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みせん丸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「みせん丸」(4代目)

みせん丸(みせんまる)は、JR西日本宮島フェリー宮島航路に就航する船舶である。西日本旅客鉄道(JR西日本)が最初に新造した鉄道連絡船である[1]。現在のみせん丸は4代目である。

船名の「みせん」は、宮島にある山、弥山に由来する。

概略

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内海造船田熊工場で建造し、1996年(平成8年)3月7日進水[2]。同年4月18日竣工。同年4月27日就航[3]カーフェリーの機能を強化し、前後対称の船体が特徴である[1]

観光船の役割を重視し、船室には大型の窓を使用している。

プロフィール

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  • 総トン数:218t
  • 全長:34.7m[1]
  • 全幅:9.5m[1]
  • 定員:800名[1] (車両搭載時 460名)
  • 自動車:15台(4m未満)[1]
  • 速力:10.6kt
  • 船籍:日本の旗 日本 廿日市市

その他

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宮島航路で「弥山丸」「みせん丸」の名称の船舶は4隻ある(西暦は宮島航路での就航年)。

弥山丸(初代) 鉄道省国鉄 1920年~1954年
みせん丸(2代目) 国鉄 1965年~1975年
みせん丸(3代目) 国鉄→JR西日本 1978年~1996年
みせん丸(4代目) JR西日本→JR西日本宮島フェリー 1996年~

脚注

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  1. ^ a b c d e f 鉄道ジャーナル』第30巻第08号、鉄道ジャーナル社、1996年8月、91頁。 
  2. ^ 「JR西日本 宮島航路に新造船 「みせん丸」が進水式」『交通新聞』交通新聞社、1996年3月13日、3面。
  3. ^ “JR7社14年のあゆみ”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 9. (2001年4月2日) 

外部リンク

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