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ぶざま岳

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ぶざま岳
画像募集中
標高 322 m
所在地 日本の旗 日本
沖縄県石垣市
位置 北緯24度25分38.4秒 東経124度8分29.3秒 / 北緯24.427333度 東経124.141472度 / 24.427333; 124.141472座標: 北緯24度25分38.4秒 東経124度8分29.3秒 / 北緯24.427333度 東経124.141472度 / 24.427333; 124.141472
山系 於茂登山系
種類 岩石山
ぶざま岳の位置(日本内)
ぶざま岳
プロジェクト 山
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ぶざま岳(ぶざまだけ)は、沖縄県石垣市にある標高322mのである。

概要

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於茂登山系の西端に位置し、地質的には花崗岩とその風化土壌からなる[1]。この山から南東に流れる白水川は豊富な水量を有し、名蔵アンパルに流れ込む名蔵川の水源となっている。白水川の流域一帯には、ケナガエサカキスダジイの群落が形成されている[2]

地元では、ブザーマダキ、又は、プサーマダキと呼ぶ。「ブザーマ」は方言で「尾」を意味し、於茂登山系の西端に位置することから名づけられたとされる[1]

この山の中腹にはテラス状になった巨石があり、川平湾を一望することができる。この場所は「川平湾絶景テラス」と名づけられて、石垣市の「島人ぬ宝さがしプロジェクト」で新名所のひとつに選定されている[3][4][5][6]

ぶざま岳には登山道が整備されていないにもかかわらず、「川平湾絶景テラス」が知られるようになったこと等から登山者が増加しており、それに伴い、近年、遭難が多発している。2021年には8月までに3件4人の遭難が発生しており、同年9月には注意喚起の看板が設置されている[7][8]

脚注

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  1. ^ a b 角川日本地名大辞典編纂委員会 『角川日本地名大辞典 47 沖縄県』 角川書店、p.611
  2. ^ 西表石垣国立公園 公園計画書” (PDF). 環境省 (2016年4月15日). 2018年2月11日閲覧。
  3. ^ “川平湾絶景テラス、ミーバイ岩… 石垣の新名所、24ヵ所選出”. 琉球新報. (2017年1月16日). オリジナルの2017年1月17日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20170117141026/http://ryukyushimpo.jp/news/entry-428040.html 
  4. ^ “島人ぬ宝さがし 新たな島のスポット24カ所発表”. 八重山毎日新聞. (2016年12月10日). オリジナルの2016年12月11日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20161211144105/http://www.y-mainichi.co.jp/news/30868/ 
  5. ^ 島人ぬ宝さがしプロジェクト”. 石垣市. 2019年6月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年2月11日閲覧。
  6. ^ 川平湾絶景テラス”. 令和元年度スポーツツーリズム戦略推進事業. 沖縄県 文化観光スポーツ部 スポーツ振興課. 2021年1月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年9月3日閲覧。
  7. ^ “石垣市 相次ぐ遭難に注意喚起”. 八重山毎日新聞. (2021年8月13日). オリジナルの2021年8月13日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20210813011331/https://www.y-mainichi.co.jp/news/37695/ 
  8. ^ “ぶざま岳に看板設置 遭難多発で注意喚起”. 八重山毎日新聞. (2021年9月2日). オリジナルの2021年9月2日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20210902003551/https://www.y-mainichi.co.jp/news/37754/ 

外部リンク

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