ぬし釣りシリーズ
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「ぬし釣りシリーズ」(ぬしづりシリーズ)は、1990年8月にパック・イン・ビデオ(現:マーベラス)より発売されたゲームソフト『川のぬし釣り』を始めとする作品群。
概要
[編集]主人公が川や海の「ぬし」と呼ばれる魚を求めて旅をする釣りRPG。以下のようにRPGによくある要素を取り入れている。
- ぬしを探るためには人々の話を聞いて、依頼や謎を解決しなければならない
- 野山を歩くと動物が出現して戦闘に入る
- 戦闘で得た経験値でレベルアップすると、戦闘で有利になるだけでなく、より遠くに釣り針を投げられるようになる
- 最初は低級な釣り具しか持っていないが、釣った魚を売却したお金で釣り具を充実させることができる
- 宿屋に泊ると体力が回復する。体力が減ると遠くまで針を投げられなくなる。釣った魚を食べることも体力を回復できるが、有毒魚を食べると死亡(宿屋から再スタート)する。
2014年12月29日から2021年10月31日まで、『川のぬし釣り』から『ぬし釣り64』までの開発者が独立し立ち上げたトゥキャンから、『釣り介』というゲームが配信されていた[1][2]。
シリーズ一覧
[編集]川のぬし釣りシリーズ
[編集]川や湖で淡水魚釣りに挑むシリーズ。一部携帯電話アプリにもなっている。
- 『川のぬし釣り』(ファミリーコンピュータ、1990年8月10日発売) - ぬし釣りシリーズ第1作。RPGの戦闘を釣りに変えたことからファニーゲーム賞を受賞
- 『川のぬし釣り2』(スーパーファミコン、1995年4月28日発売)
- 『川のぬし釣り3』(ゲームボーイ、1997年9月19日発売) - ぬし釣りシリーズ初の携帯機作品。この作品からうぉっちモードが登場
- 『川のぬし釣り 秘境を求めて』(PlayStation、1998年8月20日発売。開発:アクセス)
- 『川のぬし釣り4』(ゲームボーイカラー、1999年7月16日発売) - 川と海両方が舞台となっている
- 『川のぬし釣り5 〜不思議の森から〜』(ゲームボーイアドバンス、2002年3月15日発売)
- 『川のぬし釣り ワンダフルジャーニー』(PlayStation 2、2005年1月27日発売)
- 『川のぬし釣り3&4』(ゲームボーイアドバンス、2006年2月9日発売) - 『3』、『4』の移植版
- 『川のぬし釣り こもれびの谷せせらぎの詩』(ニンテンドーDS、2007年6月28日発売)
海のぬし釣りシリーズ
[編集]海岸や船上で海水魚釣りに挑むシリーズ。
- 『海のぬし釣り』(スーパーファミコン、1996年7月19日発売) - サテラビューでも配信
- 『海のぬし釣り2』(ゲームボーイ、1998年7月10日発売)
- 『海のぬし釣り 宝島に向かって』(プレイステーション、1999年7月22日発売。開発:ディーディーエル、アクセス)
ぬし釣りシリーズ
[編集]淡水、海水の両方を舞台とするシリーズ。
- 『ぬし釣り64』(NINTENDO64、1998年11月27日発売。開発:ディーディーエル) - 川のぬし釣りシリーズをベースに堤防ステージと海水魚が釣れる釣り堀を追加した作品。釣りシーン、魚の飼育水槽等にシリーズで初めて3Dポリゴンを使用。釣った魚や虫を飼育できる機能も採用。『海のぬし釣り2』と64GBパックで連動することにより釣り堀の魚を追加することができる
- 『ぬし釣り64 潮風に乗って』(NINTENDO64、2000年5月26日発売。開発:ディーディーエル) - 海のぬし釣りシリーズをベースにした作品。この作品から、海外も行くことが出来るようになった。『川のぬし釣り4』と64GBパックで連動
- 『ぬし釣りアドベンチャー カイトの冒険』(ゲームボーイカラー、2000年8月4日発売) - 特に冒険要素が強い。川と海で釣りが可能
関連作品
[編集]同一メーカーによる釣りゲーム。釣り部分のシステムは類似している。
- 『つり太郎』(スーパーファミコン、1994年7月8日発売) - RPG要素を無くした作品。淡水魚釣り
- 『ふね太郎』(スーパーファミコン、1997年8月1日発売) - 『つり太郎』の海水魚釣りバージョン
- 『磯釣り 離島篇』(スーパーファミコン、1996年1月19日)
- 『バーチャルフィッシング』(バーチャルボーイ、1995年10月6日)
- 『フィッシュアイズシリーズ』