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ふたごのプリンセス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ふたごのプリンセス
ジャンル 少女漫画
漫画
作者 わたなべまさこ
出版社 秋田書店
掲載誌 月刊プリンセス
レーベル 1. プリンセスコミックス
2. わたなべまさこ名作集
発表号 1975年1月号(創刊号) - 1975年12月号
巻数 1. 全2巻(秋田書店)
2. 全2巻(ホーム社,名作集)
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画
ポータル 漫画

ふたごのプリンセス』は、わたなべまさこによる日本漫画作品。
秋田書店・「月刊プリンセス」の1975年昭和50年)1月号(創刊号)から1975年12月号まで丸1年間、連載されていた[1][注釈 1]


単行本は、秋田書店のプリンセスコミックスより全2巻(1975-1976年)が刊行された。1995年わたなべまさこ名作集でも全2巻刊行されている[1]

わたなべまさこが好んでよく描いた「生き別れの双子モチーフ」作品群の最後の作品[2][3]

ストーリー

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はなればなれになった双子の姉妹、ミチルとチルチル。ミチルはお金持ちの父親と継母に育てられ、チルチルはジャングルでゴリラに育てられる。そんな2人が出会って。

登場人物

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ミチル
金持ちの父親リチャードと継母エリザベートに育てられる。継母より処方された薬の副作用で目が見えない。
チルチル
ミチルの双子の妹。麗に育てられる予定で、航空機に乗ったが、その航空機がコンゴ上空で墜落。死亡したと思われていたが、奇跡的に助かり、ジャングルでゴリラに育てられる。
水藻 麗(みずも れい)
ミチル、チルチルの実母、リチャードの愛人。高名なオペラ歌手。家庭教師のふりをして一緒に暮らすが、ミチルが目が見えるようになって身を引く。心臓疾患があったが、後に手術で完治。
リチャード・コンウォール
イギリス貴族。麗に一目惚れをし、逢瀬を重ねるが、婚約者エリザベートとの結婚の為別離。その後再会し、麗がチルチルとミチルを身籠る。

脚注

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注釈

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  1. ^ 主要作品解説は、少女漫画ラボラトリー【図書の家】主宰メンバーのうちの1人「卯月もよ」が記述

出典

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  1. ^ a b 『総特集 わたなべまさこ 90歳、今なお愛を描く』(河出書房新社,2018年9月30日初版,ISBN 978-4309279718)主要作品解説p.168|全作品リストp.185
  2. ^ プリンセスコミックス版 全2巻の書影あり。藤下真潮 (2008年12月27日). “神保町裏通り日記”. マンガ、和本、民俗、風俗のお店『くだん書房』公式サイト. くだん書房. 2023年4月16日閲覧。 "わたなべまさこが得意とした双子物の最後の作品"
  3. ^ 2018年の『総特集 わたなべまさこ』主要作品解説p.158-168|全作品リストp.180-190,作者インタビューp.30-31より