はがきデザインキット
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開発元 | 日本郵便 |
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初版 | 2008年10月28日 |
最新版 |
2024
/ 2023年11月1日 |
対応言語 | 日本語 |
種別 | はがき作成ソフト |
ライセンス | プロプライエタリ |
はがきデザインキットは、日本郵便がインターネット上で無料提供するはがき作成ソフトウェアである。
直感的な操作で誰でも簡単にはがきを作成できることを特徴としている。自宅のプリンターで印刷するほか、有償の印刷サービスや投函サービスを利用することもできる。
種別
[編集]インストール版
[編集]PC向けのバージョン。Adobe AIRのアプリであるため、WindowsやMacOSなどプラットフォームを問わず利用できる。2008年10月の最初のバージョンからバージョン2021まで提供されていたが、Adobe社がAdobe AIRのサポートを2020年12月末に終了したのと同時期に提供を終了した。終了後は住所録を書き出す機能のみが使用できる。
スマホアプリ版
[編集]スマホで撮りためた写真を呼び出して手軽に作成できることが特徴である。2012年12月1日からAndroidおよびiOS向けに提供されている[1]。
ウェブ版
[編集]ブラウザのみを使用してオンラインでデザインから投函まで行える。2015年10月より提供開始。2020年1月31日にサービスを終了した[2]が、2021年11月1日より再び提供開始。
バージョン履歴
[編集]- 年賀状デザインキット
- はがきデザインキット2010
- はがきデザインキット2011
- 2010年11月1日公開[6]。
- はがきデザインキット2012
- 2011年11月1日公開[7]。
- はがきデザインキット2013
- 2012年11月1日公開[8]。
- はがきデザインキット2014
- 2013年11月1日公開[9]。
- はがきデザインキット2015
- 2014年10月30日公開[10]。
- はがきデザインキット2016
- 2015年10月29日公開[11]。
- 従来からのものをインストール版と呼び、新たに、PCにインストールすることなくブラウザのみで利用できるウェブ版、iPhoneやAndroidに対応したスマホアプリ版を公開した。
- はがきデザインキット2017
- 2016年11月1日、インストール版、スマホアプリ版、ウェブ版を公開[12]。
- はがきデザインキット2018
- 2017年11月1日、インストール版、スマホアプリ版、ウェブ版を公開[13]。
- 印刷時の画質が向上した。
- 過去バージョンで作成したファイルをこのバージョンで印刷しようとするとレイアウトが崩れることがある。
- 2018年1月31日サービス終了。
- はがきデザインキット2019
- 2018年11月1日、インストール版、スマホアプリ版、ウェブ版を公開[14]。
- 2019年1月31日サービス終了。
- はがきデザインキット2020
- 2019年11月1日、インストール版、スマホアプリ版、ウェブ版を公開。
- このバージョンをもってウェブ版のサービス提供が終了した[15]。(のちに2021年11月に再開される。)
- 2020年1月31日サービス終了。
- はがきデザインキット2021
- 2020年10月29日、インストール版、スマホアプリ版を公開。
- インストール版が提供された最後のバージョンである。今期のサービス終了後は住所録を書き出す機能のみが利用できる[16]。
- 2021年1月29日サービス終了。
- はがきデザインキット2022
- 2021年11月1日、スマホアプリ版、ウェブ版を公開。
- 2022年1月31日サービス終了。
- はがきデザインキット2023
- 2022年11月1日、スマホアプリ版、ウェブ版を公開。
- 印刷注文機能、宛名面の印刷用データ提供機能は廃止され、デザインデータを作成し、⾃宅プリント⽤としてPDF形式でダウンロードするか、コンビニ印刷する機能に限定された[17]。
- 2023年1月31日サービス終了。
- はがきデザインキット2024
- 2023年11月1日、スマホアプリ版、ウェブ版を公開。
- 2024年1月31日サービス終了。
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ 日経クロステック(xTECH). “2012年向け年賀状が発売、スマホで作れるサービスも”. 日経クロステック(xTECH). 2021年10月3日閲覧。
- ^ 株式会社インプレス (2020年1月7日). “日本郵便の年賀状作成ツール「はがきデザインキット」、実質的にサービス終了へ【やじうまWatch】”. INTERNET Watch. 2020年1月15日閲覧。
- ^ “Webサイトに関するお知らせ”. 2020年1月2日閲覧。
- ^ “無料サービスで30秒で――年賀状のデザインを決定する”. ITmedia エンタープライズ. 2020年1月2日閲覧。
- ^ 株式会社インプレス (2009年12月8日). “1000以上の素材を収録したフリーの年賀はがきソフト「はがきデザインキット2010」NOT SUPPORTED”. 窓の杜. 2020年1月2日閲覧。
- ^ 株式会社インプレス (2010年11月1日). “郵便事業、来年の干支“卯”の素材を追加した「はがきデザインキット2011」を公開”. 窓の杜. 2020年1月2日閲覧。
- ^ 株式会社インプレス (2011年11月1日). “郵便事業、来年の干支である“辰”の素材を追加した「はがきデザインキット2012」”. 窓の杜. 2020年1月2日閲覧。
- ^ 株式会社インプレス (2012年11月1日). “日本郵便、年賀はがき作成ソフト「はがきデザインキット2013」を公開”. 窓の杜. 2020年1月2日閲覧。
- ^ 株式会社インプレス (2013年11月6日). “日本郵便、“午年”向けの素材を追加した「はがきデザインキット2014」を公開”. 窓の杜. 2020年1月2日閲覧。
- ^ 株式会社インプレス (2014年10月30日). “日本郵便、“未年”向けの素材を追加した「はがきデザインキット2015」を公開”. 窓の杜. 2020年1月2日閲覧。
- ^ 株式会社インプレス (2015年10月29日). “日本郵便、“申年”向けの素材を追加した「はがきデザインキット2016」を公開”. 窓の杜. 2020年1月2日閲覧。
- ^ 株式会社インプレス (2016年11月1日). “日本郵便、「はがきデザインキット2017」を無償公開。酉年の素材を1,000点収録”. 窓の杜. 2020年1月2日閲覧。
- ^ 株式会社インプレス (2017年11月1日). “日本郵便、今年も“郵便年賀.jp”を始動 ~「はがきデザインキット2018」の無償提供も/ウェブ版、インストール版、スマホアプリ版の3つが選べる”. 窓の杜. 2020年1月2日閲覧。
- ^ 株式会社インプレス (2018年11月7日). “日本郵便、“郵便年賀.jp 2019”を始動 ~今年も「はがきデザインキット」を無償提供/来年の干支“亥(いのしし)”など、新しい素材が追加”. 窓の杜. 2020年1月2日閲覧。
- ^ “はがきデザインキット2020[ウェブ版]”. はがきデザインキット2020[ウェブ版]. 2020年5月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年5月10日閲覧。
- ^ “はがきデザインキットの使い方 インストール版の住所書き出し方法 | ゆうびん.jp”. 郵便年賀.jp. 2021年12月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年12月22日閲覧。
- ^ “一部機能に関するお知らせ”. はがきデザインキット2023【ウェブ版】. 2022年12月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年12月5日閲覧。