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『まりと殿様』(まりととのさま)はその原題が『毬と殿様』(まりととのさま)で、1929年に西條八十・作詞、中山晋平・作曲で発表された日本の童謡である。
歌詞の出だしは「てんてんてんまり、てん手まり」で、全部で5詩節がある。正月の(女の子の)手まりから、手まりが有名な紀州[1]とそこの殿様、手まりが殿様の参勤交代の行列へ転びこみ、(女の子)は三年経っても帰らなくて、丸い手まりは丸いミカンになったと、話を自由に発展させている。[2]
『まりと殿様』は、和歌山城のチャイムとして使われている。