ひぐらしのなく頃に礼
ひぐらしのなく頃に礼 | |
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ジャンル | ファンディスク |
ゲーム | |
ゲームジャンル | サウンドノベル |
対応機種 | Windows 95 / 98 / Me / XP (NEC PC-98シリーズ除く) S!アプリ・iアプリ・EZアプリ※一部 |
推奨環境 | CPU:Pentium II 400MHz 以上 メモリ:128MB 以上 HDD空き容量:500MB以上 DirectX 8.0a 以降 |
ゲームエンジン | NScripter |
開発元 | 07th Expansion |
発売元 | [Win] 07th Expansion (s・i)タイトー (ez) デジマース |
ディレクター | 竜騎士07 |
キャラクターデザイン | 竜騎士07 |
メディア | CD-ROM |
プレイ人数 | 1人 |
発売日 | [Win] 2006年12月31日 (コミックマーケット71) 携帯アプリ版は配信日一覧参照 |
レイティング | 未審査 |
キャラクターボイス | なし |
小説:ひぐらしのなく頃に礼 賽殺し編 | |
著者 | 竜騎士07 |
イラスト | ともひ |
出版社 | 講談社 |
レーベル | 講談社BOX |
発売日 | 2009年3月6日 |
巻数 | 全1巻 |
漫画:ひぐらしのなく頃に 昼壊し編 | |
原作・原案など | 竜騎士07(原作・監修) |
作画 | 佳月玲茅 |
出版社 | スクウェア・エニックス |
掲載サイト | ガンガンONLINE |
レーベル | ガンガンコミックスONLINE |
発表期間 | 2009年3月26日 - 2009年9月24日 |
巻数 | 全1巻 |
話数 | 全7話 |
漫画:ひぐらしのなく頃に礼 賽殺し編 | |
原作・原案など | 竜騎士07(原作・監修) |
作画 | 鈴羅木かりん |
出版社 | スクウェア・エニックス |
掲載誌 | 月刊ガンガンJOKER |
レーベル | ガンガンコミックスJOKER |
発表号 | 2011年7月号 - 2011年12月号 |
発表期間 | 2011年6月22日 - 2011年11月22日 |
巻数 | 全1巻 |
話数 | 全6話 |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | ゲーム、ライトノベル、漫画 |
ポータル | ゲーム、文学、漫画 |
『ひぐらしのなく頃に礼』(ひぐらしのなくころに れい)は、07th Expansionが製作した同人ゲーム『ひぐらしのなく頃に』のファンディスクである。略称は「ひぐらし礼」。
2006年12月31日のコミックマーケット71(3日目)で頒布開始(同人ショップでの頒布開始は同日の午後4時以降)。また、本編と同様に携帯電話アプリ版がタイトー(S!アプリ、iアプリ)およびデジマース(EZアプリ)から配信されている(デジマースは『賽殺し編』のみ)。
上記作品を原作とするアニメの第3期タイトルでもある。ただし、原作と異なり「賽殺し編」の前にPS2版『ひぐらしのなく頃に祭』の初回限定版「お持ち帰りぃ〜セット」の特典ブックレットに掲載の「羞晒し編」(はじさらしへん)が含まれ、「罰恋し編」は含まれない。
詳細は下記別項記述を参照。
内容
[編集]番外編の新作エピソード2編を収録。またおまけとして、当初「目明し編」に収録されていたが「罪滅し編」以降の合本からは削除されていた『目明し編』の「お疲れ様会」が「罰恋し編」と改題のうえで再録されている。
「罰恋し編」を除いた2編のシナリオをクリアすると、新たに「OTSUKARE」が登場し、「お疲れ様会」と「音楽室」が追加される。「お疲れ様会」では、『ひぐらしのなく頃に』に登場した、立ち絵が実装されたキャラが全員登場する。
賽殺し編
[編集]“さいころしへん[1]”。『祭囃し編』の後日談[2]。昭和58年8月の雛見沢村が舞台であり、真の最終章ともいえる作品で次回作うみねこのなく頃にの前日譚。主人公は古手梨花。
DS版「絆・第四巻」に収録された。
- あらすじ
- ある日、部活メンバーとプール遊びに行った帰りに、梨花は何気ない不注意から交通事故に遭ってしまう。次に目覚めた時、梨花はこれまでとは全く異なる世界にいることに気付く。
- どこか違う仲間たち、明らかに異なる村の雰囲気と自分の立場、昭和58年の時点で生きている両親、そして何よりもこの世界になぜか行くことの出来ない羽入。梨花は羽入と連絡をとりつつ、元の世界に戻るべく調査を開始するのだが…。
漫画
[編集]スクウェア・エニックス刊『月刊ガンガンJOKER』で2011年7月号から12月号まで連載。作画は鈴羅木かりん。後述の通り「昼壊し編」と「罰恋し編」は既に漫画化されているため、ゲームを原作とするエピソードとしては本作品が最後の漫画化となった[3]。
- ISBN 978-4-7575-3451-3 2011年12月22日初版発行
アニメ
[編集]第3期 (OVA) 「ひぐらしのなく頃に礼」第2話 - 第4話。
- 第2話 賽殺し編 其の壱
- 第3話 賽殺し編 其の弐
- 第4話 賽殺し編 其の参
アニメでは冒頭の「プールの帰り道」という設定が「ゲーム大会の帰り道」に変更されている。
小説
[編集]- ひぐらしのなく頃に礼 〜賽殺し編〜 ISBN 978-4-06-283704-0
昼壊し編
[編集]“ひるこわしへん”。タイトルの由来は、昼(デイ)壊し(ブレイク)。黄昏フロンティアの3D対戦アクションゲーム『ひぐらしデイブレイク』の世界観を用いたエピソード。ただし、『ひぐらしデイブレイク』とはストーリーは異なる。主人公は前原圭一と古手梨花。梨花が『皆殺し編』のことを話していたりと、パラレルワールドになっている。
DS版「絆・第二巻」に「異本 昼壊し編」として収録された(ただし、異本の名のとおりアレンジされている)。
- あらすじ
- ある日、圭一とレナが宝探しをした帰り道にレナが何かを飲み込んでしまう。翌日から様子がおかしくなったレナ。梨花曰く、赤い勾玉を持つ人は白い勾玉を持つ人を好きになってしまうという古手家の秘宝「フワラズの勾玉」の封印が解け、レナが赤い方を飲み込んでしまったらしい。当然、レナは白い勾玉をもった人に猪突猛進してしまう。果たして、この騒動の顛末は?
漫画(昼壊し編)
[編集]スクウェア・エニックスのウェブコミック配信サイト『ガンガンONLINE』で2009年3月26日更新分から9月24日更新分まで連載された。
作画・佳月玲茅。なお、タイトルに「礼」は付いていない。
- ISBN 978-4-7575-2746-1 2009年12月22日初版発行
アニメ(昼壊し編)
[編集]第3期 (OVA) 「ひぐらしのなく頃に礼」第5話。
- 第5話 昼壊し編
罰恋し編
[編集]“ばつこいしへん”。『目明し編』の「お疲れ様会」の再録にあたるおまけ作品。本編が収録されたのは2004年12月のコミックマーケット67で頒布された『目明し編』のみが収録されたバージョンに限られていたため、『罪滅し編』以降の合本で解答編をプレイしたユーザーにとっては初見となる。“あまりの危険度“のために封印された幻のシナリオ。
漫画(罰恋し編)
[編集]『目明し編』(方條ゆとり)と『罪滅し編』(鈴羅木かりん)の第3巻購入特典として方條ゆとりが本編を漫画化している(鈴羅木かりん「れなぱん」との合本)。
アニメ(罰恋し編)
[編集]第4期 (OVA) 「ひぐらしのなく頃に煌」第1話。
- 第1話「罰恋し編 -喜-」
エピソードテーマ「喜・努・愛・楽」のうち「喜」のエピソードとなる。なお、アニメ化にあたりストーリーの再構築が行われている[4]。
登場人物
[編集]関連商品
[編集]カードゲーム
[編集]- Lycee
- シルバーブリッツのトレーディングカードゲーム、Lyceeに参戦している。収録エキスパンションは、07th Expansion1.0など。
脚注
[編集]- ^ 一部で「さいごろしへん」と表記されることもあるが、誤りである。
- ^ 竜騎士07が製作日記2006/11/13にて、「賽殺し編は、祭囃し編の後の昭和58年夏の話です。第9話としてくれぐれも読まないように気をつけてください。あくまでも時間軸が祭囃し編の直後、というだけですので念のため…」と発言している。しかし、ファミ通2009年11月5日号では「物語が結末を迎える 祭囃し編と、その後のお話 賽殺し編」、『月刊ガンガンJOKER』2011年5月号に付属した『「ひぐらしのなく頃に」最終回メモリアル画集』において「後日談という名の第九話」と発言している。
- ^ 本作品の連載終了に前後し、ゲームのプロトタイプに当たる小説「雛見沢停留所」を原作とする漫画化作品「雛見沢停留所 〜ひぐらしのなく頃に原典〜」(作画・ともぞ)が『月刊ビッグガンガン』で2011年10月から連載されている。
- ^ OVAひぐらしのなく頃に煌・ストーリー紹介 2012年7月13日閲覧より。