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はぎのかおり

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

はぎのかおりは、1991年平成3年)に宮城県古川農業試験場によって育成されたイネ(稲)の品種[1]香り米の一つ[2]。旧系統名は「東北144号」[3]。「みやかおり」と「東北125号」との交配によって育成された[1]

東北地方中南部以南に適する[1]。稈長は中で、やや小粒[1]。熟期は宮城県では中生の晩[1]。収量は、香り米としては多収で、「ササニシキ」と同程度である[1]。宮城県の奨励品種となっている[3]

アミロース含有率は通常米並で、タンパク質含有率はやや低い[1]。香りが強すぎるため、通常米に5〜10%混米して炊飯する[1]

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h 石谷 2009, p. 163.
  2. ^ 日本食糧新聞社 編 2018, p. 168.
  3. ^ a b 香り米水稲新品種「はぎのかおり」”. www.naro.affrc.go.jp. 2022年1月20日閲覧。

参考文献

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  • 石谷, 孝佑 編『米の事典 -稲作からゲノムまで-』(新版)幸書房、2009年11月20日。ISBN 9784782103388 
  • 日本食糧新聞社 編『全国お米のこだわり銘柄事典』日本食糧新聞社、2018年4月18日。ISBN 9784889272666 

関連項目

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