて乗車の場合、中学生以上の大人が300円、小学生150円、回数券利用の場合は2枚必要。
- (小学生は小学生専用回数券のみ利用可。)
- ■湯の児線の運賃は、中学生以上の大人が一律150円、小学生が80円、回数券利用の場合は1枚必要。
- (小学生は小学生専用回数券のみ利用可。)
- ■茂道-湯の鶴線の運賃は、2区間までの乗車の場合、中学生以上の大人が150円、小学生が80円、回数券利用の場合は1枚必要、または2区間を超えて乗車の場合、中学生以上の大人が300円、小学生150円、回数券利用の場合は2枚必要。
- (小学生は小学生専用回数券のみ利用可。)
- ■市街地循環線(さくらバス)の運賃は、中学生以上の大人が一律150円、小学生が80円、回数券利用の場合は1枚必要。
- 熊本県内各バス会社共通1日乗車券「わくわく1dayパス」(熊本県内版)は使用不可。但し、SUNQパス(全種類)は使用できる。熊本地域振興ICカード(くまモンのIC CARD)も使用できる。
- みなくるバス専用回数券がある(10枚綴りで、中学生以上の大人が1,000円、小学生専用が500円。車内、産交バス水俣営業所で販売)。
- みなくるバス専用定期券も用意している(産交バス水俣営業所で販売)。
区間制
[編集]- ■大川線・■中屋敷線・■茂道-湯の鶴線には、区間制を導入している。
- ■大川線は4区間制である。
- (1.水俣駅前~渡野入口/2.渡野入口~葛彩館/3.葛彩館~暖谷/4.暖谷~大川)
- ■中屋敷線は3区間制である。
- (1.水俣駅前~渡野入口/2.渡野入口~葛彩館/3.葛彩館~中屋敷)
- ■茂道-湯の鶴線は3区間制である。
- (1.茂道漁港~水俣駅前/2.水俣駅前~上窪/3.上窪~頭石)
車両
[編集]- ■茂川線・梅戸港線
-
- 日野リエッセ(赤色)
- ■大川線・中屋敷線および葛彩館線
-
- 日野リエッセ(黄色)
- ■湯の児線
-
- 日野ポンチョ(あお色)
- ■茂道-湯の鶴線
-
- 日野ポンチョ(おれんじ色)
- ■市街地循環線(さくらバス)
-
- 日野ポンチョ(ピンク(さくら)色)