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『ぶたが逃げた』(ぶたがにげた)は、日本の楽曲。作詞:宮沢章二、作曲・編曲:小田啓義、歌:ジャッキー吉川とブルー・コメッツ(「ブルー・コメッツ」名義)。
1968年10月 - 11月、NHKの『みんなのうた』で紹介。町に売られた親豚を追い、子豚が村から逃げ出すも、鈍足ゆえにカラスに笑われ、道に迷った挙句に空腹で倒れ、夜は涙をこらえながら道端で眠ると、様々な障害にぶつかりながら、「明日は誰かが拾ってくれる」と子豚を励ますといった内容の楽曲。映像はモノクロで、アニメーションは「アンクルトリス」で知られる柳原良平。柳原は他にも『いいやつみつけた』『トトトの歌』などといった『みんなのうた』楽曲のアニメを制作している。
当時NHK出演が許されたブルコメの唯一の『みんなのうた』出演だが、DVDやCD(ブルコメ関連も)には収録されていない。また再放送は1969年2月 - 3月の1回きりだったが、「みんなのうた発掘プロジェクト」で音声が提供され、2021年12月にラジオのみで再放送される。このほか、1969年1月2日には『特集みんなのうた』でも再放送された。
現在は日本放送出版協会発売の『NHKみんなのうた』第9巻に楽譜が収録されている。
世界文化社発行の「ドレミファブック」には、熊倉一雄の歌唱で収録されている(編曲:山内正治)。
2016年12月24日放送分の『エンタの神様』では「我が家」のコントのBGMとして使用された。
- みんなのうた(公式サイト)
- みんなのうた缶(非公式サイト)
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メンバー |
三原綱木(Guitar & Vocal) - 小田啓義(Organ & Piano)
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旧メンバー |
ジャッキー吉川(Drums) - 高橋健二(Bass & Vocal) - 井上忠夫(Flute & Sax & Vocal) - ヒロ池ヶ谷(Drums) - 白鳥健二(Bass & Vocal) - 姫神じゅん(Guitar & Vocal) - 山根宮子(Piano & Vocal) - 佐伯芳江(Organ & Vocal) - 金崎タミキ(Bass & Vocal) - 早見タロー(Guitar & Vocal) - 渡辺トオル(Sax & Flute & Vocal) - 上瀧洋之(Vocal) - 平石友実(Bass) - 森本博夫(Guitar) - 中野誠(Keyboard) - 高橋毅(Vocal) - 土井立庭(Guitar) - 岸明樹(Keyboard) - 白川博朋(Bass) - 安田一平(Guitar)
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シングル | |
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アルバム |
グランド・ヒット・パレード (第3集) - クリスマスをエレキ・ギターで(→ブルー・コメッツのクリスマス) - 青い瞳/青い渚 ブルー・コメッツ・オリジナル・ヒット集 - ベスト・ヒット'66 - ブルー・コメッツ・リサイタル - これぞヤング・ビート - ブルー・コメッツ=オリジナル・ヒット第2集 - ヨーロッパのブルー・コメッツ - アメリカのブルー・コメッツ - ベスト・オブ・ブルー・コメッツ - ヤング・ビート・ブルー・コメッツ - ポピュラーヒット25年史 (上巻) - ポピュラーヒット25年史 (下巻) - ベスト・オブ・ブルー・コメッツVol.2 - スター・ダブル・デラックス/ジャッキー吉川とブルー・コメッツ - G.S.R. - ラヴ・サウンド/ブルー・コメッツ -ブルー・コメッツの素晴らしき音の殿堂 - ブルー・コメッツの素晴らしきオリジナル・サウンド - ディスコ大作戦 - ゴールデン・スター・ワイド・デラックス/ジャッキー吉川とブルー・コメッツ - ジャッキー吉川とブルー・コメッツ・ベスト - THE TALES OF BLUE COMETS PAST MASTERS 1965-1972 - THE TALES OF BLUE COMETS PAST MASTERS BOX 1965-1972 - ブルー・コメッツ フォーエバー - ジャッキー吉川とブルー・コメッツ ゴールデン☆ベスト - ジャッキー吉川とブルー・コメッツ ゴールデン☆ベスト コロムビア・イヤーズ (1966~1972)
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出演映画 | |
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関連項目 | |
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